伊江島ゆり祭りとは?
伊江島にあるリリーフィールド公園で毎年開催。日本一早いゆり祭りとして人気を集めているイベントです。
純白のテッポウユリ畑に加え、色とりどりの世界のゆり畑も設けられ、会場内にはゆりの甘い香りが漂います。2019年に第24回を迎え、開催期間は4月20日(土)~5月6日(月)でした。例年行われていた花火に加え、今年から夜間のライトアップやスカイランタンなど夜間イベントも充実。日中も日替わりのステージイベントや伊江島の特産品を使ったフードなども楽しめます。
何ができるの?
近づいても、遠くからも。100万輪のテッポウユリを楽しむ
真っ青な空と海、咲き誇る20万株100万輪のテッポウユリ。晴れた日には見事な青と白のコントラストの絶景が待っています。天候が安定しない場合も多い時期ですが、曇り空でも海をバックにぐるりと白いじゅうたんを見渡すのはすがすがしく気持ちのいいもの。ぜひ会場中央にある展望台に上ってみてください。畑に入ることもできるので、甘い香りの中で深呼吸したり、ぐっと寄って写真に収めたり、たっぷり楽しめると思います。
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ゆり祭り期間に満開になるよう、約半年前となる10月末から球根を植え、準備されたテッポウユリ。地元の小中学生や北部農林高校の生徒たちも植え付け作業に参加し、大切に育てられたものです。近づく際は花を傷めたりしないようご配慮くださいね。
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色とりどりの世界のゆりを堪能
一面のテッポウユリに加え、会場奥には「世界のゆり展示棟」も設けられています。赤、黄、オレンジ、ピンクなど色とりどりの世界のゆりは約100種にも及ぶそうです。
小ぶりのかわいらしいものから堂々とした大輪の花まで、バラエティの多さに目をみはるばかりでした。オランダ、チリ、ニュージーランドなど、世界中のゆりの中からお気に入りの品種を見つけてみるのもいいかもしれません。かわいらしいお花畑の前は絶好の撮影スポットですよ。
ステージイベント
4月27日(土)~5月5日(日)には、連日特設ステージでのイベントも開催されます。音楽ライブやダンス、エイサー、お笑い、マジック、民謡、琉舞など様々なジャンルで、沖縄ならではの魅力も味わえる内容です。一休みしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。タッちゅん(伊江島の公式イメージキャラクター)デイ、島唄デイ、ダンスデイなど、日替りのテーマもあるので、ぜひホームページやブログなどでスケジュールを確認してみてください。
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会場入口付近には乗馬体験コーナーもあり、お子さん連れのファミリーでにぎわっていました。1週500円のワンコイン価格で、馬上からの眺めも楽しめるのは素敵ですね。
宿泊者限定・夜のゆり祭り
夜のリリーフィールド公園にも注目。4月27日(土)~5月5日(日)にはテッポウユリのライトアップが行われます。夜空に浮かび上がる純白のテッポウユリ、朝夕にさらに増すその甘い香り・・・。幻想的な雰囲気に浸れそうですね。
5月5日(日)には明かりを灯したランタンを空へ放つスカイランタンも行われます。参加費は無料。当日16:00に特設ステージ横で受付とランタンとの引換券配布が開始され、ランタン引換は19:30 ~となっています。先着300名とのことなので、早めに足を運んでください。
4月28日(日)20:00~は打ち上げ花火も実施されます。
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最終のフェリーが16:00または17:00に出航してしまうため(2019年5月現在)、日帰りでは夜間のイベントは見ることができません。宿泊施設は早いうちに満室になってしまうことが予想されるので、ご予約はお早めに!
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島の豊かな実りと特産品を味わう
フードやドリンクなどの出店もあります。島らっきょうや紅芋、小麦など、様々な農産物の産地でもある伊江島。私は伊江島麦そば(500円)をいただきました!
全粒粉使用で麺は茶色。噛むとふわっと小麦の香りが漂い、とてもおいしかったです。ほかにもウムクジ天ぷら(ウムクジ=芋くずのこと。紅芋の粉とでんぷんやタピオカの粉を混ぜ、油で揚げたもの)、タコライス、本格ピザなど色々と揃っていましたよ。伊江島の豊かな実り、ぜひ味わってみてください。
持っていくべきものや気をつけたいことは?
交通・フェリーの混雑状況・注意点
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ゴールデンウィーク中、特に5月3日~5日は最も混み合う期間。午前中(9:00~12:00)の本部港発フェリーに乗船する場合、乗船券と整理券がないと乗船できません。
日帰り客は1便200名までの乗船という制限も設けられ、切符売り場には長蛇の列が。スタッフの方に伺ったところ、始発(9:00)の便が最も混雑していたようです。帰りの便は16:00または17:00(4月28日のみ)が最終となります(2019年5月現在)。
伊江港に着いた際、帰りの便の整理券をゲットするのをお忘れなく!フェリーの事前予約は、車両用乗船券を購入する場合のみ可能です。当日切符売り場で長時間並ぶのを避けたい場合は車ごとの移動を検討するのもいいでしょう。こちらも台数に限りがあるので、日程が決まったらなるべく早めに予約を取ることをおすすめします。
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、ゴールデンウィーク期間中は沖縄自動車道許田IC出口付近から数kmにわたって大渋滞が発生することもあるため、通常より2~3倍の時間がかかってしまうことも。ゴールデンウィークの3日間に行かれる際は、少なくとも乗りたい便の1時間前には着けるよう早めの出発を。
気候・服装など
屋外でのお祭りのため、紫外線対策は万全に。長袖、帽子や日傘、日焼け止めは必須です。会場は広く、フェリーでの移動もあるので歩きやすい靴でお出かけください。晴れた日にはかなり蒸し暑くなるので熱中症にもご注意を。
雨や曇りの場合(この時期、沖縄は例年梅雨入り間近で天候が安定しないことが多いです)は肌寒いこともあるので、調節がしやすい服装で訪れてくださいね。
詳細情報
開催日時
2019年 4月20日(土)~ 2019年 5月6日(月)
※テッポウユリのライトアップ:2019年 4月27日(土)~ 2019年 5月5日(日)
開催場所
伊江村リリーフィールド公園
沖縄県伊江村東江上
問合せ先
TEL:0980-49-2906
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伊江島ゆり祭りオフィシャルブログ(開花情報、イベントスケジュールなど)
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伊江島 タッちゅん 公式Instagram(伊江島イメージキャラクターによる開花情報など)
入場料
無料
アクセス
車
那覇空港から本部港まで約1時間30分。本部港より伊江港までフェリーで約30分
伊江港より無料シャトルバスで約15分
※車の運搬も可能、webまたは電話で要予約
伊江村公営企業課:0980-49-2255(7:30-17:30)
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フェリー運航時刻・運賃表
※天候、海洋状況により欠航になる場合もあります。当日の朝に必ず運行状況の確認を。
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カーナビ設定
マップコード
206 795 386*30(本部港)
553 247 006(伊江村リリーフィールド公園)
那覇空港から公共交通機関で向かう場合
やんばる急行バスに乗り、本部港バス停下車。徒歩すぐ。本部港より伊江港までフェリーで約30分、伊江港よりシャトルバスで約15分
やんばる急行バス時刻表
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駐車場
本部港
あり 無料
※台数はかなり少なめですぐにいっぱいになってしまうため、ゆり祭り期間は塩川周辺に臨時駐車場が設けられ、本部港へシャトルバスで向かえるようになっています(所要時間5~10分ほど)。本部港へ向かう途中、国道沿いに設置された看板に従って臨時駐車場を利用しましょう。危険ですので、本部港周辺での違法な路上駐車は絶対にしないようにしてください。
リリーフィールド公園
あり 無料
地図
本部港
リリーフィールド公園
ストリートビュー
本部港
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リリーフィールド公園
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まとめ
日帰りばかりでなく、宿泊して夜までとことん楽しむのもおすすめの伊江島ゆり祭り。潮風を感じ、瀬底島と沖縄本島をつなぐ瀬底大橋や伊江島のシンボル・城山(ぐすくやま/伊江島タッチュー)の眺めを楽しみながらのフェリーでの往復も快適です。
気になる開花状況ですが、2019年の初日はだいたい3分~4分咲き、4月末頃に満開を迎え、最終日頃には枯れてしまった花もありつつまだまだ楽しめるといった状況でした。前出のオフィシャルブログやタッちゅんのインスタグラムで開花情報なども細かく発信されているので、参考にして予定を組んでみてください。
大人気のイベントのため、ゴールデンウィーク期間の混雑は大変なもの。混雑を避けたい場合は期間前半の平日にお出かけくださいね!
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