2019年10月の火災で本殿をはじめとする7棟の建物と393点の収蔵品が失われた首里城。
お正月の三が日の恒例行事であった「新春の宴」は、今なお立ち入ることができない正殿を中心とした御庭(うなー)がメインの会場でした。そのため一時開催が危ぶまれていましたが、使用可能なエリアを活用して行われることが決定。3万人を超える人々の目を楽しませ、3日間の幕を閉じました。
琉球王朝時代、元旦の早朝に行われていた正月儀式「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)」の再現は見送られましたが、威風堂々たる国王や王妃、宮廷音楽の調べは健在。
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琉球王朝時代の華やかなお正月の雰囲気を楽しめる「新春の宴」、首里城の今の姿とともにじっくりお伝えしたいと思います。
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首里城の現在と復興への歩みを示す2021年「首里城公園 新春の宴」
こちらの記事では、2021年「首里城公園 新春の宴」の様子をお伝えします。現在首里城では、正殿周辺も火災の爪痕や復興への歩みを示しながら公開され、世界文化遺産に登録されている正殿基壇遺構(せいでんきだんいこう)も目にすることができます。今しか見られない首里城を華やかな琉球芸能や国王・王妃の姿とともにご紹介します。
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