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沖縄に行くならコレ!サンゴにもやさしい沖縄県産日焼け止め一覧

執筆者 : ろこ

海と言えば欠かせないのが日焼け対策。特に私が住む沖縄の海では、日焼け止めは1年中欠かせないマストアイテムです。しかし実は今、ハワイやパラオなど世界中の海がきれいな観光地で、一般的に販売されている日焼け止めが条例で使用できないのをご存知でしょうか?理由は「きれいなサンゴ達が大きなダメージを受けてしまうから」です。

沖縄の海も世界中の人達を魅了する、美しいサンゴ達が数多く生息しています。せっかく沖縄にくるなら、キレイな海やサンゴに気兼ねなく、思いっきり楽しみたいですよね。今回は20種類以上の日焼け止めを実際に使用した私が最後にたどり着いた、知っておくだけで役に立つ日焼け止めを選ぶ際のポイントと、沖縄県産の成分がたっぷりと配合された、サンゴにもやさしいおすすめの日焼け止めを、We-Love沖縄メンバーが実際に使用してみたレビューや総合評価もふくめて写真入りでわかりやすくご紹介します。

使用できる年齢、使用感などの細かい評価、どこで購入できるかなどの情報も書いてあるので、ぜひ最後まで読んでいただいて今後の日焼け止め選びの参考にしてくださいね。

海と子ども

沖縄旅行に日焼け止めはマストアイテム!

私は宮古島に移住してから、外出時はほとんど1年中日焼け止めを使用しています。では、なぜ1年中日焼け止めが必要なのでしょうか?それは、宮古島には日本でもトップレベルの紫外線が1年中降り注ぐからです。

実際に沖縄の紫外線量はどれくらいなのかグラフで見てみましょう。下記のグラフで示した数字はUVインデックスと言って、紫外線量をわかりやすく数字にしたものです。各グラフは2019年1年間の紫外線量を表示しています。環境省では3以上ではできるだけ日差しをさけ、8以上ではできるだけ外出を控えたほうがいいとされています。

東京都の2019年1年間の紫外線量グラフ

東京都

沖縄県宮古島市の2019年1年間の紫外線量グラフ

宮古島市

沖縄県那覇市の2019年1年間の紫外線量グラフ

那覇市

出典:気象庁ホームページ

グラフを見ると一目瞭然の紫外線量の多さで、1番紫外線量の少ない12月でも「日差しを避けるべき」数字の3を超えています。実際に私の息子は1か月間、週に1回ずつ海で遊ばせていたらとんでもない黒さになってしまいました。

日焼けした背中

週1回の海遊びでもこの黒さ

日焼け止めをえらぶときのポイント

日焼け止めが1年中必要なのはわかっていても、いざ日焼け止めを買おうと思った時、効果や成分など、見ただけではわかりにくいことがありますよね。

日焼け止め

パッケージだけでは違いがわかりにくい

ここで代表的な表示の意味を簡単にご説明していきます。

SPF、PAってなに?

日焼け止めのパッケージに必ずと言っていいほど記載されているSPFとPA。この違いについて説明しましょう。

「PA」とは?

紫外線A波(UVA)と呼ばれる紫外線に効果があります。紫外線A波は肌の奥深くの真皮にまでとどき、DNAやコラーゲンを傷付けたり破壊したりします。その結果、日焼けによるしみやたるみなどの肌老化を招いてしまうのです。

「PA」はこの紫外線A波を防ぐ役割があります。+の数が効果の高さを示しています。

PA++++ UVA防止に極めて高い効果がある
PA+++ UVA防止に非常に効果がある
PA++ UVA防止にかなり効果がある
PA+ UVA防止に効果がある

「SPF」とは?

紫外線B波(UVB)と呼ばれる紫外線に効果があります。紫外線B波は肌が赤くなる炎症を起こし、肌が黒くなる原因です。色素沈着を起こし、日焼けによるシミやそばかすの原因になってしまいます。

「SPF」は紫外線B波を防ぐ目安の数値です。

ココがポイント

防ぐといっても「塗れば30時間、50時間焼けない」のではなく、SPF30なら焼けていくスピードを30倍遅らせる、SPF50なら焼けていくスピードを50倍遅らせる、というイメージです。

一番大切なポイントはこまめにムラなく2時間ずつ

ここまでで日焼け止めの表紙の記号や数字について、簡単に理解できるようになりました。

「じゃあSPFとPAが高い日焼け止めを持っていけばいいのね!」と思ったそこのあなた。ちょっと待ってください。日焼け止めを使用するうえで一番大切なのは、数値やスペックではないのをご存知ですか?現在各メーカーや研究機関が実験、検証をしてみたところ、SPFやPAの数値が低くても、きちんと日焼け防止効果が出ることが立証されています。

それよりも大切なことは、「ムラなく均一に塗りこむこと」と、「こまめに塗りなおすこと」です。

実際に1日中海遊びをしながら使用してみると、日焼け止めによって撥水性や落ちやすさが全く違うため、SPFとPAが高いものでも、塗りなおしをしないと焼けてしまうものがありました。各メーカーのサイトやパッケージにも「2時間おきに塗りなおしてください」と明記されています。

つまりSPFやPAの数値に関わらず、日焼けをしないためにはムラなくしっかり塗りこんで、約2時間おきにこまめに塗りなおすことこそが一番大切なポイントです。

腕と日焼け止め

日焼け止めの効果を保つにはこまめな塗りなおしが最大のポイント

日焼け止めでサンゴが死んでいく?海外での使用禁止成分

日焼け止めを使う時にはもうひとつ注意してもらいたい大切なポイントがあります。それが、日焼け止めに含まれる成分です。実は日焼け止めに含まれている成分がサンゴに大きなダメージを与え、殺してしまっている、という発表がされました。

参考

ワシントンポスト記事(全て英語です)

サンゴが死んでしまうなんておおげさ、と思うかもしれません。

ですが、実際に世界中でこの問題は大きく取り上げられており、海がキレイなことで有名な観光地などでは、美しい海を守るためにサンゴにダメージを与える成分が入っている日焼け止めを使用禁止、販売禁止にしている国が増えてきています。

サンゴ

美しい沖縄のサンゴたち

サンゴの墓場

死んでしまうともはや墓場のようです

では具体的にはどの成分がダメなのでしょうか?代表例は「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」です。

メモ

「オキシベンゾン」は「オキシベンゾン-1」「オキシベンゾン-2」「オキシベンゾン-3」「オキシベンゾン-4」「オキシベンゾン-5」「スルイソベンゾン」などと表記されています。

「オクチキノサート」は「メトキシケイヒ酸エチルヘキチル」、「メトキシケイヒ酸オクチル」「パラメトキシケイヒ酸2-エチルヘキチル」などと表記されています。

日本で販売されている有名な日焼け止めのほとんどにこの成分が入っています。

日焼け止め成分表

メトキシケイヒ酸エチルヘキチルがオクチキノサート。成分は多い順に表示

一般的な日焼け止めを使用できない国、場所はどこ?

ではつぎに、実際に使用禁止の国や場所を見ていきましょう。
2020年9月4日現在

  • ハワイ
    2021年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。
  • パラオ
    2020年1月1日より「オキシベンゾン」、「オクチキノサート」、「オクトクレリン」、「エンザカメン」、「トリクロサメン」、「メチルパラペン」、「エチルパラペン」、「ブチルパラペン」、「ベンジルパラペン」、「フェノキシエタノール」の10種類を含む日焼け止めを禁止。販売した場合には1000※ドル以下の罰金、持ち込んだ場合は没収。
  • フロリダ キーウエスト
    2021年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。
  • オランダ領ボネール島
    2021年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。
  • アメリカ領バージン諸島
    2020年1月1日から「オキシベンゾン」と「オクチキノサート」が配合された日焼け止めの販売や流通を禁止。
  • メキシコ
    カンクンやコスメル、セノーテなどの自然保護区域、その他多くのビーチで使用できる日焼け止めが制限されている。場所によっては入り口で持ち物検査があり、没収される場合もある。

このようにハワイやパラオ、カンクンなど世界でも有名な美しい海をもつ地域が次々に使用を禁止しており、近い将来にはさらに多くの地域で規制されることが予想されています。

沖縄にも美しいサンゴがたくさん生息しています。楽しい旅行のためにせっかく用意した日焼け止めが、キレイな海で使えなかったり、海外旅行の現地で没収になったりするのはさびしいですよね。

サンゴにやさしいおすすめ日焼け止めリスト

現在、日本の各化粧品メーカーからこの使用禁止成分が入っていない日焼け止めが続々と発売されています。ここからは実際にサンゴにもやさしく肌にもやさしい、おすすめ日焼け止めをご紹介していきます。今回はWe-Love沖縄女性メンバー5名が実際に使用してみた際の以下の6つのポイントを5つ星で評価し、合計平均や忖度なしの生レビューをご紹介いたします。

評価ポイント(5点満点)

  1.  塗りこんだあとのベタつき、保湿力など総合した使用感 (陸上、水浸け後)
  2. 香り
  3.  陸上、水に5分間浸けた後の白浮きのなさ
  4.  撥水性
  5.  使用後のせっけんでの落としやすさ
  6.  内容量と価格からみたコストパフォーマンス

さらに参考価格や購入できるサイトや店舗なども紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

沖縄の天然成分たっぷり!お土産にもぴったりの日焼け止め5選

日焼け止め

これからご紹介する5つは全て沖縄県産のこだわり天然成分がたっぷり配合されています。すべてのメーカーがアトピーや敏感肌、お肌の弱い方、赤ちゃんにも使えるようにと商品開発をしているので、お土産やプレゼントにもピッタリです。

肌に合うか心配な方は、使用前に皮膚の目立たないところにパッチテストをしてからのご使用をお勧めします。

1.コーモト化粧品 コーモト日焼け止めクリーム SPF32 PA++

こちらは成分に沖縄県宮古島産のノニ果汁、ムツウサ(ピデンスローサ)、長命草のエキスが配合されています。社長が宮古島出身で、島にある昔ながらの知恵を使って赤ちゃんやアトピー肌、敏感肌の人でも安心して使える日焼け止めを作りたい、という思いで開発したところ、海にもやさしい日焼け止めができたとのこと。まもる君パッケージは宮古島島内でしか販売されていないレアパッケージです。

宮古島限定まもる君パッケージ

宮古島限定まもる君パッケージ

ティダパッケージ

インターネットでも購入できるティダパッケージ

こちらはクリームタイプ。柔らかすぎず硬すぎずで、液だれの心配はありません。

腕に塗った日焼け止め

柔らかいクリーム状ですが垂れません

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]伸びがいいので少量でOK。しっかり塗り込むといいです。量が多かったせいか水につけると少し流れる感じがしたので、汗などで落ちやすいところがあるかも。
長命草やノニなどが入っていますが香りはほとんどしなかったです。マモル君パッケージはなかなかインパクト大。片手で開け閉めできるのは便利です。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]伸びが良いのに出てくる口が大きくて出しすぎてしまいました。泥パックっぽい香りがする様な。私は苦手じゃない匂いです。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]固いテクスチャかな?と思わせる真っ白な見た目ですが、思いの外伸びがよく塗り心地は良かったです。ボディクリームのようでした。肌の圧迫感はあまりないです。
海や野外遊びを思うと弱めのSPFなことと、まもるくんのパッケージが「Theお土産用」という感じがして、ちょっと残念。[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]かなり塗り込まないと肌になじまなかったです。香りは日焼け止め特有のにおいも、ハーブのきつい香りもなく良かったです。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]ダイビング&シュノーケル使用時、親水性が良すぎてすぐに落ちてしまう印象があります。休憩中などにこまめに塗りなおせば焼けませんでした。
逆にせっけんで簡単に落ちるので、子供に使用するには使いやすいです。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 4.0/水浸け後 3.0
香り :3.6(無香料)
白浮き:3.4
撥水性:2.1
落としやすさ:4.6
コストパフォーマンス:4.0

こちらの日焼け止めは宮古島の様々なお土産屋で購入できます。なんといっても伸びの良さが抜群です。肌への刺激成分が少ないので、敏感肌の方や、生後6か月以降の赤ちゃんから使用可能とのこと。まもる君パッケージはネット販売されておらず島でしか買えないレア品なので、宮古島のお土産にぴったりです。使用後もせっけんでふつうに洗ってあげるだけで簡単に落とせました。

参考価格

楽天市場公式サイト 1,430円(税込み)

購入できる場所

あたらす市場
住所:沖縄県宮古島市平良西里1440-1
電話番号:0980-72-2972

島の駅みやこ
住所:沖縄県宮古島市平良久貝870-1
電話番号:0980-79-5151

宮古島海中公園
住所:沖縄県宮古島市平良字狩俣2511-1
電話番号:0980-74-6335

ダイビングサービス碧海
住所:沖縄県宮古島市平良荷川取497-3
電話番号:090-3940-3603

インターネット販売(ティダパッケージのみ)
楽天市場コーモト化粧品

2.ジーエルイー合同会社 サンゴに優しい日焼け止め SPF50+ PA++++

こちらはサンゴにやさしい日焼け止めを作りたいという強い思いのもと、徹底したこだわりを持って日焼け止めを制作、販売しています。紹介させていただく缶入りは、2020年5月16日に発売されたばかりの新商品で、大幅に使用感や香りが向上されています。

ジーエルイー合同会社 サンゴに優しい日焼け止め

手のひらサイズで持ち運びにピッタリです

こちらは固形のバームタイプ。爪の表側を使って少しずつ削り取るイメージですくい取ります。白浮きしない最大のポイントは少量ずつをしっかりと塗りこんでいくことです。

腕に塗った日焼け止め

爪の先ですこしずつ削り取ってのせていきましょう

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]かなり固め。指ですくうのは難しく爪の先で掻き取りました。最初白浮きが気になりましたが、ちょっと色白になった?くらいの感じによくなじみます。
水につけても流れる感じはまったくなし。パッケージかわいくて好きですが、持ち運んで塗りなおすには少し不便かも?自然で優しい香りはすごくいいです。せっけんでしっかり洗いました。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]お子様にもとあるが、固めなので子供には塗りにくいかと思います。
ちょっと肌が白っぽくなるけどサラッとしていて汗ばむ季節には逆にいいかも。顔は白浮きが気になりそうです。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]固くて、バーム状の珍しい日焼け止めです。手にとった日焼け止めを、いちど手の平で温めて伸ばして塗ると塗りやすくなりました。塗った後は肌が明るくきれいに見える気がします。塗り方にコツはいるけど、保湿力もありそうなのでなれたらボディバターのように使えて意外と使い勝手良いかも?[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]バームタイプで伸びがよくなく、日常にぱっと塗ってぱっと出かけるのには不向きかと思います。忙しい子育て中だと使いづらいアイテム。持ち運びには便利なポーチに入れやすいサイズとデザインは好印象です。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]かなり色が黒いので、相当塗り込んでも若干白浮きしました。海遊びで濡れた後にぬりなおす際にはかなり白浮きしてしまうので、入念に塗りこみが必要です。
バームが固いので落ちづらいかと思いきや、長時間遊んでいると意外と落ちている印象があります。海遊び中には塗りなおしが必要かなと感じました。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 3.4/水浸け後 3.2
香り :4.0(ラベンダー×ハッカ)
白浮き:3.0
撥水性:3.6
落としやすさ:3.0
コストパフォーマンス:3.0

こちらは全体的に香りのよさと可愛らしいデザイン性が高評価でした。ふたを開けた瞬間のラベンダーとハッカの香りは、ハーブ好きな方には喜ばれる香りです。パッケージは沖縄のコバルトブルーの海と白い砂をイメージさせる可愛らしさで、プレゼントに最適です。

6ヶ月以上の赤ちゃん、敏感肌の人はパッチテスト後OKなら使用可能です。まだ発売されて間もなく、缶入りを取り扱っている店舗が少ないので、確実にゲットしたい人はインターネットサイトがおすすめ。

参考価格

インターネット公式サイト 2,728円(税込み)

購入できる場所

インターネットサイト:サンゴに優しい日焼け止めオフィシャルサイト

3.沖縄子育て良品株式会社 アロマの日やけどめ DX SPF24 PA+++

沖縄子育て良品株式会社 アロマの日やけどめ DX

こちらは現役ママさんスタッフが多く在籍する沖縄本島の会社です。子供でも安心・安全をモットーに、化学薬品を極力使用せず、沖縄県産や国内産の原材料にこだわって商品を作っています。

こちらはかなり液状に近いクリーム状です。腕をかたむけると液だれするかと思ったのですが、意外とたれずに優秀でした。

腕に塗った日焼け止め

液体に近いクリーム状。意外とたれません

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]ミルキーで塗りやすく白浮きはほとんど感じません。べたつかずすっとなじんでいく感じがよかったです。月桃の香りも爽やかです。撥水性が良く水につけても見た目の変化なし。せっけんですぐに落ちました。個人的にはいちばん使いやすく感じます。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]アロマの日やけどめ ベビー&キッズより伸びも匂いもいいと感じました。子供にもさっと塗ることができて重宝しそうです。こまめな塗り直しが必要そうなので、結構すぐなくなってしまう印象。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]やや固めのリキッドなので、液だれはしにくいですが気持ち伸びにくい気がします。肌なじみはよく乾燥は感じませんでした。定番の日焼け止めの的印象です。SPF的に日常用かな。香りは強くなく使いやすいと思います。[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]使用感はしっとりしていて白浮きもなく良いのですが、匂いがきついと感じました。ひとりで使うならいいが、こどもを抱っこしたりする際には躊躇してしまいそうです。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]陸上での使用感はなかなか良いです。ハーブの香りがすごくさわやかなイメージ。撥水性はそこまで良くないのでSPFの低さと落ちやすさからも海遊び中はこまめな塗りなおしが必要です。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 4.8/水浸け後 3.6
香り :3.4(ローズマリー×ラベンダー)
白浮き:4.4
撥水性:3.3
落としやすさ:4.4
コストパフォーマンス:3.1

この日焼け止めは塗りこんだ後の肌なじみの良さと白浮きのなさがとても高評価でした。さっとなじんでいく塗り心地とと白浮きのなさは、いつでも気軽に塗りなおしできるので、普段使いにオススメです。アトピーや敏感肌など肌の弱い方、6歳頃のお子様も使用可能とのこと。

販売店は沖縄本島の南風原町の直営店か、インターネットで購入することができます。

参考価格

インターネット公式サイト 2,420円(税込み)

購入できる場所

沖縄子育て良品直営店
住所:沖縄県島尻郡南風原町宮平259-101
電話番号:098-996-2550/FAX:098-996-2560

インターネットサイト:沖縄子育て良品

4.沖縄子育て良品株式会社 アロマの日やけどめベビー&キッズ SPF18 PA++

子供向けの日焼け止め

こちらはさきほどの沖縄子育て良品から発売されている子供向けの日焼け止めです。皮膚にうるおいを与える成分として注目されているヒト型セラミドが配合されています。

アロマの日やけどめDXよりも少し固めの液体状です。香りはアロマの日やけどめDXよりも少し優しい甘さが加わったラベンダー系の香りです。

腕に塗った日焼け止め

しっかりした液体状。垂れる心配が少ないです

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]DXより硬いですがよく伸び、香りはDXと似ています。最初少し白浮きが気になりましたが自然になじみ、しっとりしました。撥水性があり浮いてくる感じはしませんでした。せっけんで簡単に落ちます。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]アロマの日やけどめDXより少し固めの印象です。コンパクトでかばんに入れていてもチューブみたいに出てきてしまう心配が無いので持ち運びに便利。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]同シリーズのDXとほぼ変わらない使い心地。気持ちDXよりもテクスチャが少し固いかな?程度の違いでした。赤ちゃん、子供向けのためかSPF18と弱いので夏の沖縄では塗り直しの回数がすごいことになりそうです。[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]ベビー&キッズ向けとしては月桃の匂いが強いので、小さな子供には使いづらい印象があります。使用感はDXに似たイメージなので、大人が使うには良いと思います。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]普段使いには全体的に好印象。個人的には自分の子供に使いたい日焼け止め。ただ、海遊び中の塗り直しの際にはおそろしく白浮きしました。水で落ちやすいので塗りなおしも必須なのと、SPFの低さから考えると陸上使いにオススメです。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 4.2/水浸け後 3.4
香り :3.4(ラベンダー)
白浮き:3.8
撥水性:3.0
落としやすさ:4.6
コストパフォーマンス:3.4

こちらは生後3か月の赤ちゃんからでも使用できるのがうれしいポイントです。石鹸での落としやすさも優秀なので、赤ちゃんがいるご家庭へのプレゼントにも最適です。販売店は沖縄本島の南風原町の直営店か、インターネットで購入することができます。

参考価格

インターネット公式サイト 2,420円(税込み)

購入できる場所

沖縄子育て良品直営店
住所:沖縄県島尻郡南風原町宮平259-101
電話番号:098-996-2550/FAX:098-996-2560

インターネットサイト:沖縄子育て良品

5.琉白 -RUHAKU- 月桃UVボディーベール SPF50+ PA++++

こちらの会社は世界でも非常に厳しいオーガニック基準、世界有機認証機関ECOCERT(エコサート)認定を取得しており、徹底した品質管理と原材料へのこだわりをもってオーガニックコスメを開発、販売している会社です。

琉白 -RUHAKU- 月桃UVボディーベール

液体状の日焼け止めで、肌にのせると沖縄ではなじみのある月桃(げっとう)のすっきりとした香りが漂います。

腕に塗った日焼け止め

液体状の日焼け止めです。

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]ミルクタイプでさらっとしています。しっとりしてよく伸び、最初白浮きが気になりますがしばらくするととても自然です。香りはアロマの日焼け止めより軽い感じ。撥水性よく水につけても密着感あり。パッケージがシンプルでいいです。せっけんですぐに落ちます。洗った後もしっとりした感じ。光にかざすと微妙に透けて見えて残量がわかるのも便利ですね。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]個人的にはこれが一番良かったです。顔に使っても突っ張りがなく逆に保湿感があって、化粧下地として毎日でも使用したい感じ。香りも抜群です。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]エコサート認証なのはポイント高いです。少し重たいリキッドのため、ジェルやエッセンスタイプの日焼け止めに慣れていると塗りにくく、塗りムラができてしまうのと白浮きが気になりました。ただ見た目はダントツで良いと思います。値段で躊躇しますが(笑)[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]私の肌には白浮きしまくりです。匂いはきつすぎなくて良かったです。値段が高めなので少々躊躇してしまいます。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]白浮きは陸上でも水遊び中のぬりなおしでもほとんどしないので非常に優秀です。撥水性もあるわりに意外と落としやすいです。ハーブの香りが結構強いのと、金額から考えると大人向けの印象があります。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 3.8/水浸け後 3.9
香り :3.4(月桃×柑橘系)
白浮き:3.0
撥水性:4.2
落としやすさ:3.4
コストパフォーマンス:2.7

こちらは沖縄県国頭郡にある高級プライヴェートヴィラ「Birth the suite」ではアメニティとして使用されており、その他ANAインターコンチネンタル石垣リゾートなどで使用されています。沖縄県内で購入できるのはもちろん、日本全国でも販売されています。

肌の色が黒めだと白浮きが目立ちやすい印象ですが、普通肌や色白だと目立たないようです。6ヶ月以上の赤ちゃんから使用可能とのこと。

参考価格

インターネット公式サイト 3,960円(税込み)

購入できる場所

取り扱い店舗一覧(全国)
RUHAKU

他にもあります!サンゴに優しい日焼け止め2選

日焼け止め

これからご紹介させていただくのは、大手製薬会社などから発売されており、ドラッグストアやスーパーなどでも見かけることができます。肌に合うか心配な方は、使用前に皮膚の目立たないところにパッチテストをしてからのご使用をお勧めします。

また、こちらの2つにはフェノキシエタノールが配合されているため、パラオでは使用できません。

6.大正製薬(株)コパトーン プロテクションUVプラスミルクSPF50+ PA++++

有名日焼けオイル&日焼け止めブランドのCoppertone(コパトーン)からもオキシベンゾンとオクチキノサート不使用の日焼け止めが販売されています。

大正製薬(株)コパトーン プロテクションUVプラスミルク

液体状でさらっとのびて簡単に肌になじんでいきます。

腕に塗った日焼け止め

さらっとした液体タイプ

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]ミルクタイプですがあまり流れません。やや白浮きが気になりますが少しするとなじみます。水につけると少し白っぽく浮いてきます。無香料なのは、香水や汗止めなどと併用する場合香りがけんかしなくていいですよね。せっけんで少ししっかり落としました。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]よくある日焼け止めの印象です。塗った感じがとても残るし、個人的に日焼け止めの匂いがあまり好きじゃないので・・・。安く確実に日焼け止め使いたいならこれかな。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]リキッドタイプの日焼け止めなので、伸びは良いです。撥水加工が今回比べた中で一番強いと感じるので、水に入ることが予想されるときには良いと思います。服に日焼け止めが移りやすいようで、濃い色の服は気をつけたほうがいいかもしれません。[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]日焼け止め特有のテカリを感じました。いい意味で、普通の日焼け止めのように普段使いできると感じました。裏切りのない安定感があります。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]撥水性は抜群。ただし非常に色黒な私だと濡れていない状態でも若干白浮きします。水に濡れるとより白浮きが目立ちます。撥水性が良すぎてせっけんで洗ってもなかなか取れないので、子供に使うのには不向きかなと感じました。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 3.2/水浸け後 2.9
香り :3.2(無香料)
白浮き:2.9
撥水性:4.2
落としやすさ:2.5
コストパフォーマンス:3.8

私の住む宮古島ではマックスバリュー(イオン系列のスーパーマーケット)で販売していました。気になる方はお近くのスーパーやドラッグストアをチェックしてみてください。確実に購入したい人は、大正製薬の公式インターネット販売サイトがおすすめです。

参考価格

インターネット公式サイト:1,650円(税込み)

購入できる場所

インターネットサイト:TAISHO Beauty

7.皇漢薬品研究所 GO NATURE SUNSVREEN CREAM SPF50+ PA++++

こちらのメーカーは日本サーフィン連盟のオフィシャルパートナーで、サーフショップや日本各地のサーフィン大会などで販売されているそうです。

皇漢薬品研究所 GO NATURE SUNSVREEN CREAM

こちらはしっかりした固さのクリームタイプで液だれの心配がありません。様々な天然成分が入っているためか、漢方のような香りがします。

腕に塗った日焼け止め

固めのクリームタイプ。液だれの心配がありません

メンバーレビュー

[st-kaiwa-27874]パッケージからちょっと医薬品っぽい雰囲気があります。コンパクトで使いやすいです。かすかにですが漢方薬局のような香りあり。個人的には気にならないレベルです。硬めですがよく伸び、白浮きはほとんど感じません。べたつかずいい感じ。撥水性は水玉ができるほどではなく、水につけるとやや浮いてくる感じがしました。[/st-kaiwa-27874]

[st-kaiwa-27885]他と比べて秀でたところは特別感じませんでした。なので、比較すると値段が高い印象があります。[/st-kaiwa-27885]

[st-kaiwa-31008]ちょっと昔の日焼け止めの香り?がします。塗った後、手のひらにその匂いが残るので気になる人は手洗いが必要かも。私は気になってしまいました…。塗った後の肌は少し乾燥を感じました。[/st-kaiwa-31008]

[st-kaiwa-27883]塗っている途中は、日焼け止め特有の油分?てかり?を感じたが、塗り込むと気にならなくなりました。独特の不思議な匂いがします。[/st-kaiwa-27883]

[st-kaiwa-29229]陸上、水遊び後共に白浮きはほとんどしなかったです。撥水性はほとんどなく落ちやすい印象があります。石鹸で簡単に落とせると考えれば使いやすい。容量に対する価格が他の日焼け止めよりも高いのがネック。[/st-kaiwa-29229]

総合評価

使用感:陸上 3.6/水浸け後 3.8
香り :2.8(漢方系)
白浮き:3.8
撥水性:3.5
落としやすさ:3.2
コストパフォーマンス:2.6

日本各地のサーフィン大会などにもブースを出しているので、サーファーの方は見かける機会が多そうです。確実に購入したい人はインターネットでの購入がおすすめです。

参考価格

Amazon 3,300円(税込み)

購入できる場所

インターネットサイト:Amazon皇漢製薬研究所

まとめ

人にも自然にもやさしい日焼け止めで、沖縄を満喫しましょう。

サンゴ

沖縄だけに限らず、現在ではほとんどの人が日焼け止めを使用します。私自身も宮古島に移住するまでは日焼け止めの配合成分よりも、メーカーの知名度やSPF、PAの高さなどに注目して日焼け止めを選んでいました。

しかし毎日を海で過ごすようになるうちに、沖縄の最大の魅力のひとつである美しいサンゴ達が謎の病気や白化現象をおこし、死んでいく姿をたくさん目の当たりにするようになりました。その原因を調べていくうちに、普段私たちが何気なく使用している日焼け止めの成分が関係しているという研究結果を知り、さらに世界各国ではすでに貴重なサンゴを守るために、日焼け止めに対する法律なども制定されている事実に驚きました。

[st-kaiwa-29229]じゃあ、どんな日焼け止めならいいんだろう?[/st-kaiwa-29229]

探し始めてみると、沖縄の各化粧品メーカーが独自に開発し、サンゴに有害な成分を含まない日焼け止めを多く発売していることに気づきました。その中にはサンゴのためではなく、赤ちゃんや敏感肌の人にも安心して使用できる日焼け止めを開発したい、という想いや大切な家族に気持ちよく使ってもらいたい、など誰かを大切に想う開発者の方の情熱がたくさんつめ込まれています。

大切な人のためを想い丹精こめて作り上げたものが、実は自然にも優しいものだった。そんな素晴らしい商品が沖縄にはまだまだたくさんあります。この記事を少しでも多くの人に読んでいただき、沖縄産のサンゴにも人にも優しい日焼け止めを多く知ってもらえれば幸いです。

※注意※

こちらの評価は沖縄県の情報サイトWe-Love沖縄編集部独自の見解であり、各メーカーの製品の効果効能を保証するものでも独自の企業の宣伝をするものでもありません。

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ろこ

寝ても覚めても海が好き。47都道府県に飽き足らず、海外まで理想の海を探し求めて、とうとうたどり着いたのが沖縄の離島、宮古島。移住者だからこそ気付く島のディープな情報をのんびりお届けします。趣味は車の運転、ボディーボード、ダイビング。年間300日は海水に浸かってます。

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