地元の人は、「那覇の栄町市場で一度飲むとクセになる」そんな噂を聞き、栄町市場のことをこよなく愛する方に案内していただき、栄町市場を探訪してきました。

栄町市場の楽しみ方を知れば、もしかしたら、那覇の久茂地や松山エリアで飲むよりも楽しめてしまうかもしれませんよ。気になる方は要チェックです。

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栄町市場とは?

昔の栄町市場提供:栄町市場商店街公式サイト

ゆいレールで安里駅を降りたところに栄町市場があります。

1955年に商業地造成計画の一環として設立され、400坪あまりの土地に、小さな店がぎっしりと軒を連ねています。懐かしい昭和のたたずまいを残す栄町市場は、今では若者や観光客も訪れる人気のスポットになっています。

栄町市場マップ提供:栄町市場商店街公式サイト

昼間は、沖縄の台所といった雰囲気で、沖縄の食材を買い求める人で賑わうのですが、夜は、市場の独特の雰囲気の中、お酒が楽しめるディープな街へと変わります。

1.飲みのスタートは15時から

名ガイド
栄町を知り尽くし、栄町をこよなく愛するジミーさんにガイドいただき、栄町を巡ることに。

ジミーさんに指定された待ち合わせ時間は、16時。16時??飲むのには早すぎないかな?と思ったのですが、ジミーさん曰く、栄町の飲み会のスタートは16時が当たり前なんだそうです。お店はだいたい平日は15時から、休日ともなるとお昼の12時から開いています。

立ち飲み15時

2.まずは、ベルギービールを立ち飲み

まずは、暑さでカラカラな喉を潤すのがいいよーとはじめに立ち寄ったのは、「SORIANO(ソリアーノ)」(オーナーが猫ちゃん好きでトラネコという意味でつけたお店だそうです)

ソリアーノ

ここは、立ち飲みスタイルのこじんまりした店なのですが、ベルギービールの代表・ヒューガルデンホワイトが400円で飲めるんです。

サーバーから注がれたキンキンに冷えたベルギービールを味わうことができます。

ヒューガルデン

3.二千円札を使う

栄町市場の名ガイド ジミーさん、会計の際に取り出したのは、二千円札

二千円札使用

「えーーー??現役で使っているの久々に見た!」と驚いたのですが、ジミーさんの財布からは次々と2000円札が・・・。

二千円札

二千円札は、栄町市場ではまだまだ大活躍のようです。お札に沖縄の守礼門が描かれている二千円札、沖縄ではもっと普及してほしいです。

4.おばぁラッパーズ

おばあラッパーズ2提供:栄町市場商店街公式サイト

栄町といえば、おばぁラッパーズの存在なくしては、語れません。

スーパーやコンビニが増えたため、栄町市場が一時期、衰退の危機にさらされました。その時、市場のおばぁが立ち上がり、「おばぁラッパーズ」というユニットを結成しました。暗かった商店街が一気に明るさと活気を取り戻しました。おばぁラッパーズがいるからこそ今の栄町市場があるのです。

カマドーの店
栄町には、おばぁラッパーズのカマドゥーこと上地美佐子さんが営むお店があります。元気いっぱいのおばぁにパワーもらえますよ。要チェックです。

5.老舗のお店で楽しむ

うりずん

うりずん
創業40年余り。戦争で、沖縄の酒造所が大打撃を受け、甕に貯蔵していたクースのほとんどが破損しました。

米軍がウイスキーを大量に運んできた中、うりずんでは、泡盛を大切にしようと、県内の全部の泡盛を取り揃え、お店を営んできたそうです。沖縄の泡盛文化を守ってきたのがうりずんなんですね。泡盛にあう沖縄料理も美味しくいただけます。

ぱやお

ぱやお
毎朝知念漁港から仕入れる新鮮なお魚が味わえるお店です。「泡盛と琉球料理のうりずん」の姉妹店です。

一番餃子屋

一番餃子
古くからある餃子やさんです。焼き餃子水餃子があり、どちらも人気で、どちらもペロッと食べられます。

むじ汁専門店 万富

むじとは田芋の茎、つまりズイキのこと。出産祝いなんかで振舞われた沖縄料理です。

むじ汁といえば、このお店というくらいここでしか味わえない逸品です。

むじ汁専門店

おでん東大

おでん東大
焼きてびち&沖縄おでん
で有名なお店です。焼きてびち(豚足)は、カリカリの表面とトロッとしたコラーゲン部分がたまりません。21:30~翌4:00営業なので、夕方の時間はシャッターが閉まっています。

6.ディープな店で楽しむ

モラ・カフェ

モラカフェ
カフェという名前だけれど、にーにー(お兄さん)がひとり飲みを楽しんでいる感じです。

ちょうどお店に行った時には、お店のオーナーさんが飲んでいたので、ゆんたくさせてもらったところ、毎月第三日曜日の15時から川柳の会が開かれるから、そこにまた来なさいと言われました・・・。

どうやらそれがモラ・カフェ流、栄町市場の楽しみ方のようです。川柳・・・興味のある方はぜひどうぞ。

川柳

7.一番の賑わい通りで飲む

ガイドのジミーさんが、ここが一番賑わう通りだよーと案内してくれました。確かに人が多いです。

賑わい通り
ですが、どこのお店で誰が飲んでいるのかよくわからないという不思議な光景が広がっています。どことなく、テーブルがあり、椅子があるのですが、お店というお店が見当たらないのです。

その通りでひときわ目立っていたおかずの店べんり屋は、特に餃子が人気で、いつも賑わっています。

おかずのべんり屋

8.年金おじいスナックで集う

備瀬商店は、商店という名前なのに、年配のおじいたちがビール片手に楽しそうに集っています。先ほどのおかずのべんり屋と同じ、賑わっている通りにあります。

備瀬商店
「自分たちは、年金もらってるからよー1杯250円のビールをここで363日飲むわけさ~」(2日足らないのは、年末年始だそうです)

そう話すおじいは、ほぼ毎日16時ころに来店しては、ゆんたく(おしゃべり)して18時に帰る、もしくは次の店へいくそうです。別のおじいがやってくる。その際、席が満席だと、長く座っていたおじいが席をゆずり、別のお店へと消えてゆく。そんな光景が見られる、貴重なお店です。

なぜ、年金おじいのスナックなのかといいますと、とあるおじいが言いました。

「あんたあ、おじいたち次から次へと変わっていいはずよー」(まるでスナックで接客の女性が入れ替わる様を言ってます)

確かに、私がずっと同じ席に座って飲んでいたら、おじいたちが、次から次へとローテーションしていきました。

さらに、三線屋さんを営むおじいが登場。三線も陽気に演奏してくれました。

 

9.ディープな看板

スタッフ募集88歳まで

やきてびち
栄町市場を歩くと、ディープな看板を目にします。うちなーんちゅも気にしているのがこちらのお店。

ホームバー雅代 やきてびち。ネーミングも謎ですが、もっと謎なのがスタッフ募集の看板スタッフ募集20~88歳となっています。よく見ると88歳は上から張り紙されています。

ジミーさんに聞くと、以前は80歳だったさーとのこと。どちらにせよ、スタッフ募集の年齢制限が高すぎます。88歳のおばあの接客ってとても気になります。扉を開ける勇気がなく、未だお店も未知なままです。いつか取材を試みます。

貝しかございません

ひいき屋2ひいき屋
当店は貝しかございません
、という看板の「ひいき屋」こちらは、貝しか置いてないと張り紙されているだけあって、珍しい貝がいろいろ食べられます。

10.栄町市場屋台祭り

6月~10月の毎月最終土曜日、時間はだいたい17時30分~21時まで屋台祭りが開催されます。

栄町市場の活気を楽しむには、最終土曜日に行ってみるのがおススメですよ。

栄町市場イベント7 栄町市場イベント8栄町市場イベント9提供:栄町市場商店街公式サイト

まとめ

栄町市場は、16時から夜遅くまで楽しめます。一度楽しみ方を知ってしまうと、久茂地、松山で飲むよりも面白いなんて言う方もいます。

私も、地元の人が集う場所という認識があって、どこか敷居が高く感じていたのですが、今回ガイドしていただいたことで、また栄町市場で飲みたいなと思ってしまいました。

行き方

ゆいレールで安里駅で降りて、東側(栄町りうぼう)の方へ階段を下ります。そこから一帯が栄町市場です。

安里駅栄町りうぼう