沖縄でグルメツアーがしたいけれども、どこがお勧めですか?とよく聞かれるのですが、色々ありすぎて正直紹介しきれません。(笑)
ですが、今回は、私が十数年前に初めて行った時、カルチャーショックをうけたお店をご紹介します。カルチャーショックを受けたお店は、昔から愛され続け、今でも大繁盛しています。
当時のカルチャーショックがまた味わえるのかと思うと、また行きたくなってしまうのです。機会のある方は、是非行ってみてください。
目次
アメリカサイズの肉・ジャッキーステーキハウス
店構えから、アメリカン。この入口の掲示版はなんだ?といきなり、度肝を抜かれました。
1953年創業、ジャッキーステーキハウス。店内は、アメリカの雰囲気が漂っています。そして、ジャッキーに来たならこれを食べるべき!とうちなーんちゅの友人に勧められたステーキをオーダーしました。ここでは、お肉の焼き具合もオーダーできるということで、私の友人は、レアが美味しいと言っていました。
私は、普通に焼いてもらいました。出てきたアメリカンサイズの肉のかたまりにカルチャーショック。ステーキは、一口目はそのまま、二度目は、塩コショウ、三口目は沖縄で昔から愛されるA1ソースでいただく・・・
といった感じで、変化を楽しみながら食べるそうです。THEお肉を感じたい方は、お勧めです。

24時間営業の食堂・三笠食堂
三笠食堂は、飲み屋街として有名な那覇の松山というエリアに近いので、夜中でもお客さんが途絶えることはありません。
ここも、初めて行った時、カルチャーショックでした。というのは、店内へ一歩入ると、ガテン系の人ばかり。元気な沖縄のお母さんがうちなーぐちで会話しながら料理を作る。昭和時代にタイムスリップしたような光景が広がっていました。そして、驚きだったのは、この写真。
お水、お茶、バターはセルフサービス・・・バター??どうやら、温かいご飯にバターをのせるというのが、三笠食堂の常識らしいです。
私は、勇気が出ませんでした。ここのお勧めは、三笠風のちゃんぽん。ちゃんぽんと聞くと、長崎ちゃんぽんのようなイメージを持つ方がほとんどだと思いますが、沖縄のちゃんぽんは、野菜やお肉を卵でとじたものが、ごはんにかかっています。三笠風は、またオリジナルのちゃんぽんです。
※現在、三笠は移転して場所が変わりました。行く前にチェックを。
現住所:沖縄県 那覇市 松山 1-12-20 宮城アパート 1F
私は、メニューの一番上にあったスキヤキが気になりオーダーしてみました。
スキヤキというので、おひとりさまの鍋で出てくるのかなと想像していたのですが、お皿で出てきました。具は、スキヤキですが、卵につけて食べるではなく、生卵がのっていて・・・。
なんだか、圧倒されてしまった感じです。(笑)興味をもたれた方は、是非行ってみてください。沖縄の食堂は、何をオーダーしても、ご飯がついてくる、ということは、お忘れなく。また、ここ三笠は24時間営業です。
もはやテーマパーク・大家(うふやー)
大家と書いてうふやー。
明治時代の後期に現在の名護市中山に建築された安里家を2001年に修復、後に南側の沢岻家、北側の新城家を移築・復元して、沖縄そばと琉球料理の店として、オープンしたそうです。ここに十数年前初めて行った時は、看板も、道路の片隅に小さくたっていて、店舗まで行く道もせまく、店舗も小さかった印象でした。
ですが、ひさびさに訪れたときに、カルチャーショックを受けました。店舗が異常なほど拡大していたのです。以前の隠れ家的な印象は全くなくなり、今は、観光バスも通れる道ができ、さらに、団体客を受け入れることができるよう店舗が拡大していました。古民家が立ち並び、遊歩道もでき、とにかく大きくなったことに驚きました。
ここは、古民家も見れるし、ロケーションもいいし、大家セットという沖縄料理がいろいろ楽しめる料理もあるので、お勧めです。
注意したいのは、お店に行く時間帯。お店がオープンした時はそんなに待たなくていいのですが、お昼のピーク時は、かなり待たされます。その間に、お土産見たり、古民家バックに写真撮ったり、遊歩道を散歩してください、そのために拡大したのかもしれませんね。
まるで外国?アメリカナイズなお店・ローズガーデン
モーニングが凄いよーと聞いて行きました。
沖縄は、営業時間が遅いお店が多く、朝、コーヒーをゆっくり飲みたいなと思っても、朝食をゆっくり食べることのできるお店は、少なかったのです。期待大で行ってみました。期待を裏切らない、カルチャーショックがありました。
店内に入ると、あれ、外国に来た?と思うほど、外国人がいます。なので、店内では英語が飛び交っています。外国にでも行かない限り、なかなか味わえない雰囲気です。
ここは、一時ブームになった「エッグスベネディクト」が有名です。他にもフレンチトーストブレックファーストは、卵2個にベーコン、ポテトとボリューミーです。(ちょっと味付けが濃い印象もありました。)
コーヒーがおかわり自由だし、ここのコーヒーはハワイのコーヒーだったのか、美味しくて、2杯おかわりしてしまいました。海外の雰囲気が味わいたい方は、一度行ってみてください。
北部の観光客に大人気沖縄そば・山原そば
十数年前は、どちらかというと地元の人が多かったイメージの山原そば。
今では、駐車場を見ると、ほとんど、レンタカーしか止まっていません。ですが、県内にある沖縄そば屋さんの中では、こいくちのしっかり味なので、県外の人好みの味なのかなとも思います。
ここは、売り切れ次第終了になるお店で、14時頃通りかかるとすでに売り切れとなっています。お昼時は、ラーメン屋さんのようなイメージで行列に並ばないといけません。ですが、もしも、11時台にお店の前を通る機会があれば、少し待てば入れるので一度は行ってほしいです。



北部のうちなーんちゅに人気の沖縄そば・宮里そば
私は北部に住んでいたことがあるので、北部の沖縄そばやさんの比較としてご紹介しますと、宮里そばはうちなーんちゅに人気です。
カツオだしのきいた、甘めのスープ。うちなーんちゅが好きなそばのダシはこういう味なのかな?と思ったことがあります。というのも、当時、うちなーんちゅの方とお昼を食べに来た際に、迷わず宮里そば行こうといわれたので、そんな印象が残っているのかもしれません。他にも有名な沖縄そば屋さんはたくさんあるので、どこがずばりお勧めとは断言できないのですが、昔から営業し続けているお店は、やはりお勧めです。


外国人観光客の観光ブーム・花人逢
伊江島や瀬底島、水納島が一望できる高台にあるお店です。
店舗の場所が分かりづらく、十数年前は、何度行っても、道に迷いました。ですが、ここも、最近行ってカルチャーショックでした。
中国、韓国、台湾の方にも沖縄で人気のお店として紹介されたのか、大半が海外のお客様。高台にひっそりたたずむイメージはなくなってしまっていました。駐車場も恐ろしいほど広くなっていました。すごく待たなければ、入れない時間帯もあるかとは思うのですが、ここの熱々ピザはやはり美味しいので、一度は食べてほしいです。

まとめ
今回は、私が沖縄で実際に行ったお店で、カルチャーショックを受けたお店ということで、数店ご紹介しました。今と昔で様変わりしてしまい驚いた、そんなお店もご紹介しました。
まだまだ紹介したいお店はたくさんありますので、また「【沖縄グルメ】○○なお店」特集ご紹介したいと思っています。