2019年10月の火災で本殿をはじめとする7棟の建物と393点の収蔵品が失われた首里城。 お正月の三が日の恒例行事であった「新春の宴」は、今なお立ち入ることができない正殿を中心とした御庭(うなー)がメインの会場でした。そのため一時開催が危ぶまれていましたが、使用可能なエリアを活用して行われることが決定。3万人を超える人々の目を楽しませ、3日間の幕を閉じました。 琉球王朝時代、元旦の早朝に行われていた正月儀式「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)」の再現は見送られましたが、威風堂々たる国王や王妃、宮廷音楽の調べ ...