沖縄料理といっても色々ありますが、ふと疑問に思ったことが、汁ものが多いなあと。

それは、暑い地域なので鍋料理の代わりに汁ものの種類が増えたともいわれています。

さて、その「汁もの料理」なんとも豪快で、インパクトのある食材が多いのです。今回は、沖縄の驚いた汁ものをランキングでご紹介します。

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20.魚汁

個人的に魚のあら汁が好きなのでよく注文します。ぶつ切りの魚がゴロゴロ入っていて、ダシがきいてて美味しいです。いつも思うことなのですが、何の魚が汁ものになっているのかわかりません。(笑)きっと魚はなんでもいいのかな。

魚汁

19.アバサー汁

ハリセンボンのことを沖縄では「アバサー」と呼びます。牧志第一公設市場にいくと、切ない顔をして、トゲトゲもなくなったアバサーが売られています。切ない表情をしています。

アバサー汁
一見、フグのように見えるので、フグ調理師免許がいるのかと思いつつ、そうではなくて、体を覆っているトゲの処理が難しいというだけのようです。

見た目では、身がたくさんありそうですが、期待するほどないので、汁ものにするというのがメジャーになっているようです。海人のおじいのお家で初めて食べましたが、フグに似た食感だったと記憶しています。

18.中身汁(中味汁)

「中身」とは豚の内臓のことで、本土ではモツですね。料理するときに、モツの臭みを十分にとるので、臭くもなく、汁もあっさりしています。くにゅくにゅした食感が美味しいです。私はたっぷりショウガを入れて味わいます。

中味汁出典:あじまあ

17.牛汁

牛の旨味たっぷりです。牛の胃袋なんかもゴロゴロ入っています。なので、豚の中身汁があるなら、牛もあるといった感じですね。味付けはあっさりカツオだったり味噌だったりします。

16.骨汁

濃厚に骨のエキスが出ていて深みのある味わいです。大根、昆布、青菜なども入っています。食堂で食べると、もちろん食べ終わりは骨いっぱいです。

15.ヒージャー汁

ヒージャーとは、「ヤギ」のこと。うちなーんちゅは、ヤギの刺身なども好きな人もいます。匂いが強いので、にんにくしょう油につけて食べます。山羊肉はラムに良く似た味わいで、獣臭は多少するものの、飲みやすく上品な豚汁といった感じです。

ヤギ汁

14.ナーベラー汁

ナーベラーとは、「ヘチマ」のことです。

沖縄の人はみそ汁にナーベラーを入れたりします。そしてなぜかポークが入ります。子供のころヘチマは身体を洗うタワシと思っていたので、食べることに抵抗がありましたが、食べ慣れてきたせいなのか、好きになりました。

ナーベラーyoutube

13.イラブー汁

イラブーとは、「ウミヘビ」です。沖縄の台所、牧志公設市場にいくと、ぐるぐる巻きの黒いモノが売られています。

イラブー
漁獲したイラブーは硬く乾燥した燻製にして保存します。イラブー汁は、これを手間と時間をかけてもどし、煮込んで出汁をとるのです。汁の具はイラブーのほかに、島豆腐や豚肉、昆布や野草などです。

私がゲテモノ好きではないので、食する機会を避けてきたのですが、友人が興味本位でイラブーを買ってきて料理することになりました。

かつては宮廷料理で高価だったし、薬用のね・・・と言われても、私は次はないかもです。というのも、料理したときに、水分を含んで膨らみ、あんなにリアルにヘビに戻ると思わなかった・・・。興味のある方はぜひ、試してみてください。

12.むじ汁

むじとは田芋の茎、つまりズイキのことです。私の母は昔から、女の子なんだからたくさん食べて、身体の毒素を抜きなさいとか言ってました。そんな効果があるのでしょうか?

むじ汁は、出産祝いなんかで振舞われた沖縄料理のようです。下処理が面倒過ぎて、最近ではほとんど作られることが無いようです。確かに沖縄料理店ではほとんど見かけないメニューかもしれません。

11.イカスミ汁

イカスミというと最近ではレストランなどでもメニューにイカスミパスタなどがあったりして、目にすることも多くなってきました。イカスミには整腸作用があって、沖縄でも同様に薬膳として食され、血圧を下げるよーなんて言われてきました。イカスミのコクは、癖になりそうな味なのに、唯一の難点は、口の周りや歯が黒く染まってしまうことですね。

イカスミ汁

10.アーサ汁

アーサとは、本土で言う「アオサ」という海藻のことで、正式名称は「ヒトエグサ」です。沖縄では、海岸沿いで一生懸命アーサとってるおばあがいたりします。

アーサーおばあ

磯の香りがしてあっさりいただけます。

アーサー汁

9.あひる汁

昔から喘息の煎じ薬として食されていたそうです。あひるは、鶏肉に比べて、歯ごたえが強くてとても淡白です。独特の臭みを消すために、サクナ(長命草)が入っていたりします。

カツオと塩のきいたさっぱり味のようですが、私はあひるが頭にチラついてオーダーする勇気がありませんでした。

8.ヒートゥー汁

ヒートゥーとは「イルカ」です。沖縄本島の北部ではイルカを食べる習慣があり、スーパーなどでもイルカの肉が売られています。居酒屋でもヒートゥーのメニューがあります。

ヒートゥーチャンプル

昔は3月から5月にかけて、名護湾で大掛かりなイルカの追い込み漁(ヒートゥー狩り)が行なわれていたそうで、その名残なのか、今もイルカを食べるようです。ヒートゥーを食べた時の印象は、弾力があって脂っぽく、淡白な感じでした。

7.いなむどぅち

いなむどぅちとは「いな(イノシシ)むどぅち(もどき)」という意味で、昔はイノシシの肉を使っていたそうです。今はすっかり豚肉が主となっています。

豚肉を使うなら、豚汁とどう違うの?というと、確かに豚汁っぽいですが、「いなむどぅちみそ」という味噌がスーパーに売っているくらいちょっと変わった味噌味です。甘めの白味噌が独特で美味しいです。

6.ソーメン汁

食堂に行って驚きました。ゴーヤーチャンプルなどおかずを頼んだ際に、汁ものがついてきたのですが、なぜかソーメンの入った汁ものが出てきました。

そーめん出典:あじまあ

みそ汁じゃないの?と驚いたのですが、何度か食堂にいくと、なんとなくわかったのは、沖縄では、みそ汁の代わりにソーメン汁だったりミニミニの沖縄そばがついてくるのが普通なのだと思いました。

「汁もの」まだまだあるのですが、ここまでの「汁もの」でいろんな感想を持たれたかもしれませんね。残りは何でしょう~。続きをご覧ください。

5.ゆしどうふ

私は豆腐が大好きなので、沖縄に住んだとき、豆腐天国だと思いました。スーパーでは、島豆腐コーナーがあり、あちこーこー(熱々)の豆腐が到着すると、個数限定でゆしどうふが置いてあります。

ゆしどうふ

ゆし豆腐なんて、本土では豆腐屋さんにでもいかないとめったにお目にかかれないのでは?沖縄の豆腐は大豆の成分をギュッと凝縮したような豆腐で、ほのかな塩味がして、豆腐だけでもおいしいです。ゆし豆腐の汁にそのまま、味噌をといたり、塩やダシを入れたりして、ゆし豆腐汁として楽しみます。

ゆしどうふ2

4.おでんそば

おでんの具の中で沖縄そばがあります。おでんのダシでいただく沖縄そばがこれまた美味しいです。行きつけのおでんやさんでは、いつも沖縄そばを〆で食べています。

おでんそば

3.みそ汁

沖縄のみそ汁はみそ汁ですけど、要注意です。どんぶりいっぱいに具がいっぱいです。観光で沖縄を訪れた人の中には、食堂のメニューの「みそ汁」の値段に驚いたり、注文したらみそ汁2つ来たよなんて経験をした人もいるかもしれません。

繰り返しますが、沖縄のみそ汁は、みそ汁ですけど、どんぶりいっぱいのみそ汁であると思ってください。

みそ汁
毎日ビール党HPより引用

2.かちーゆ

初めて食べた時は、なーんてシンプルな汁なんだろうと驚きました。かちーゆとは削られたかつおと味噌をお湯で溶いて味わう汁です。

カツオ節の量を増やしたり、みその種類を変えたり、ネギやショウガ、ニンニク、梅干を加えて、味や風味を変えて楽しむこともできます。即席のみそ汁ですね。最近では、かちーゆ用のお味噌も売ってたりします。

1.沖縄そば

驚いた汁ものナンバー1は沖縄そばです。沖縄そばといっても、麺の太さも違い、トッピングの具も違い、味もこってり、あっさりなど様々です。自分のお気に入りの沖縄そば、見つけたいですよね。

沖縄そば全部のせ

まとめ

汁ものといっても、とにかくたくさんあることに驚きました。

まだまだあるのですが、食する勇気がなくて・・・。ですが、ここ近年、沖縄も寒く感じますし、もしかしたら、鍋料理もどんどん誕生するかもしれませんね。沖縄の汁ものは昔から体にいいよ~といって食べられてきたものばかりですので、ぜひ機会があったら、「汁もの」を食べてみてください。