代表者演武
国際通り・てんぶす館前広場に設けられたステージで幕を開けた記念演武祭。
臨席した玉城デニー沖縄県知事、新里米吉沖縄県議会議長、喜友名朝孝沖縄県伝統空手道振興会理事長、城間幹子那覇市長の挨拶の後、第1回沖縄空手国際大会の各部門で金賞を受賞した8名による代表者演武が次々と披露されました。
那覇手系の部 少年女子 沖縄空手・古武道連盟
※ごめんなさい、開始前にプレスの受付があることに気づかず出遅れてしまい、上原さんの演武写真が撮れませんでした。この写真は2018年8月の沖縄空手国際大会の際のものです。
首里・泊手系の部 少年男子 沖縄県空手道連合会
首里・泊手系の部 成年Ⅰ女子 沖縄県空手道連盟
首里・泊手系の部 成年Ⅱ男子 全沖縄空手道連盟
上地流系の部 成年Ⅱ女子 沖縄県空手道連合会
首里・泊手系の部 シニア女子 沖縄空手・古武道連盟
上地流系の部 シニア男子 全沖縄空手道連盟
那覇手系の部 シニア男子 沖縄県空手道連盟
国際大会優勝者による演武は切れよく迫力があり、日頃の鍛錬の積み重ねを感じました。学生からシニアまで本当に幅広い年代の方が技を磨き、国際大会で高みを目指せる。これは本当に素晴らしいことだと思います。演武者には玉城知事をはじめ来賓、観客から惜しみない拍手が送られていました。
一斉演武
国際通り全体が会場となる一斉演武。普及型Ⅰ、普及型Ⅱの一斉演武。先日の奉納演武で迫力ある「セイサン」を披露していた、空手の日検討委員会委員長・島袋善保さんが号令役です。力強いかけ声のもと、奉納演武にも登場した沖縄空手会の重鎮の方々を先頭に、子どもからご年配の方まで、約2400人が息を合わせて演武する姿は圧巻の一言でした。
国際通りを埋め尽くす空手着姿の演武者、気合の声、それを沿道から息をのんで見守る観客。国際通りがまさに空手一色に染まった瞬間の空気感、写真から感じていただけたら幸いです。
各団体演武
演武エリア①てんぶす那覇前
全沖縄空手道連盟(1967年設立、佐久川政信会長)に所属する団体による演武
演武エリア②むつみ橋交差点
沖縄県空手道連盟(1981年設立、照屋幸栄会長)に所属する団体による演武
演武エリア③首里天楼前
沖縄県空手道連合会(1993年設立、島袋善保会長)に所属する団体による演武
演武エリア④JALシティ前
沖縄空手・古武道連盟(1982年設立、比嘉稔会長)に所属する団体による演武
演武エリア⑤松尾バス停前
その他団体等による演武
毎年変動すると思いますが、参考までに2018年の出演団体の情報を載せておきます。
持っていくと良いものや会場の様子は?
10月末の開催でしたが、この日は快晴で汗ばむほどの陽差しでした。日焼けや熱中症対策は油断禁物です。日焼け止め、帽子、サングラス、長袖、日傘、水など、夏場と同様の準備をお忘れなく。また、国際通り全体が会場となるため、各団体の演武などを見て回るとなるとかなり移動することになります。履き慣れた歩きやすい靴でお出かけくださいね。
この日は12:30~15:00まで首里城祭・琉球王朝絵巻行列も行われており、周辺はいつもに増しての人出でした。
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専用駐車場などはなく、周辺の有料駐車場は満車の場合がほとんど。できればゆいレールやバス、タクシーなど公共交通機関での来場がおすすめです。車で向かう場合は時間に余裕をもって出発されるか、国際通りから少し離れた新都心などのエリアの有料駐車場に車を置き、モノレールや徒歩で会場に向かうことをおすすめします。
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仮設トイレなども見かけませんでしたので、メイン会場からすぐのてんぶす館などで済ませておくのがいいでしょう。
詳細情報
開催日時
2018年10月28日
第一部(式典・代表者演武)
15:00~15:45
第二部(一斉演武・各団体演武)
15:45~17:00
開催場所
国際通りてんぶす館前
国際通りてんぶす館前~松尾バス停前
入場料
無料
主催
沖縄伝統空手道振興会
お問い合わせ
沖縄県文化観光スポーツ部空手振興課(代表)
沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟12階(南側)
電話番号:098-866-2232
FAX番号:098-866-2208
アクセス
【車】
那覇空港より車で約20分
てんぶす館(那覇市ぶんかテンブス館)
沖縄県那覇市牧志3-2-10
電話番号:098-868-7810
カーナビ設定
マップコード
33 157 418*38
駐車場
有料(最初の1時間まで20分毎100円、その後30分毎100円) 81台
※国際通り周辺にも有料駐車場多数あり。20~30分毎100円程度、18:00頃までの日中上限料金や24時間上限料金を定めたところもあります
【那覇空港から公共交通機関を利用して向かう場合】
沖縄都市モノレール「ゆいレール」牧志駅下車。徒歩約5分
※国際通りでは、毎週日曜日の12:00~18:00まで国際通りトランジットモール(一般車両通行禁止、歩行者優先)が実施され、通常国際通り内を通るバスもほとんどすべての便が迂回ルートに変更されています。空手の日の記念演武祭も日曜日のトランジットモールに合わせて行われますので、ゆいレールでの来場をおすすめします。
地図
ストリートビューをみる
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まとめ
国際通りが空手一色に染まる日・空手の日記念演武祭の様子、いかがだったでしょうか。どんなことでも、雑誌やTVなどで見るのとその場で体感するのとはまったく違いますよね。もちろん様々な写真や映像でも見ることができるのですが、空手の日記念演武祭は、ぜひ実際に足を運んでいただきたいイベントです。例年数千人が参加する一斉演武の凄み、ご自身ので直接感じてみてください。
代表者演武はてんぶす館前のステージで行われます。こちらは座席なども用意されていますが、数は少なくほとんどの方が立ち見でした。座って直接代表者の演武を見たい場合は、開始時間より早めに到着しておく必要があります。
10月25日の沖縄空手会館での奉納演武の記事をご覧になりたい方はこちらから
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直接ステージを見ることのできない観客のために、大型のスクリーンでもステージの映像が流れていますので、多少遅れても「代表者の演武が見られない!!」ということになりませんのでご安心ください。
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その後の一斉演武・各団体演武は国際通り上での披露となるので、混み合いはしますが、沿道からその様子をしっかり見ることができました。ただし、2020年の東京オリンピックの正式種目にもなっており、これからはますます注目度が上がると思います。来年、再来年は今年よりさらに多くの来場者が見込まれるので、早めの行動を心がけるのがいいかもしれません。
10月25日の沖縄空手会館での奉納演武の記事も合わせてお読みください。
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