みなさんご存知のとおり、沖縄は台風の通り道です。

現代はテレビやインターネットで台風の動きや規模などがすぐに分かりますが、昔の人は動物の勘のようなもので台風を予測していました。

いったいどのようにして台風を予測していたのでしょう?

沖縄のおじぃおばぁに聞いて来ました。

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1. 東風が吹くと雨が降る

台風は風がグルグル回っています。東の風は雨を連れて来るそうです。

台風に限らず、普段のお天気も東風を注意しておくと、雨が降るか降らないかの予想ができます。本土では西からお天気が下り坂に…というフレーズをよく聞きますが、沖縄では東からなんですね。

2. 風の線ができる

沖縄では『風の根』と呼ばれる雲です。空にスゥーっと線が走るそうです。

台風が来る前、朝か夕方に東から西へ風の根ができます。今まで気にして見たことが無かったので、今年はこの風の根をスクープしたいと思います。

3. ドーナッツ雲ができる

風がグルグル回りながら近づいて来ます。

上空も東西南北四方八方へ風が回るので、逃げ場を失った雲が偶然丸まってドーナッツの形になって近づいて来ます。私は初めてこれを見たときは台風の目かと思いました。

ドーナツ雲

4. 魚がいなくなる

台風接近により海が荒れ始めると、魚がいなくなります。

身の危険を感じた魚は小石やサンゴを食べて、体を重くして海底の岩場や安全な場所に身を隠します。漁をしても魚釣りをしても魚が釣れなくなった場合は台風が近づいている証拠です。

5. 鳥がいなくなる

森から鳥のさえずりが聞こえなくなります。海鳥がいなくなります。

鳥の勘は鋭く、森の鳥は山奥へ。海の上を飛んでいた海鳥は安全な洞窟の影へと身を隠します。台風時に避難しなかった鳥は飛ばされて死んでしまうそうです。

6. 台風トンボ

私にはただの赤トンボにしか見えませんが、マリアナ付近から飛んできているトンボがいるそうです。

台風が発生すると低空飛行して約1週間~2週間以内に台風が沖縄に到着します。台風の発生を知らせてくれるなんてありがたいですが、低空飛行の加減がよく分からないです。

おじぃ曰く、いつもより低いところを飛んでいる。そうです。そのボーダーラインが知りたいものです。

7. ねずみ占い

ねずみをわざと船に乗せて飼育します。

港に停泊している間に、ねずみが錨のロープをつたって逃げ出したら、大波が来る知らせです。ねずみが逃げ出した場合は出港しないで、御祓いの儀式を行ったそうです。

8. ハブが船に乗っていた

ハブは山や畑などにいて海にはめったに出てこない生き物ですが、ハブが船に乗っている場合は台風が来る知らせです。

木の上で休憩していたハブが台風の風で飛ばされ海に落ち、泳いで船に乗ってきたというお話があるようです。

9. クモの巣

クモの巣の張り方で台風の種類が分かります。雨台風なら縦方向に巣を作ります。

風台風なら横方向に巣を作ります。よく考えてみたらクモって頭がいいなと思いませんか?

クモ

10. トウチクトウの花

沖縄では公園や基地のフェンス越しなどでよく見かける『トウチクトウ』の花。

トウチクトウ
この木には毒があり、樹液などが目に入ると失明するとも言われています。

見ているだけならピンクのきれいな花がたくさん咲いてきれいです。トウチクトウの花が満開になると大型台風が来ます。台風が通り過ぎると花を落としてしまいますが、強い花なのでまたすぐに咲きます。

そして、また見事に咲いた頃に台風が来ます。これの繰り返しなんですね。

11. 潮時

小潮の時はのろのろ台風でなかなか来ません。大潮になると一気に加速して台風が駆け抜けていきます。

また、小潮の時は台風の規模は小さく、大潮の時は大型台風が来ます。大潮の満潮時に台風が当たると、高波被害などが出ることがあります。

台風が来る

12. 島唄

『ディゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た~』

ディゴの花が満開になる年は、台風の当たり年。今年は満開なんです!当たるでしょうか???

デイゴ

まとめ

これだけ知っておけば、テレビやインターネットが無くても台風を予想できる?かも知れません。

便利な世の中になると同時に、こういう昔からの知恵を忘れてしまうのは、なんだか寂しい気がします。自然相手に生活していた時代、沖縄の台風も実は簡単に予想できたのかも知れません。

▶︎ 【驚愕!沖縄の台風】もしも台風が直撃したらどうする?