海と言えば欠かせないのが日焼け対策。特に私が住む沖縄の海では、日焼け止めは1年中欠かせないマストアイテムです。しかし実は今、ハワイやパラオなど世界中の海がきれいな観光地で、一般的に販売されている日焼け止めが条例で使用できないのをご存知でしょうか?理由は「きれいなサンゴ達が大きなダメージを受けてしまうから」です。
沖縄の海も世界中の人達を魅了する、美しいサンゴ達が数多く生息しています。せっかく沖縄にくるなら、キレイな海やサンゴに気兼ねなく、思いっきり楽しみたいですよね。今回は20種類以上の日焼け止めを実際に使用した私が最後にたどり着いた、知っておくだけで役に立つ日焼け止めを選ぶ際のポイントと、沖縄県産の成分がたっぷりと配合された、サンゴにもやさしいおすすめの日焼け止めを、We-Love沖縄メンバーが実際に使用してみたレビューや総合評価もふくめて写真入りでわかりやすくご紹介します。
使用できる年齢、使用感などの細かい評価、どこで購入できるかなどの情報も書いてあるので、ぜひ最後まで読んでいただいて今後の日焼け止め選びの参考にしてくださいね。
沖縄旅行に日焼け止めはマストアイテム!
私は宮古島に移住してから、外出時はほとんど1年中日焼け止めを使用しています。では、なぜ1年中日焼け止めが必要なのでしょうか?それは、宮古島には日本でもトップレベルの紫外線が1年中降り注ぐからです。
実際に沖縄の紫外線量はどれくらいなのかグラフで見てみましょう。下記のグラフで示した数字はUVインデックスと言って、紫外線量をわかりやすく数字にしたものです。各グラフは2019年1年間の紫外線量を表示しています。環境省では3以上ではできるだけ日差しをさけ、8以上ではできるだけ外出を控えたほうがいいとされています。
![]() 東京都 |
![]() 宮古島市 |
![]() 那覇市 |
出典:気象庁ホームページ
グラフを見ると一目瞭然の紫外線量の多さで、1番紫外線量の少ない12月でも「日差しを避けるべき」数字の3を超えています。実際に私の息子は1か月間、週に1回ずつ海で遊ばせていたらとんでもない黒さになってしまいました。

週1回の海遊びでもこの黒さ
日焼け止めをえらぶときのポイント
日焼け止めが1年中必要なのはわかっていても、いざ日焼け止めを買おうと思った時、効果や成分など、見ただけではわかりにくいことがありますよね。

パッケージだけでは違いがわかりにくい
ここで代表的な表示の意味を簡単にご説明していきます。
SPF、PAってなに?
日焼け止めのパッケージに必ずと言っていいほど記載されているSPFとPA。この違いについて説明しましょう。
「PA」とは?
紫外線A波(UVA)と呼ばれる紫外線に効果があります。紫外線A波は肌の奥深くの真皮にまでとどき、DNAやコラーゲンを傷付けたり破壊したりします。その結果、日焼けによるしみやたるみなどの肌老化を招いてしまうのです。
「PA」はこの紫外線A波を防ぐ役割があります。+の数が効果の高さを示しています。
PA++++ | UVA防止に極めて高い効果がある |
PA+++ | UVA防止に非常に効果がある |
PA++ | UVA防止にかなり効果がある |
PA+ | UVA防止に効果がある |
「SPF」とは?
紫外線B波(UVB)と呼ばれる紫外線に効果があります。紫外線B波は肌が赤くなる炎症を起こし、肌が黒くなる原因です。色素沈着を起こし、日焼けによるシミやそばかすの原因になってしまいます。
「SPF」は紫外線B波を防ぐ目安の数値です。
ココがポイント
防ぐといっても「塗れば30時間、50時間焼けない」のではなく、SPF30なら焼けていくスピードを30倍遅らせる、SPF50なら焼けていくスピードを50倍遅らせる、というイメージです。
一番大切なポイントはこまめにムラなく2時間ずつ
ここまでで日焼け止めの表紙の記号や数字について、簡単に理解できるようになりました。
「じゃあSPFとPAが高い日焼け止めを持っていけばいいのね!」と思ったそこのあなた。ちょっと待ってください。日焼け止めを使用するうえで一番大切なのは、数値やスペックではないのをご存知ですか?現在各メーカーや研究機関が実験、検証をしてみたところ、SPFやPAの数値が低くても、きちんと日焼け防止効果が出ることが立証されています。
それよりも大切なことは、「ムラなく均一に塗りこむこと」と、「こまめに塗りなおすこと」です。
実際に1日中海遊びをしながら使用してみると、日焼け止めによって撥水性や落ちやすさが全く違うため、SPFとPAが高いものでも、塗りなおしをしないと焼けてしまうものがありました。各メーカーのサイトやパッケージにも「2時間おきに塗りなおしてください」と明記されています。
つまりSPFやPAの数値に関わらず、日焼けをしないためにはムラなくしっかり塗りこんで、約2時間おきにこまめに塗りなおすことこそが一番大切なポイントです。

日焼け止めの効果を保つにはこまめな塗りなおしが最大のポイント
日焼け止めでサンゴが死んでいく?海外での使用禁止成分
日焼け止めを使う時にはもうひとつ注意してもらいたい大切なポイントがあります。それが、日焼け止めに含まれる成分です。実は日焼け止めに含まれている成分がサンゴに大きなダメージを与え、殺してしまっている、という発表がされました。
参考
ワシントンポスト記事(全て英語です)
サンゴが死んでしまうなんておおげさ、と思うかもしれません。
ですが、実際に世界中でこの問題は大きく取り上げられており、海がキレイなことで有名な観光地などでは、美しい海を守るためにサンゴにダメージを与える成分が入っている日焼け止めを使用禁止、販売禁止にしている国が増えてきています。

美しい沖縄のサンゴたち

死んでしまうともはや墓場のようです
では具体的にはどの成分がダメなのでしょうか?代表例は「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」です。
メモ
「オキシベンゾン」は「オキシベンゾン-1」「オキシベンゾン-2」「オキシベンゾン-3」「オキシベンゾン-4」「オキシベンゾン-5」「スルイソベンゾン」などと表記されています。
「オクチキノサート」は「メトキシケイヒ酸エチルヘキチル」、「メトキシケイヒ酸オクチル」「パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキチル」などと表記されています。
日本で販売されている有名な日焼け止めのほとんどにこの成分が入っています。

メトキシケイヒ酸エチルヘキチルがオクチキノサート。成分は多い順に表示
一般的な日焼け止めを使用できない国、場所はどこ?
ではつぎに、実際に使用禁止の国や場所を見ていきましょう。
2020年9月4日現在
- ハワイ
2021年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。
参考:CNNニュースサイト
- パラオ
2020年1月1日より「オキシベンゾン」、「オクチキノサート」、「オクトクレリン」、「エンザカメン」、「トリクロサメン」、「メチルパラペン」、「エチルパラペン」、「ブチルパラペン」、「ベンジルパラペン」、「フェノキシエタノール」の10種類を含む日焼け止めを禁止。販売した場合には1000※ドル以下の罰金、持ち込んだ場合は没収。
参考:パラオ政府公式発表文書
- フロリダ キーウエスト
2021年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。 - オランダ領ボネール島
2021年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。 - アメリカ領バージン諸島
2020年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。
参考:ロサンゼルスタイムズ
- メキシコ
カンクンやコスメル、セノーテなどの自然保護区域、その他多くのビーチで使用できる日焼け止めが制限されている。場所によっては入り口で持ち物検査があり、没収される場合もある。
このようにハワイやパラオ、カンクンなど世界でも有名な美しい海をもつ地域が次々に使用を禁止しており、近い将来にはさらに多くの地域で規制されることが予想されています。
沖縄にも美しいサンゴがたくさん生息しています。楽しい旅行のためにせっかく用意した日焼け止めが、キレイな海で使えなかったり、海外旅行の現地で没収になったりするのはさびしいですよね。
サンゴにやさしいおすすめ日焼け止めリスト
現在、日本の各化粧品メーカーからこの使用禁止成分が入っていない日焼け止めが続々と発売されています。ここからは実際にサンゴにもやさしく肌にもやさしい、おすすめ日焼け止めをご紹介していきます。今回はWe-Love沖縄女性メンバー5名が実際に使用してみた際の以下の6つのポイントを5つ星で評価し、合計平均や忖度なしの生レビューをご紹介いたします。
評価ポイント(5点満点)
- 塗りこんだあとのベタつき、保湿力など総合した使用感 (陸上、水浸け後)
- 香り
- 陸上、水に5分間浸けた後の白浮きのなさ
- 撥水性
- 使用後のせっけんでの落としやすさ
- 内容量と価格からみたコストパフォーマンス
さらに参考価格や購入できるサイトや店舗なども紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
沖縄の天然成分たっぷり!お土産にもぴったりの日焼け止め5選
これからご紹介する5つは全て沖縄県産のこだわり天然成分がたっぷり配合されています。すべてのメーカーがアトピーや敏感肌、お肌の弱い方、赤ちゃんにも使えるようにと商品開発をしているので、お土産やプレゼントにもピッタリです。
肌に合うか心配な方は、使用前に皮膚の目立たないところにパッチテストをしてからのご使用をお勧めします。
1.コーモト化粧品 コーモト日焼け止めクリーム SPF32 PA++
こちらは成分に沖縄県宮古島産のノニ果汁、ムツウサ(ピデンスローサ)、長命草のエキスが配合されています。社長が宮古島出身で、島にある昔ながらの知恵を使って赤ちゃんやアトピー肌、敏感肌の人でも安心して使える日焼け止めを作りたい、という思いで開発したところ、海にもやさしい日焼け止めができたとのこと。まもる君パッケージは宮古島島内でしか販売されていないレアパッケージです。

宮古島限定まもる君パッケージ

インターネットでも購入できるティダパッケージ
こちらはクリームタイプ。柔らかすぎず硬すぎずで、液だれの心配はありません。

柔らかいクリーム状ですが垂れません
メンバーレビュー

長命草やノニなどが入っていますが香りはほとんどしなかったです。マモル君パッケージはなかなかインパクト大。片手で開け閉めできるのは便利です。


海や野外遊びを思うと弱めのSPFなことと、まもるくんのパッケージが「Theお土産用」という感じがして、ちょっと残念。


逆にせっけんで簡単に落ちるので、子供に使用するには使いやすいです。
総合評価
使用感:陸上 4.0/水浸け後 3.0
香り :3.6(無香料)
白浮き:3.4
撥水性:2.1
落としやすさ:4.6
コストパフォーマンス:4.0
こちらの日焼け止めは宮古島の様々なお土産屋で購入できます。なんといっても伸びの良さが抜群です。肌への刺激成分が少ないので、敏感肌の方や、生後6か月以降の赤ちゃんから使用可能とのこと。まもる君パッケージはネット販売されておらず島でしか買えないレア品なので、宮古島のお土産にぴったりです。使用後もせっけんでふつうに洗ってあげるだけで簡単に落とせました。
参考価格
楽天市場公式サイト 1,430円(税込み)
購入できる場所
あたらす市場
住所:沖縄県宮古島市平良西里1440-1
電話番号:0980-72-2972
島の駅みやこ
住所:沖縄県宮古島市平良久貝870-1
電話番号:0980-79-5151
宮古島海中公園
住所:沖縄県宮古島市平良字狩俣2511-1
電話番号:0980-74-6335
ダイビングサービス碧海
住所:沖縄県宮古島市平良荷川取497-3
電話番号:090-3940-3603
インターネット販売(ティダパッケージのみ)
楽天市場コーモト化粧品
2.ジーエルイー合同会社 サンゴに優しい日焼け止め SPF50+ PA++++
こちらはサンゴにやさしい日焼け止めを作りたいという強い思いのもと、徹底したこだわりを持って日焼け止めを制作、販売しています。紹介させていただく缶入りは、2020年5月16日に発売されたばかりの新商品で、大幅に使用感や香りが向上されています。

手のひらサイズで持ち運びにピッタリです
こちらは固形のバームタイプ。爪の表側を使って少しずつ削り取るイメージですくい取ります。白浮きしない最大のポイントは少量ずつをしっかりと塗りこんでいくことです。

爪の先ですこしずつ削り取ってのせていきましょう
メンバーレビュー

水につけても流れる感じはまったくなし。パッケージかわいくて好きですが、持ち運んで塗りなおすには少し不便かも?自然で優しい香りはすごくいいです。せっけんでしっかり洗いました。

ちょっと肌が白っぽくなるけどサラッとしていて汗ばむ季節には逆にいいかも。顔は白浮きが気になりそうです。



バームが固いので落ちづらいかと思いきや、長時間遊んでいると意外と落ちている印象があります。海遊び中には塗りなおしが必要かなと感じました。
総合評価
使用感:陸上 3.4/水浸け後 3.2
香り :4.0(ラベンダー×ハッカ)
白浮き:3.0
撥水性:3.6
落としやすさ:3.0
コストパフォーマンス:3.0
こちらは全体的に香りのよさと可愛らしいデザイン性が高評価でした。ふたを開けた瞬間のラベンダーとハッカの香りは、ハーブ好きな方には喜ばれる香りです。パッケージは沖縄のコバルトブルーの海と白い砂をイメージさせる可愛らしさで、プレゼントに最適です。
6ヶ月以上の赤ちゃん、敏感肌の人はパッチテスト後OKなら使用可能です。まだ発売されて間もなく、缶入りを取り扱っている店舗が少ないので、確実にゲットしたい人はインターネットサイトがおすすめ。
参考価格
インターネット公式サイト 2,728円(税込み)
購入できる場所
インターネットサイト:サンゴに優しい日焼け止めオフィシャルサイト
3.沖縄子育て良品株式会社 アロマの日やけどめ DX SPF24 PA+++
こちらは現役ママさんスタッフが多く在籍する沖縄本島の会社です。子供でも安心・安全をモットーに、化学薬品を極力使用せず、沖縄県産や国内産の原材料にこだわって商品を作っています。
こちらはかなり液状に近いクリーム状です。腕をかたむけると液だれするかと思ったのですが、意外とたれずに優秀でした。

液体に近いクリーム状。意外とたれません
メンバーレビュー





総合評価
使用感:陸上 4.8/水浸け後 3.6
香り :3.4(ローズマリー×ラベンダー)
白浮き:4.4
撥水性:3.3
落としやすさ:4.4
コストパフォーマンス:3.1
この日焼け止めは塗りこんだ後の肌なじみの良さと白浮きのなさがとても高評価でした。さっとなじんでいく塗り心地とと白浮きのなさは、いつでも気軽に塗りなおしできるので、普段使いにオススメです。アトピーや敏感肌など肌の弱い方、6歳頃のお子様も使用可能とのこと。
販売店は沖縄本島の南風原町の直営店か、インターネットで購入することができます。
参考価格
インターネット公式サイト 2,420円(税込み)
4.沖縄子育て良品株式会社 アロマの日やけどめベビー&キッズ SPF18 PA++
こちらはさきほどの沖縄子育て良品から発売されている子供向けの日焼け止めです。皮膚にうるおいを与える成分として注目されているヒト型セラミドが配合されています。
アロマの日やけどめDXよりも少し固めの液体状です。香りはアロマの日やけどめDXよりも少し優しい甘さが加わったラベンダー系の香りです。

しっかりした液体状。垂れる心配が少ないです
メンバーレビュー





総合評価
使用感:陸上 4.2/水浸け後 3.4
香り :3.4(ラベンダー)
白浮き:3.8
撥水性:3.0
落としやすさ:4.6
コストパフォーマンス:3.4
こちらは生後3か月の赤ちゃんからでも使用できるのがうれしいポイントです。石鹸での落としやすさも優秀なので、赤ちゃんがいるご家庭へのプレゼントにも最適です。販売店は沖縄本島の南風原町の直営店か、インターネットで購入することができます。
参考価格
インターネット公式サイト 2,420円(税込み)
5.琉白 -RUHAKU- 月桃UVボディーベール SPF50+ PA++++
こちらの会社は世界でも非常に厳しいオーガニック基準、世界有機認証機関ECOCERT(エコサート)認定を取得しており、徹底した品質管理と原材料へのこだわりをもってオーガニックコスメを開発、販売している会社です。
液体状の日焼け止めで、肌にのせると沖縄ではなじみのある月桃(げっとう)のすっきりとした香りが漂います。

液体状の日焼け止めです。
メンバーレビュー





総合評価
使用感:陸上 3.8/水浸け後 3.9
香り :3.4(月桃×柑橘系)
白浮き:3.0
撥水性:4.2
落としやすさ:3.4
コストパフォーマンス:2.7
こちらは沖縄県国頭郡にある高級プライヴェートヴィラ「Birth the suite」ではアメニティとして使用されており、その他ANAインターコンチネンタル石垣リゾートなどで使用されています。沖縄県内で購入できるのはもちろん、日本全国でも販売されています。
肌の色が黒めだと白浮きが目立ちやすい印象ですが、普通肌や色白だと目立たないようです。6ヶ月以上の赤ちゃんから使用可能とのこと。
参考価格
インターネット公式サイト 3,960円(税込み)
他にもあります!サンゴに優しい日焼け止め2選
これからご紹介させていただくのは、大手製薬会社などから発売されており、ドラッグストアやスーパーなどでも見かけることができます。肌に合うか心配な方は、使用前に皮膚の目立たないところにパッチテストをしてからのご使用をお勧めします。
また、こちらの2つにはフェノキシエタノールが配合されているため、パラオでは使用できません。
6.大正製薬(株)コパトーン プロテクションUVプラスミルクSPF50+ PA++++
有名日焼けオイル&日焼け止めブランドのCoppertone(コパトーン)からもオキシベンゾンとオクチキノサート不使用の日焼け止めが販売されています。
液体状でさらっとのびて簡単に肌になじんでいきます。

さらっとした液体タイプ
メンバーレビュー





総合評価
使用感:陸上 3.2/水浸け後 2.9
香り :3.2(無香料)
白浮き:2.9
撥水性:4.2
落としやすさ:2.5
コストパフォーマンス:3.8
私の住む宮古島ではマックスバリュー(イオン系列のスーパーマーケット)で販売していました。気になる方はお近くのスーパーやドラッグストアをチェックしてみてください。確実に購入したい人は、大正製薬の公式インターネット販売サイトがおすすめです。
参考価格
インターネット公式サイト:1,650円(税込み)
購入できる場所
インターネットサイト:TAISHO Beauty
7.皇漢薬品研究所 GO NATURE SUNSVREEN CREAM SPF50+ PA++++
こちらのメーカーは日本サーフィン連盟のオフィシャルパートナーで、サーフショップや日本各地のサーフィン大会などで販売されているそうです。
こちらはしっかりした固さのクリームタイプで液だれの心配がありません。様々な天然成分が入っているためか、漢方のような香りがします。

固めのクリームタイプ。液だれの心配がありません
メンバーレビュー





総合評価
使用感:陸上 3.6/水浸け後 3.8
香り :2.8(漢方系)
白浮き:3.8
撥水性:3.5
落としやすさ:3.2
コストパフォーマンス:2.6
日本各地のサーフィン大会などにもブースを出しているので、サーファーの方は見かける機会が多そうです。確実に購入したい人はインターネットでの購入がおすすめです。
参考価格
Amazon 3,300円(税込み)
購入できる場所
インターネットサイト:Amazon皇漢製薬研究所
まとめ
人にも自然にもやさしい日焼け止めで、沖縄を満喫しましょう。
沖縄だけに限らず、現在ではほとんどの人が日焼け止めを使用します。私自身も宮古島に移住するまでは日焼け止めの配合成分よりも、メーカーの知名度やSPF、PAの高さなどに注目して日焼け止めを選んでいました。
しかし毎日を海で過ごすようになるうちに、沖縄の最大の魅力のひとつである美しいサンゴ達が謎の病気や白化現象をおこし、死んでいく姿をたくさん目の当たりにするようになりました。その原因を調べていくうちに、普段私たちが何気なく使用している日焼け止めの成分が関係しているという研究結果を知り、さらに世界各国ではすでに貴重なサンゴを守るために、日焼け止めに対する法律なども制定されている事実に驚きました。

探し始めてみると、沖縄の各化粧品メーカーが独自に開発し、サンゴに有害な成分を含まない日焼け止めを多く発売していることに気づきました。その中にはサンゴのためではなく、赤ちゃんや敏感肌の人にも安心して使用できる日焼け止めを開発したい、という想いや大切な家族に気持ちよく使ってもらいたい、など誰かを大切に想う開発者の方の情熱がたくさんつめ込まれています。
大切な人のためを想い丹精こめて作り上げたものが、実は自然にも優しいものだった。そんな素晴らしい商品が沖縄にはまだまだたくさんあります。この記事を少しでも多くの人に読んでいただき、沖縄産のサンゴにも人にも優しい日焼け止めを多く知ってもらえれば幸いです。
※注意※
こちらの評価は沖縄県の情報サイトWe-Love沖縄編集部独自の見解であり、各メーカーの製品の効果効能を保証するものでも独自の企業の宣伝をするものでもありません。