沖縄に行くと、うちなーんちゅは皆、「夏はぜんざいがお勧めさ~」と言います。

「え?ぜんざいって小豆の?食べるの冬でしょ?」と思われる方がいると思います。沖縄では、ぜんざいは冷たいのが常識です。「なんでなんで??」と思われた方のために、昔からうちなーんちゅにも大人気の沖縄ぜんざいやを調査してきました。

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沖縄ぜんざいは、どこのお店でも冷たい

ぜんざいやさんでなくとも、飲食店や街などで「沖縄ぜんざい」の文字を見かけた方、勇気をふりしぼって、注文の前に聞いてみてください。「冷たいですよね?」と。きっと、どこの沖縄ぜんざいも、冷たいです。親切なところでは、ホットぜんざいと表示してくれているところもあります。さて、冷たいといっても、ぜんざいがただ冷えているだけではなく、上に氷がのっています小倉のかき氷と同じようなものと想像していただけたら、イメージが湧くと思います。

千日 メニュー

なぜ冷たいの?

もともとぜんざいは温かいものとして食べられていたようなのですが、冷蔵庫が普及したことがきっかけになり、冷たいぜんざいが普及するようになったようです。

なぜの理由は、「沖縄は暑いから」というシンプルなことかと思います。数件のぜんざいやへ行きましたが、部活頑張ってきたんだなという中学生が嬉しそうにぜんざい食べてたり、家族で食べに来ていたり、沖縄では、おやつ感覚で、ぜんざいを食べるようです。

うわさによると、沖縄でアイスの売れ行きが思ったほど伸びないのは、沖縄ぜんざいの影響と聞いたことがあります。私は、アイスよりもぜんざい派です。

特徴

沖縄ぜんざいの特徴のひとつは、ふわふわの氷。口に入れるとすぐに溶けてしまいます。ボリューム満点でも、ペロリと食べれてしまいます。もうひとつの特徴としては、氷の下には、ごろごろと金時豆が入っています。金時豆は黒糖で甘く煮てあります。

新垣ぜんざい 氷アップ

テイクアウトに工夫がされている

ぜんざいやでぜんざいを食べているとき、「ぜんざい持ち帰りで」という言葉をよく耳にします。

暑い沖縄でテイクアウトって、氷とけないの?と思ったのですが、テイクアウトされた沖縄ぜんざいをみて驚きました。蓋をしてくれるのです。もちろん、どこのぜんざいやもというわけではないですが、ぜんざいをテイクアウトするという需要があるんだなと驚きました。

蓋があれば、直射日光も防げそうな気がします。でも、やっぱり店内でふわふわの氷を食べたいですよね。

那覇の老舗ぜんざいや・千日

昔からうちなーんちゅに人気のぜんざいや、千日

千日 ぜんざい 外観
私もここのぜんざいやさんは、10年前から行っています。やはり、初めて行った時は、ぜんざいってほんとうに冷たいんだーと驚きました。こちらがぜんざい。

千日 ぜんざい
千日 たいやき 今川焼

スマートフォンをタテに2つ重ねたくらいの高さです。それで、300円という安さです。練乳が好きな方は、ミルク金時(ぜんざい)がお勧めです。あわせて食べてほしいのは、たい焼き今川焼き。とっても懐かしい味がすると思います。

南部の老舗ぜんざいや・丸三(まるみつ)

昭和35年開店で創業50年以上になるお店、まるみつ。店内に掲示されていた小史によると、石垣島で開業して、宜野湾市に移転、将来は糸満でという思いから糸満へ、現在の場所での営業は昭和53年からだそうです。

まるみつ 外観
店内には、お客さんの落書きが残っていたり、創業当時のレシピや器なども飾ってあります。とっても愛されているお店なんですね。

まるみつ メニュー
こちらが看板商品、白くま450円。冷やしぜんざいというのがフルーツがのっていないもので、それに練乳がかかるとミルクぜんざい。フルーツがのると白くま、といった料金なんだと思います。ホットなお茶といただいたので、湯のみで大きさを比較。

まるみつ しろくま 全体
下の方には、ゴロゴロと金時豆が入っています。そして、白玉も。

まるみつ しろくま まめ
食べていくうちにくまさんの顔が崩れていくのが、かわいそうになってくるのですが、楽しくいただけます。

まるみつ しろくま くずれ

北部の老舗ぜんざいや・新垣ぜんざい屋

美ら海水族館へ行くときや帰りによく立ち寄ったお店です。新垣ぜんざい屋も60年以上の歴史ある、老舗のぜんざい屋さんです。ここは、ぜんざいのみで営業しています。

新垣ぜんざい 外観
店内は、アットホームな感じです。驚いたのは、食券を購入すること、1名様250円にはじまり、20名様5000円というボタンまであります。団体で来た時はべんりですけど、こんなにぜんざいで需要があるんですね。そして、テイクアウトもできます。

新垣ぜんざい 食券
新垣ぜんざい 食券アップ
こちらも、他の店舗同様、ふわふわの氷黒糖で煮た金時豆がごろごろ入っています

大きさは、他の店舗に比べたら小さいですが、なにせ、250円ですからね。私は昔から、すぐ道むかいの有名なそば、きしもと食堂で沖縄そばを食べて、デザートに新垣ぜんざいという、有名店渡り歩きの贅沢なグルメを楽しんでいましたが、最近、どちらも観光客が増えてしまい、行列ができているので、断念することが多いです。

新垣ぜんざい 大きさ
新垣ぜんざい 豆

本土でも沖縄ぜんざいが食べられる

沖縄でしか、沖縄ぜんざいが食べられないのかと残念がらなくとも、本土でも沖縄ぜんざいが食べられる方法があります。スーパーやおみやげ屋さんなどに、ぜんざいのレトルトが売っているのです。

おばあは、「あまがし」というのが、ぜんざいの元祖だよーと話していたのを覚えているのですが、あまがしは金時豆と麦が入っています。味は、確かに黒糖の味で、ぜんざいと似ています。これに氷をかければ、沖縄ぜんざいになるような…。気になる方は、一度試してみてください。

あまがし出典:アンマーショップ

まとめ

沖縄ぜんざいは冷たい。特徴は、下に黒糖で煮た金時豆がごろごろ入っている、上には、ふわふわの氷がのっている、ということです。金時豆の甘さは、お店によって微妙に違います。金時豆だけでは、相当甘いので、上の氷とやはりバランスがとれているなと思います。年中、沖縄ぜんざいは、冷たいですので、ぜひ食べてみてください。ぜんざいやは沖縄には、たくさんあります。今回は、北部、那覇、南部でぜんざいやを一店舗ずつ紹介しました。

お食事と喫茶・千日
住所: 沖縄県那覇市久米1丁目7−14
電話:098-868-5387

丸三冷やし物店・まるみつ
沖縄県糸満市字糸満967-29
電話:098-995-0305

新垣ぜんざい屋
住所: 沖縄県国頭郡 本部町渡久地11−2
電話:0980-47-4731