沖縄で軽快に三線を弾く人を見て、あんな風に弾けたらな~と、ちょっとした憧れを抱いた方いませんか?

実は、三線を一日で弾けるコツがあるんです。三線を持っていなくても、楽譜の読み方、弦を抑える位置をエアー三線?で練習(イメージトレーニング)しておけば、沖縄旅行でいきなり三線弾けちゃったなんてことも夢ではありません。

是非、チャレンジしてみてください。

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1.楽譜の読み方

楽譜と言えばドレミファ…と思い浮かぶ方がほとんどでしょう。三線の楽譜工工四(くんくんしー)と言って、ずらりと並ぶ漢字で表記されています。

「わー難しそう…」と思いますか?意外と三線に触れて、声に出して読んで見るとすぐ慣れたりします。どんどん音が体に染み込んで、知らず知らずのうちに工工四が読めるようになるはずです。

基本の「合あい」「四よん」「工こう」これは絃を押さえずただ絃を弾くだけ。ド・ファ・ド~です。解放絃「合あい」「四よん(しー)」「工こう」人差指「乙おつ」「上じょう」「五ご」中指「老ろう」「中ちゅう」「六ろく」小指「下老げろう」「尺しゃく」「七しち」「八はち」、このように記事にしていますが、私、今、三線片手に音を出しながら声に出して書いています。

楽譜が読めるようになるのは、まず、三線に興味を持ち、触れてみることですね。

安里屋ゆんた楽譜

2.各部の名称

【絃(ちる)】三線は読んで名のごとく3本の絃があります。太い弦を「男絃をーぢる(うーぢる)」真ん中の絃を「中絃なかぢる」細い弦を「女絃みーぢる」

【範(からくり)(からくい)】絃を巻き付けてある部分です。先端にあいた穴に絃を通して巻き上げます。ここを回したり戻したりしながら音の調子を合わせます。

【馬(うま)駒(こま)】3本の絃をかけてある部分です。竹・黒木・プラスチック製などいろんな種類があります。下から指3本くらいの場所に立てます。

【糸掛(いとかけ)】絃を結んで棹の先端に引っ掛けるものです。

【胴(どう)チーガー】ニシキヘビの皮を張った音を出す部分です。本革一枚張り、強化張り、人工皮張り、近代的な三線には花柄やキャラクターなど蛇皮はちょっと苦手…という方向けの商品もあります。

【手掛(てがけ)ティーガ】定番は、琉球王家紋の「左三つ巴」です。最近は龍や鳳凰。花柄や八重山ミンサー柄など様々な柄があります。

三線名称

3.三線の持ち方

背筋を真っ直ぐに伸ばします顔は真っ直ぐ前を向きます。練習する時はどうしても楽譜をたり手の位置を確認するため、猫背になりがちです。唄う時の発声にも関係があるので、なるべく背筋は伸ばして下さい。右手で胴を支えます。体から拳ひとつぶんくらい離して下さい。

体にくっつけすぎると音が響きません。胴は腰の前あたり、太ももの外側にあたるように持ちます。右手だけで支えてもグラグラしなければOKです。左手で絃を押さえます。左手の位置は肩の高さまで上げましょう。低すぎると絃を押さえる指が正しく動かない場合があります。

親指は棹の後ろにあてる。人差し指は棹のくびれ部分にあてます。バチ(爪)バチに人差し指を軽く入れます。親指でバチの先端を押さえ、中指で支えます。つい力が入って強く握っている方をよく見かけますが、力は入れず自然に弾けるように心がけましょう。

ふーこと三線

4.弾き方の基本

まずは調絃(ちんだみ)を合わせましょう。調子笛を使いキーを合わせます。現在は便利なチューナーもあります。『合・四・工(ド・ファ・ド~)』基本の本調子です。カラクイを回したり戻したり。コツは男絃(をーぢる)でドを合わせ、次に中絃(なかぢる)を3回弾きますカラクイを回しながら、曲・蛍の光の最初を思い出して下さい。

「ほーたーるの~」と弾ければOKです。最後に女絃(みーぢる)で高いドを合わせます

ちんだみ2 ちんだみ

5.絃を弾いてみましょう

バチをしっかりあてて、『合あい・四よん・工こう』響いていますか?コツは次の絃にしっかりバチをあてること。声を出してみましょう。『合あい・四よん・工こう~』恥ずかしがらずに大きな声でお願いします。本調子が出来れば準備完了です。

三線持ち方

6.きらきら星を弾いてみましょう

肩に力は入っていませんか?深呼吸をしてリラックスして下さい。はじめはゆっくり、姿勢を正して弾きましょう。「四・四・工・工・五・五・工~」「き・ら・き・ら・ひ・か・る~」弾けました?続きは工工四を見ながら弾いてみて下さい。

きらきらぼし

7.練習のコツ

毎日三線に触れること。買ってみたものの…ケースに入れたまま…飾ってあるだけ…これでは三線が泣いてしまいます。1日1曲5分でもいいです。日々の練習で自然と指の動きが滑らかになります。どんどん難しい曲にもチャレンジしたくなります。

いつの間にか速弾きが出来るようになっていた!なんてこともあるかもしれませんよ。

8.唄ってみましょう

三線は唄三味線と言って、弾けるだけではダメなんです。声を出すこと。民謡の発声は少し難しく、のどを絞る?という表現が近いと思いますが、合唱やオペラとは違う発声をします。

最初の「合あい・四よん・工こう~」の練習から発声を大事にして下さい。毎日練習すると、のどが開いてきて声が明るくなった?若返った?なんて言われるかも知れません。

9.楽しみましょう

さぁ弾けるようになったら、三線を持って出かけましょう。海辺で弾くもよし。公園で弾くもよし。地元のサークルに参加したり、本気で民謡教室に参加したり。コンクールに出場してみてはいかがでしょうか?

sanshin-rensyu

三線を楽しむには、一緒に弾ける仲間を見つけることだと思います。ひとりで黙々と練習をしても、何か寂しい…間違いに気付けない…目標が見えてこない。そして辞めてしまう。倉庫の片隅で埃をかっぶった三線になってしまいます。

仲間と共に課題曲を決め、切磋琢磨しながら腕に磨きをかけていきましょう。

まとめ

三線は沖縄の居酒屋には置かれていることが多いです。手にして、一曲でも演奏できたら、お客さんみんなに喜ばれ、楽しいお酒の席になるでしょう。ギターが趣味という方が、ギターをなんとなく触れるように、三線も身近に置いて、なんとなく触れていたら、徐々に上手くなっていきます。

私は、家で三線を弾いていますが、一応近所のご迷惑にならないように時間をきめて弾いています。近々動画をアップしてみようかな。

そして、私は1日で弾けなかった!という人も安心してください。もう少し練習をすれば意外と早く弾ける様になりますので、楽しみながら練習を続けてください。好きこそ物の上手なれ!と言いますので。