そもそも沖縄流の外飲みって?
先にも記載していたとおり。沖縄での「外飲み」は、内地ではなかなか見ない光景かも知れません。
もちろん沖縄にもBBQやキャンプはあります。
沖縄ではよく「ビーチパーティー」と呼ばれたりもしていますが、ビーチに来て泳ぐでもなく、(子供さんたちは泳いでいたりしますが)花火をするでもなく、飲んだり食べたりしながら楽しくおしゃべりをしている印象です。(あくまで私の経験談)
また、それとは別の「外飲み」というのは、家の近所の道ばたや商店の片隅に椅子などを持ち寄り、お酒を飲むのです。私の住む「字」では、20歳前半の方から70歳前後の方まで楽しく「外飲み」を満喫されています。
この「外飲み」の際に活躍するのが今回ご紹介する「技」です。
まずはビール・・・それから泡盛を飲もうねーという沖縄の酒文化だからこそ生まれた技かも知れません。
実用的なその技は「100円ライターで作る缶グラス」
はい。一発ではピンとこないネーミングで申し訳ございません。これだけ沖縄に根付いている技にもかかわらず、誰に聞いても正式名称が解りませんでした。もご存じの方は、是非We-Love沖縄までご連絡ください。
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さて、これに関しては文字で書くより見ていただいた方が早いかと思います。是非動画をご覧ください。
必要な物
いかがでしたでしょうか?まさかライターのお尻を使って缶切りのように缶を開けるとは…
1杯目のビール缶を有効活用でき、また、紙コップやグラスを持ち歩く必要もないのです。私も最初この技を見たときはとても感動いたしました。この夏、BBQやキャンプで皆の視線を集めて見ませんか?
ではここで必要な物のご紹介です。
・中身を飲み終わった空き缶
動画に載っている以外にも、数種類の缶カンを試してみました。アルミ製のビールの缶は大抵開けることができました。
しかし、同じアルミ製ですが、なぜか酎ハイの缶カンには柔らかい物もあり、力を込めるとつぶれちゃう・・・なんていうこともありましたので、あまり柔らかすぎる物は避けた方が無難です。
・使い捨てライター
これには好みがあるようですが、多くの方が推薦していたのが「100円均一に売っている、角の四角い使い捨てライター」でした。角の丸い物は滑りやすく開け辛いとの声もありましたので、ご注意ください。
コツ
コツの前にご注意を!
※ 外したカンのふた部分や、勢いをつけすぎた際にプルタブ部分にて手を切ってしまう恐れがあります。充分注意をして行ってください。あくまでも自己責任でお願いします。
また、お酒は20歳になってから。飲んだら乗らない!をきっちり守りましょう。
さて、コツとしましては、しっかりとライターの角を缶カンの縁に押しつけながら、斜め下に押し込むような感じで行ってみてください。
最初はがちがちに両手へと力を込めてしまいますが、持つ手はある程度リラックスして、回すように開けていってください。
最後に
今回ご紹介したのは「外飲み」が盛んな沖縄で生まれた、「ライターで缶グラスを作る方法」でした。
紙コップを買い忘れた!足りないけど買う場所が遠い!なんて時にも大活躍ですよ。ふたを開けて氷を入れることができるので、いつでも冷たい状態を維持できます。
飲み口で唇を切らないかなー?と心配になられる方もいらっしゃるかも知れませんが、この方法で飲み始め約4年経ちましたが今のところその心配は無用でした。
梅雨が明けたら夏到来!!BBQやキャンプシーズンが到来する前のこの時期に、ちょっこっと練習して本番に備えましょう!
できたらウチナンチュに教えてもうらうのが一番です。
また、居酒屋でオリオンビールを飲んだジョッキに氷を入れて泡盛を飲むウチナンチュがいますが、この習慣と同じ意味合いだそうです。缶ビール飲んで乾杯したら島酒(泡盛)を飲みたい!ってことのようでいちいちグラス変えたら面倒でしょ!とお店の人への気配りだとか…
BBQ記事はこちら
BBQ(バーベキュー)
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