前回までのおさらい
第6回となった「読谷山焼・北窯の登り窯とやちむん作り」。数か月にわたって沖縄県読谷村のやちむん(焼きもの/陶器)の里、読谷山焼・北窯にお邪魔して土作りや登り窯の修繕作業などの取材をさせていただいた記録をもとに、沖縄の生活になくてはならない日常の器に隠された物語をお伝えしています。
第5回の記事では、やちむんのもととなる粘土・陶土(とうど)づくりの第二段階、水簸(すいひ)後の乾燥の模様をご覧いただきました。太陽と瓦の性質を利用した、沖縄ならではの風土が生んだ乾燥の方法。お楽しみいただけていましたら幸いです。
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今回は、前回お伝えできなかった「土出し」と呼ばれる作業と、その後の仕上げの様子をまとめました。水簸に勝るとも劣らない重労働、水簸以上に土にまみれながらの作業。数時間の短期決戦、どうぞご覧ください。
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