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サンマリーナビーチ(恩納村・おんなそん)

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どういうところ?

西海岸に面し、数々のリゾートホテルが立ち並ぶ本島屈指のリゾート地、恩納村(おんなそん)。「沖縄の海」で思い浮かべる白い砂浜、青いサンゴ礁、青い空、という景色が随所で見られる場所です。

景色に加え、海ぶどうなどの海産物やマンゴー・ゴーヤーといった農作物の生産が盛んな村でもあります。また、「サンゴの村宣言」としてサンゴの保全活動や養殖活動にも力を入れ、サンゴ保全において世界でも先駆者的存在でもあります。

そんな恩納村にはどこを訪れるか迷うほどたくさんのビーチがあります。みなさんのビーチ選びの参考になればと、今回は「サンマリーナビーチ」を紹介いたします。子連れ情報もありますので、子連れで遊べるビーチをお探しの方にも参考にしていただけますと幸いです。

何ができる?

はじめに、リゾートパスの購入について

サンマリーナビーチでは、これから紹介するような色々な遊びが可能です。「リゾートパス」を購入することでプールや更衣室も使用できてお得に楽しめるため、まず初めにご説明しておきます。

サンマリーナビーチの「リゾートパス」は宿泊プランに含まれている場合、宿泊者でも追加料金を支払って購入する場合、ビジター(外来)利用で購入する3パターンがあります。フロントデスク、またはビーチプレイカウンターで購入可能です。

宿泊者は1滞在あたり3,500円→ 4,400円(6-12歳は1,000円→ 2,200円/いずれも税込)で以下の内容が楽しめます。

ぬちぐすい (屋内プール、大浴場&サウナ、シェラトンフィットネスジム)、屋外ガーデンプール+ウォータースライダー(季節営業)、ロッカー、シャワー、タオル、「パラデッキ」セット (パラソルx1 & チェアx2)、カヤック、ペダルボート、テニス、バスケットボール、ミニゴルフ

ビジターは1日あたり5,000円→ 6,600円、(6-12歳は 2,000円→ 3,300円/いずれも税込)で以下の内容が楽しめます。

屋内プール、屋外ガーデンプール+ウォータースライダー(季節営業)、ロッカー、シャワー、タオル、「パラデッキ」セット (パラソルx1 & チェアx2)

※大浴場およびシェラトンフィットネスジムは利用不可

遊泳場所は波がおだやかで水がきれい

遊泳可能範囲にはクラゲネットが張られ、また遊泳可能時間中は監視員が常駐していて、安心して泳げるようになっています。通年、クラゲネットが設置され遊泳可能ですが、冬期は水温が下がりますので、4月~10月くらいが遊泳には適しています。

ネットの奥側に防波堤があることで、波が遮られ、風のある日も比較的穏やかな水面が保たれています。またネット内で魚も見ることができます。私が訪れた際は、30㎝くらいある大きな魚もいたので、お子さまと水中メガネや箱メガネで魚を探すのも楽しそうです。岩場の近くは見つけやすいとか。

サンマリーナビーチ

令和元年に発表された環境省の水質調査では最高ランクのAA判定と、水質も良好です。波打ち際からだんだんと深くなっていき、潮の満ち引きによりますが、最大水深は約3.5mと大人の足が届かないところもあります。

また、急に少し深くなるところや足元が岩場や藻場と変化しますので足元には注意が必要です。ライフジャケットや浮き輪などを使い浮力を確保して安全に遊んでくださいね。(ライフジャケットレンタル:宿泊者¥500、ビジター¥600 いずれも税別。同料金でキッズサイズを選ぶことも可能)

ここのビーチに限らずですが、ネットにはクラゲがからまっている場合がありますので、近づきすぎたり、触ったりしないようにしましょう。

桟橋を歩ける

桟橋
(提供写真)

ビーチの奥側(海に向かって立つと右手)から桟橋が伸びています。水面を近く感じ、泳げない方や、海にはいるのはちょっと…という方や、海に入りにくい肌寒い時期に訪れた方なども沖縄の海を近くに感じることがでる海上遊歩道です。足元はコンクリート舗装の堤防と吊り橋のような雰囲気を感じる木材の桟橋が交互に続き、全長は450mにもなります。海の上を歩いているような感覚にもなり、往復1km弱の距離はお散歩にちょうどよくロケーションも抜群です。透明度がよい日は魚も見られます。

堤防はコンクリートの舗装なので安定した足元ですが、木製の桟橋は木材に隙間がありますのでヒールを履いた方などは足元には十分お気をつけください。また風が強い日はあおられないように注意が必要です。

サンマリーナリゾート
(提供写真)
ビーチ
桟橋入口(ビーチの北端)
ビーチ
コンクリート舗装で歩きやすい
灯台
途中にある灯台は中段まで登ることができるフォトスポット

サンマリーナならではのアクティビティ

メガジップ

ビーチサイドから桟橋へと延びるワイヤーロープを、滑車を使ってすべり降りるアクティビティ。全長250m、海を飛び越えて滑走するスタイルは日本唯一。ビーチサイドにあるスタートラインへは階段で上ります。海と遠くに見えるゴール地点にドキドキ…

メガジップ
(提供写真)

風向きにもよりますが、時速は30kmほど。爽快感とスリルが味わえます。

メガジップ
料金等

宿泊者:1,200円→2,750円(税込)

ビジター:2,000円→2,750円(税込)

所要時間:30分(申し込み~説明~体験終了まで)混雑具合によっては待ち時間が発生する場合があります。

ゴーフォール 

※こちらのアクティビティは現在ありません。【2024年8月】

地上13mの高さからダイブする新感覚フリーフォール。真下へ急降下でスリル満点。落下スピードがコントロールされているので着地がしやすく、小さなお子様でも体験しやすいアクティビティです。

ゴーフォール
落下のスリルが楽しめるゴーフォール(提供写真)
料金等

※こちらのアクティビティは現在ありません。【2024年8月】

宿泊者:800円(税別)

ビジター:1,000円(税別)

所要時間:10分(申し込み~説明~体験終了まで)混雑具合によっては待ち時間が発生する場合があります。

メガジップ&ゴーフォールセット料金

宿泊者:1,500円(税別)

ビジター:2,500円(税別)

いずれのアクティビティも体重25~130㎏、ハーネス装着可能な体型等、利用には諸条件があります。

多彩なマリンスポーツが楽しめる

ボートシュノーケル、グラスボート、バナナボート、SUP、カヤック、パラセーリング(夏季のみ)など、それ以外にも多彩なマリンアクテビティのメニューがあります。事前予約も可能ですので、繁忙期は事前予約がおすすめです。

ガーデンプールも楽しい

ガーデンプール
(提供写真)

ひときわ目を引く2種類のウォータースライダー。赤い「ザ・トルネード」は83mという長さで県内最大級。隣にある「ザ・ツイスター」は全長31m。宿泊者・リゾートパスの購入者は何度でもすべることができます。(身長120㎝以上が対象)

ザ・トルネード
「ザ・トルネード」は絶景を眺めながらのスタート(提供写真)

スライダーのほかに、お子さま用プール(水深30㎝)、大人用プール(最大水深1.5m)があり、子連れでも楽しむことができます。

プール
(提供写真)

マリーナ(港)がある

リゾートに船はつきものですが、ホテル内にマリーナを持っているところは意外と少ないです。マリーナがあることで、ボートシュノーケルやフィッシング、サンセットクルーズなどのツアーをホテル外へ移動することなく楽しむことが出来ます。(一部ビーチから出航する場合あり)ボートでブライダルフォトの撮影ができるプランもあるそうです。

ボート
ボートは様々な大きさのものが6艇
サンマリーナサンセット
サンセットクルーズで眺める夕陽は格別(提供写真)

ホテル内のビーチなので設備が充実

更衣室とシャワーは、屋外1か所・屋内2か所(宿泊者・リゾートパス購入者専用/ビジター用)があります。屋外にシャワーが1か所あり、砂を落としたりさっと潮を流したりできるので便利。屋外なのにお湯が出るのもうれしいポイントです。

シャワー
水道
足の砂を流せるので便利です

室内のシャワー・更衣室は、宿泊者専用(ビジターのリゾートパス購入者も利用可能)と、ビジターでも無料で使える2か所があります。

  • リゾートパス利用者専用の更衣室

「ぬちぐすい」という施設内にある更衣室は、リゾートパスを持っていれば使用でき、宿泊のルームキーもしくはビジターリゾートパスの購入で受け取れるカードキーで入室できます。シャワーはもちろん温水で、無料ロッカー(施錠可)も設置されています。その他にもドライヤーが設置されており、海に入った後快適に身支度ができます。

ドア
更衣室(リゾートパス利用者専用)の入口
ベンチ
更衣室内部(提供写真)
  • ビジターも無料で利用できる更衣室

ビーチの奥側(北側)、テニスコートのそばにある更衣室は、リゾートパス購入者でなくても利用できます。シャワー、トイレ、有料ロッカー(200円/回)、洗面台、ベンチと必要な設備は最低限揃っています。「ぬちぐすい」内にある更衣室の方が明るく、ビーチからも近いため、更衣室の快適さを重視される方はリゾートパスを購入し「ぬちぐすい」内の更衣室の利用がお勧めです。

道
更衣室(ビジター用)へ続く道
更衣室
更衣室(ビジター用)の外観

ビーチサイドにカフェがある(夏季限定)

ビーチサイドの「スターフィッシュビーチカフェ」にはドリンクや軽食があります。今回取材に訪れた際はシーズン外のためクローズしていましたが、営業時はとても賑わっています。

カフェ
エルビスバーガー
エルビスバーガー※メニューは変更の場合あり(提供写真)

子連れも遊べる

遊泳区域は堤防があるため穏やかな日が多く、魚も見られるためお子さまも楽しめます。リゾートパスがあれば、キッズプールで楽しむこともできます。「わらばーマンタくらぶ」という4歳~12歳対象のマリンプログラム(有料)などもあり、お子さまを預けて安心して自由な時間を過ごすこともできます。

また花火エリアがありますので、宿泊の方は夜にビーチでの花火(手持ちのみ。ロケット花火などは禁止)をお子さまと一緒に楽しむのもいいですね。

ゴミ箱
花火用の大きなゴミ箱があり安心

施設情報

名称:サンマリーナビーチ(シェラトン沖縄サンマリーナリゾート内)

住所:〒904-0494 沖縄県国頭郡恩納村字冨着66-1

電話番号:098-965-2222(代表)

公式HP(アクティビティ):マリン&アクティビティ|シェラトン沖縄サンマリーナリゾート

公式HP(ホテル):シェラトン沖縄サンマリーナリゾート

アクセス

【車】
那覇空港より車で約1時間(沖縄自動車道経由/石川IC利用)

【マップコード】
206 127 739*05

【駐車場】
あり(200台/有料)
料金:宿泊者1泊500円(最大1500円) 外来1時間500円(最大2000円/夜間は最大料金なし)
レストラン利用で3時間無料(レストランにて駐車券を提示。ビーチカフェは対象外)
リゾートパスに駐車場無料特典はなし

【バス】
「那覇空港国内線ターミナル」より「沖縄エアポートシャトル」に乗車「サンマリーナビーチ前」にて下車。所要時間約1時間半。

マップ

ストリートビュー

観光のポイント

  • 以下のものは持ち込み禁止です。パラソル、チェア、クーラーボックス、テント、BBQ用品、ドローン(安全上の理由によりホテル内は全館飛行禁止)
  • ホテル内の売店には、おむつや水遊びグッズなど販売されていますが、離乳食はないので、食事が必要になる滞在は持参されるのがお勧めです。
  • ビーチから一番近いおむつ交換台は「ぬちぐすい」内のトイレ(カードキーがなくても使用可)です。ロビー内のトイレにもおむつ交換台があります。授乳室はありません。

まとめ

リゾートホテル「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」内にあるサンマリーナビーチ。ビーチで遊泳する以外にも、日本唯一の海越えジップラインやウォータースライダーのあるプール、海の上を歩いているような遊歩道、そして多彩なマリンアクティビティメニューがあり、それぞれの楽しみ方が叶うビーチです。宿泊する場合はもちろん、ビジターでも1日たっぷり遊びたくなります。

ホテル内なので、更衣室(リゾートパス利用)やレストランなどの設備も清潔で快適に利用できますので、子連れでも遊びやすいビーチです。この記事がみなさまのビーチ選びの参考になりましたら幸いです。

関連

一部の写真提供元:シェラトン沖縄サンマリーナリゾート

ラブアンカー
カップルに人気のラブアンカー
ハンモック
木陰のハンモックはリゾート気分が高まる(無料)
サッカーゴール
ビーチサッカー(宿泊者1000円 外来1200円/時間。いずれも税別。ボール込)
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サンマリーナビーチ

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この記事を書いた人

関西より全国を転々とした後、5年の石垣島生活を経て、沖縄本島へ引っ越してきました。
食材や料理が大好きで、調理師免許を。海が大好きで、潜水士を。次は何に挑戦しようかなぁ、と好奇心旺盛な性格です。沖縄は私にとってはまだまだ未開の地。楽しい場所、ステキなものを日々探索しながら、役立つ情報や心ときめく情報をご紹介できればと思います。

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