玉泉洞は、30万年という気の遠くなるような自然の営みが創り上げた鍾乳洞です。一般公開されて、30年。玉泉洞の観光洞エリアは890m、残りの4,000m以上は研究用に保存された未公開エリアとなっています。
じつは、夏休みの期間中のみ、多くの人に洞窟の魅力を知ってもらおうと、未公開エリアを一部公開しています。未公開エリアは日ごろ、研究用のエリアとされているため、まさに自然のまま。30万年前から少しずつ姿は変えているものの、人の手が加わったわけではないので、まさに、30万年前にタイムスリップできるというわけです。期間限定なので、ぜひ期間中にいってほしいです。

スポンサーリンク

洞窟探検に参加するには?


沖縄では、ホテルでゆっくり滞在しようと、ノープランで来てしまった方でも大丈夫。前日予約(17時までに電話予約)も可能なのです。
おそらく沖縄に来ている方は水着はもっているのでは?水着をもってツアーに参加しましょう。

洞窟探検ツアーの流れ

10分前におきなわワールド入口に集合します。そのあと、着替えをする場所へ移動します。

手ぶらで来てしまった方でも大丈夫。レンタルのセットがあります。つなぎとウォーターシューズ、そして軍手。これでなければいけない理由がもちろんあります。

玉泉洞について

珊瑚を主成分とした琉球石灰岩でできた玉泉洞は、県外の鍾乳洞と比べ、鍾乳石の成長が早く、3年に1mmというスピードで成長しています。
鍾乳石の成長が早い理由は、沖縄の気候が影響しています。熱帯・亜熱帯地方の気候ならではの雨量と暖かい地域で活発に活動する微生物によって成長が早いと言われています。

洞窟探検の魅力1 本格的

沖縄にある600ヵ所以上の鍾乳洞のなかでも、最大の鍾乳洞がおきなわワールドの玉泉洞です。一般公開されて30年、やはり人気の観光スポットです。日ごろ公開されているのは、890mですが、9月末までの期間限定で、未公開のエリアに入れるのです。そこへ入るには、この格好でなくてはいけないのです。

ガイド 大城さん

洞窟探検家「CAVER」として…何事もはじめるにはまずは、カタチから…というわけではなく、この格好でなければいけない理由があるのです。それは、このあとにわかりますよ。さて、洞窟探検スタート

洞窟探検をする際に、参加者皆で、ヘッドライトの明かりだけをたよりに進みます。ごつごつ突起した鍾乳石が、頭上、足元にあるので、当たらないように、目の前を照らして進みます。

雨の量が増えると水位が増しますので、足元も充分注意して照らさないといけません。

そして、自然のままのカタチであるため、通路が狭いところ、低いところを進みます。そのうえで軍手は必須なのです。ちょっと気を緩めると鍾乳石に頭をぶつけたりするので、ヘルメットが必須なのです。
動画でも少しだけご紹介

洞窟探検の魅力2 毎日変化するコース

自然のままなので、面白いのが、毎日水位が変化します。雨が多く降った日、台風が過ぎた日などは、水位がかなり上昇しているそうです。動画を撮影した日は、水位が相当少なかったというのですが、それでもこのくらいです。大人の胸の高さまで水に浸かることもありますので、水着が必要なのです。

洞窟探検の魅力3 暗闇と音

洞窟の中に入って、1時間半、自然のままの鍾乳石を見て、触れて感じられるだけでも満足なのですが、ガイドさんは、貴重な洞窟体験をさせてくれます。

どんな世界か想像がつきますか?何が見えますか?何が聞こえますか?映像ではお伝えできない理由がありますので、やっぱり行って体感してほしいです。

洞窟探検の魅力4 様々な鍾乳石

鍾乳石はどのように作られるのか?二酸化炭素をふくんだ水が地下にしみこみ、石灰岩を少しずつ溶かしていきます。そして、石灰岩を溶かした水が、ふたたび鍾乳洞の中に出てくると、二酸化炭素が空気中に逃げて鍾乳石ができるのです。さまざまな鍾乳石がありますが、今回見られた鍾乳石の一部をご紹介します。

ストロー


ストローに似ているので、鍾乳石の名前も「ストロー」と呼ばれています。中心が空洞になっていて、そこから地下水がしみ出してきます。鍾乳洞を歩いていて、あたまに落ちてくる水滴は、この「ストロー」の雫です。

つらら石

洞窟の天井からぶらさがっている白い鍾乳石。つらら石は成長していく石ではありません。つらら石が折れると、そこから再び雫が落ち、鍾乳石ができていくのです

石筍(せきじゅん)

鍾乳洞の天井からの雫によって成長した石です

マイクログール

棚田のように波をうつ鍾乳石。鍾乳石の表面に水が流れていると、この鍾乳石ができます。

フローストーン

壁全体に白く美しく広がっています

ケイブパール(洞窟真珠)

真珠のような鍾乳石。浅い水溜りの中で砂粒などを核にして成長していきます。

洞窟探検の魅力5 鍾乳洞の生き物

太陽の光が届かない洞窟には、暗闇の環境に適応した生物が住んでいます。探検の間に参加者が必ず見られる生物は、オキナワコキクガシラコウモリです

大きさはぶら下がっているときは、こぶしサイズくらいしかありません。他にも、オオウナギやコンジンテナガエビ、クロイワトカゲモドキなども見ることができます。

洞窟探検の魅力6 CAVERの証がもらえる

洞窟探検を終えたあと見えた太陽の光。生還したーというような充実感にひたれるとおもいます。


そして、ツアーを終えた後にもらえるのが、証明書。日付ものっているので、いい思い出になります。

洞窟探検の魅力7 ツアーのあと、おきなわワールドも楽しめる

洞窟探検を終えると、当然腰まで水に浸かってしまって、どうしよう?心配ありません。シャワールームがあります。


シャワーを浴びてスッキリしたら、おきなわワールドへ

まとめ

洞窟探検、年中公開されている一般公開エリアの数十倍も楽しめるとおもいます。その理由は、2時間半というツアーで事前に洞窟について学習できること、洞窟内でも鍾乳石や生物についてスタッフさんが丁寧にレクチャーしてくれること、ヘッドライトを消せば、まっ暗闇の世界、自然のままの鍾乳洞の姿など、とにかく魅力満載です。

おきなわワールド洞くつ探検

料金 3000円(大人、小人一律料金)※ガイド料、ヘルメット、ヘッドランプ、シャワー室、保険料込
参加条件 6歳以上(小学4年生以下は保護者同伴)
所要時間 約2時間30分

申込方法 完全予約制 ※電話申し込み

開催期間 9月末まで
ツアー時間 8月 平日 10時/11時 土日 10時/11時/13時/14時
9月 平日 10時 土日 10時/13時

探検服一式レンタルできます。1000円(つなぎ・軍手・タオル・ウォーターシューズ)
大人の胸まで水に浸かることがあるので、水着着用
水温が20度程度であるときもあるので、ラッシュガードなどがあるといいです。