沖縄本島南部に位置する与那原町。人口は約2万人、沖縄本島内で最も面積が小さい自治体でもあるこの町に、東海岸の大動脈・国道329号線を通行止めにして行われる一大イベント「与那原大綱曳まつり」があることをご存知でしょうか?
「与那原大綱曳まつり」は、那覇大綱挽、糸満大綱引きとともに「沖縄三大大綱引き」のひとつに数えられる勇壮なイベントです。打ち鳴らされる太鼓や鉦(かね)、高々と掲げられる旗頭に続いて姿を現す大綱は、東西合わせて重さ約5トン、長さ約90m。与那原町全13区の住民の手で一から編まれ、作り上げられています。
地域の中で大切に受け継がれてきたこちらの大綱曳、実は数週間前から綱作りに参加したり、当日は綱を担いで練り歩いたり、綱曳本番に参戦することもでき、楽しみ方はとにかく色々。外国籍の方の参加や沖縄県内外のリピーターも多いこちらのイベント、じっくりご紹介していきたいと思います。
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