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沖縄本島南部糸満市ウエンチでのダイビング

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秒のタイミングでポイントに到着

糸満フィッシュアリーナを出港して、今回潜るポイントであるウエンチへ向かいます。

船長が「港を出たら90秒で着くよ」と言っていたのを聞いて、いくらなんでもそれは無理でしょうと思ったのですが、本当に90秒程でポイントに到着してしまいました。

てぃーら

乗船からトータル約3分と言う短い時間でポイントに到着してしまったことになり、先ほど出港した港がすぐそこに見える場所なのです。

ウエンチとはどんなポイント?

ウエンチは、サンゴ礁とその先に広がる白い砂が見どころのポイントです。水深5メートル程の根の上のアンカーから潜水を開始します。

船の上からもサンゴ礁の地形が分かる程の透明度の良さで、またまた期待値がグンとアップしてきました。

サンゴ礁と白い砂

ウエンチを潜る

はやる気持ちを抑えてエントリー。目の前には早速サンゴの群生とそこに住む小魚の群れがお出迎えしてくれました。

中性浮力をキープしてサンゴが群生する根の上を沖に向かって進むと、青い海水の奥から真っ白い砂地が少しずつ近付いてきました。

ホンソメワケベラのクリーニングポイントを横目に見つつ根から砂地に降りると、水深は15メートルから20メートルとなります。

サンゴと魚

真っ白い砂地は、ただボンヤリと眺めていても心が落ち着いてくるような景色なのですが、そこにもたくさんの生物が暮らしているのです。

真っ白い砂地を少し進むと、ポツンと小さな根が見えきます。

その小さな根の上には、オニダルマオコゼやハマクマノミの親子が暮らし、その頭上にはスズメダイやフエダイの群れが悠々と泳いでいました。

真っ白な海中の砂浜
クマノミの住処

小魚の楽園、サンゴ礁

小さな根を離れ、砂地を一回りして再度サンゴが群生する根に戻ると、そこは小魚の楽園と言えるほどたくさんの種類の魚たちの姿が見られます。

小魚たちが隠れ家にしているサンゴ礁域は、太陽の光がしっかり当たる10メートルほどまでの水深にテーブルサンゴが幾重にも重なるように広がり、その間に枝珊瑚が大きく手を広げるように伸びています。

てぃーら

その姿が小魚たちを外敵から守っている様にも感じられます。

小魚を守るrテーブルサンゴ

魚たちはというと、定番のクマノミやハタタテダイ、キュウセンやスズメダイなどなど次から次へと我々の目を楽しませてくれ、足元を見ると綺麗なウミウシの姿も見られました。

きれいなウミウシ

まとめ

港からとても近く比較的穏やかな海域なので、初心者やちょっと船に自信がない方にはもってこいのポイントだと思います。もちろんベテランダイバーも楽しめるポイントです。

透明度が高く、白い砂地とサンゴの群生のコントラストが美しい上に水中生物も多種多様。ワイド派だけではなくマクロ派も充分楽しめるポイントでした。

では、ルールとマナーを守って、素晴らしい沖縄の海を楽しんでください。

ウエンチのサンゴと魚たち

糸満でダイビングをするなら糸満ダイビングサービス

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ウエンチのサンゴ礁

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この記事を書いた人

東内宏治

岡山県生まれ 愛知県在住

東海地区を中心に水中動画のカメラマンとして活動すると同時に、沖縄のプロダイバー養成センターの講師を勤める。

海が大好きで、仕事抜きで年中潜り続けるオヤジダイバー!元インストラクターの視点から、沖縄の海の魅力を発信します。

有限会社オクト東内宏治のWEBサイト
http://oct-inc.com

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