どういうところ?
うるま市を大きく分けると、統合前の「具志川地区」「石川地区」「勝連与勝地区」の3地区になります。「具志川ビーチ」はその名の通り「具志川地区」にあり、近くには「うるま市立具志川小学校」があります。また遠くにうるま市の観光名所「海中道路」を望むことができます。
何ができる?
ジョギング・散歩に最適
海に向かって立つと、右側にビーチがあり、左側には整備された護岸が続きます。整備された護岸は約2.4kmあり、ビーチと合わせて往復すると5km以上となり、散歩やジョギングに良い長さです。実際にジョギングをされている方や、散歩をしている家族連れなども見かけます。
ベンチでのんびり
漫画の舞台になったというベンチが入口近くにあります。今はコロナ禍で外食がしにくいこともありますので、テイクアウトのサンドイッチなど海を眺めながらベンチで食べるのもよさそうです。
ビーチでのんびり
ビーチはしっとりとした砂で、パラソルやテントにチェアーでのんびりと過ごすのもよさそうです。特に平日は人が少ないので、静かな時間が過ごせると思います。
遊泳は禁止ではない
海岸管理者による遊泳禁止は特にされていないとのことです。しかし遊泳区域としてハブクラゲネット等があるわけではないので、海に入る際は注意が必要です。(肌を保護する衣類の着用や浮力の確保など)
BBQについて
公共海岸なのでBBQをすること自体は特に禁止はされていませんが、環境保全のため海岸での火気使用は砂浜で直接火をおこすこと(直火)は禁止行為と海岸法でなっています。
BBQをする際は、ガス火の使用もしくは炭の場合はBBQコンロ等を使用し、使用後の炭は家庭ごみとして必ず持ち帰る必要があります。
こちらのビーチには水道・トイレなどもないので、事前の準備も自宅で行い、炭やゴミの後片付け・持ち帰りがもちろん必須となりますが、家が近い方はBBQをして楽しむこともできそうです。
「浜千鳥の歌碑」がある
ビーチより少し奥側(北西に進む)に「浜千鳥の歌碑」という石碑があります。
「浜千鳥」は「旅や浜宿り 草の葉ど枕 寝ても忘ららぬ 我親のおそば」という歌詞で舞踏の歌として親しまれている琉歌です。
その歌詞が刻まれた石碑は1997年に除幕式が行われました。石碑の奥には小さく静かなビーチがあり、人も少ないので海を見ながら静かに過ごしたい気分の時にはお勧めのスポットです。
漫画に描かれたロケーション
「はるかなレシーブ」「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」という漫画に出てくるロケーションとのことで、漫画のファンが訪れることもあるそうです。
施設情報
名称:具志川ビーチ(公共ビーチ)
住所:〒904-2223 沖縄県うるま市(番地なし)
アクセス
【車】
那覇空港より車で約1時間(沖縄自動車道/沖縄北ICを利用)
マップコード:33 719 118*57
駐車場あり(舗装なし/一時利用の範囲であれば護岸沿いの空き地に停められます)
【バス】
「那覇バスターミナル」より沖縄バス(27)屋慶名線(屋慶名バスターミナル行)に乗車、「金武湾」にて下車。徒歩約7分(乗車時間:約1時間30分)
マップ
ストリートビュー
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観光のポイント
- トイレやシャワーなどの設備はなく、コンビニも車で移動しないといけない距離にしかありません。(近隣スーパーへは徒歩約10分)
- ハブクラゲネットなどはありません。沖縄本島の東側の海岸でもハブクラゲやカツオノエボシが打ち上げられているのが確認されているので(打ち上げられていても刺されます)、裸足で歩いたり、お子さまが触ったりしないようにご注意ください。
まとめ
いかにも「ローカルのビーチ」という雰囲気の「具志川ビーチ」はそれぞれが思い思いの過ごし方をする憩いの場のようです。
風向きによっては漂流物が打ち上げられていることもありますし、透明度も日によってまちまちです。ハブクラゲやカツオノエボシが打ち上げられている可能性もあるので、足だけ海に入るという場合でも、肌の露出を控えるなど注意してください。
私は1歳の子どもを連れて散歩に行きますが、潮風にあたりながらの散歩にはちょうど良いビーチだと思います。ジョギングをされている方も多く、海に入るというよりは、散歩やジョギング、ビーチでのんびり、海を眺める、といった楽しみ方がお勧めのビーチです。
海遊びには危険がたくさんあるので、こちらもあわせてご覧ください。
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