正しい参拝方法
鳥居をくぐる時は一礼
鳥居から先は神様のいらっしゃる神聖な場所です。一礼をしてから入場しましょう。
その際、道の左側を歩く人は左足から、右側から歩く人は右足から鳥居に入りましょう。神様は鳥居をくぐる前からその人の霊格をみていらっしゃるそうです。
参道の真ん中を歩かない
参道の真ん中は神様の通り道です。中央は避けて端を歩くようにしてください。
手水舎で手と口を清める
- 神様にご挨拶するのですから、必ず手と口を清め、心身を清めてから参拝します。
まず右手に柄杓を取って左手を洗います。 - 左手に柄杓を持ち替えて右手を洗います。
- 最後にもう一度右手に柄杓を持ち替えて左手に水を受け、口に含んですすぎます。柄杓で口をすすぐのはNGです。
- 最後にもう一度左手を洗い、両手で柄杓を立てて、柄(取っ手)に水を流して置き場に伏せて戻します。
拝殿でお祈願
お正月など参拝者の多い時を除き、神さまに手を合わせるときは、ど真ん中での参拝はできれば避けたいです。神さまが通られる参道の真ん中を歩かないことと同じです。
拝殿のど真ん中で参拝することで、神さまにお願いごとを聞いてもらえると思う方が多いのかもしれませんが、謙虚な人を、神様はみていますので、ど真ん中は避けましょう。
神前に着いたら一度お辞儀、そしてお賽銭をそっと賽銭箱に入れます。
- 2回深いお辞儀をします。
- 2回手を鳴らします。重ねた手を少しずらすといい音がなりますよ。
- ずらした手を揃え、祈願をします。自分の名前・住所を伝えます。神様への感謝の言葉を伝えます。「誓い」を伝えます。我欲の願い事はNGです。
- 終わったら1礼です。
年初めは「氏神様」へお参りを
年初めは大きな神社へ参拝に行く方も多いですが、まずはあなたの住んでいる地域を守る氏神様の神社へ行ってご挨拶をするのがいいようです。
「沖縄県護国神社」を参拝
「奥武山公園」の中にある、「沖縄県護国神社」は、1936年の創建された神社で、日清・日露戦争以降に国難に殉ぜられた沖縄県出身の軍人や軍属をはじめ、沖縄戦にて亡くなった一般住民などの御霊が祀られている神社として知られています。
沖縄へ旅行に来た方も、空港から近い神社なので、旅の安全を祈願しに足を運んでみてはいかがでしょうか?
例年20万人を超える参拝客が訪れる県内で1、2を争う初詣スポットで、年末年始の31日~4日まで、鳥居の前に屋台が並び、にぎわいます。
日ごろとは違って、参拝する人が多く、鳥居をくぐった後の神様の通る道(中央)もふさがってしまっています。ですが、謙虚な心で、参拝をと思うならば、やはり極力横を歩いたり、正しい参拝の仕方をしたいものです。
参拝の後は、お神酒もいただけます。
「沖宮」を参拝
沖縄県護国神社のすぐ側にある、琉球八社の一社である「沖宮」
大晦日には、大祓式、お笑いライブなどが開催されたり、1月2日は黄金もちつき大会(無料)も開催され、お餅が振舞われます。
また、写真の服装をよくご覧ください。沖縄では初詣に島ぞうり(ビーチサンダル)で行く人もいます。笑 また、上着もコートなど着ていないので、本土の人からするとお正月感がないかもしれません。
沖宮前には、屋台も並びます。
私は1日と15日は極力参拝しているのですが、ここでの参拝のお勧めは、天燈山です。天燈山は、はるか昔から人々が祈りを捧げ、地球のおへそとたとえられるパワースポットです。
沖宮の奥、階段を上がっていくところですので、場所が分かりにくいですが、参拝を終えるとすっきりした気持ちになれます。
その他にも、沖宮には、たくさんの神さまがいるんですよ。
まとめ
沖縄での初詣を楽しみに行きましたが、時間帯をずらせばスムーズに参拝できます。
個人的には、朝8時くらいまでをお勧めします。昼過ぎ、夕方になるにつれ、参拝の列は長くなるばかりです。参拝してちょっと気になったことは、公園がゴミで汚れてしまっていることです。なぜゴミ箱がないのか疑問でしたが、ないなら持ち帰るという心で初詣に行ってほしいと思いました。神様は、公園を出るまで見ているかも?と思うと、ゴミを置いて帰るという行為もしなくなると思います。
心身清らかな気分で一年過ごしたいですね。
琉球八社のもう一つ「波上宮」の記事はこちら
沖宮(おきのぐう)(那覇市)
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