沖縄はいつまで泳げるの?とよく聞かれます。沖縄と本土を行き来している私の経験では、10月いっぱいまではラッシュガードで泳げます。
ですが、把握しづらいのが、普段の服装。
特に10月以降は、沖縄と本土の気温差が出てくる時期です。私自身、10月、本土から沖縄への移動の際、沖縄の気温を把握はしていたものの、服装はどうすべきかと困りました。
ですので、今回は、沖縄の一年の天気や服装に関してお伝えします。本土の方は、旅の参考になればと思います。
目次
天気と服装
秋
本土では、昼と夜の気温差が激しくなるのが、秋頃。
日中はぽかぽか20℃を超えても、朝晩は10℃近くまでさがります。北海道では、10月が初雪なんて便りもありますね。沖縄の秋といいますと、10月は25℃、11月は22℃です。気温差もあまりなく、暑いときは、半袖で過ごしても大丈夫?なんて思うときもあるのです。
10月は、夏よりは、少し過ごしやすいかなと思えるのですが、まだまた暑く、11月は季節風が吹くと気温が下がり、薄手の羽織ものがほしい時期になります。
冬
12月は、平均気温が18℃、夜は冷えるので、長袖で過ごしたいと思うのですが、12月でも昼間に半袖姿を見かけたりします。
1月、2月は平均気温が17℃、沖縄でも一番寒い時期です。コートを羽織るくらいです。私が目にした光景で驚いたのが、沖縄でダウンを着ている姿です。人によって体感温度は違うとは思うのですが、10℃以下にはほぼならない沖縄でダウンはどうなんだろうと不思議に思いました。
でも、ダウンの下は半袖だったり、薄着だよと聞いて納得しました。この時期、観光で沖縄へ来る方は、どう過ごせばよいのか、冬の沖縄、実は、海の中が一番綺麗な時期ですし、1月下旬から2月頭が、桜の開花です。ソメイヨシノではなく、カンヒザクラという種類の桜が咲きます。鮮やかなピンク色、そして、花びらがひらひらとは落ちません、つぼみごとボトッと落ちます。

春
3月下旬は平均気温が19℃、月末には海開きします。ですが、まだ海水温は冷たいです。ですが、昼間に暑いなと思った時は、海に入りたいと思ってしまいます。
私も3月末に海に足だけでもつかりたいと思ったことがありました。
4月は、平均気温21℃、すでに半袖で過ごす人もいます。ですが、朝晩は冷える時があります。
5月は、平均気温24℃、ゴールデンウィーク頃は、海のレジャーを思い切り楽しむ人もいます。半袖、短パンなどが普通です。ゴールデンウィーク直後くらいから梅雨時期に入ります。梅雨に入ると、沖縄のカラッとした過ごしやすさはなく、どんよりしています。湿気が多いです。
6月は、平均気温26℃、本土がまだまだ海に入れなくとも、海のレジャーを楽しめるくらい、気温が高いです。梅雨と時期外れの大型台風に悩まされる時期なので、観光で沖縄に来る人は、晴れと雨、台風で極端な沖縄を経験することになります。

夏
7月、8月、9月は、平均気温28℃、思い切り海のレジャーを楽しめる時期なんですが、とにかく台風が多い時期。
私の経験では、週に2度台風が来るとか、まる2日間外に出られないといった経験をしました。観光の方は、台風が一番悩みどころですね。

暖房の稼働は?
私の体験談をお伝えすると、1年に数十回程度暖房をつけました。私は、寒がりな方ですので、一年中つけないという人もいます。
ホットカーペット、ハロゲンヒーターなどで冬を過ごす人もいます。住まいによっては、暖房が完備していないところがあるのです。住んでいるお家によって、暖房の稼働率は違います。マンションの最上階や1階は寒いという人もいます。2階とか、上下はさまれている人は、上下の熱で暖かいという人もいます。
天気予報は、スマホで把握
最近のスマホのアプリはとても優秀。時間ごとの天気を正確に教えてくれます。そして、正確に雨雲情報を伝えてくれます。yahooの雨雲レーダー、私はフル活用しています。

海の天気は、海人(漁師)に聞くべし
海を相手に仕事をしている沖縄の漁師は、驚くほど天気と海を把握しています。天気がいいけれど波が高いであろう、明日は波が高くなるなど、なぜ天気が読めるのか謎です。海のことなら漁師に聞くのが一番です。

天気に関して驚いたこと
お仕事でロ取材していた時の経験
ある、テーマパークで取材をしていました。次の取材地で待機しているスタッフに電話したところ、「こっち雨降ってます、あの雲行ったら大丈夫だと思います」はじめはなんのこっちゃと思ったのですが、雨雲を境に、快晴、雨、そんなことが沖縄では多々あるのです。見える範囲で、そっち側雨じゃないです?そんな不思議な経験ができるときもあります。
お出かけの時の経験
今日は天気がいいと、洗濯をして出かけました。するとスマホで、雨雲レーダーのお知らせが届きました。あわてて、お家に戻って、洗濯物を取り込むと、すぐに大雨。結構こんな経験があります。ちょっと湿気を感じる日も、突然雨が降りだしたりします。
夏の暑い時期は、突然の大雨が恵みの雨と感じることもあります。暑くて海に入りたい、そんな時に、数分だけ雨が降る、傘ささなくてもいいか、濡れたらすぐ乾くし・・・そんな風に思えてしまいます。
ドライブの時の経験
北部へ行こうと車を走らせていたとき、ふと気が付きました。あれ?なぜ北部からの車は濡れているんだろう?沖縄では、よくあることです。
というのも、北部では、スコール、南部は快晴、北部でスコールにあたった車は思い切り濡れて南下してきたというわけです。北部の方を見ると、どんよりした黒い雲が…そんなこともよくあります。今日は天気がいいなあ、洗車しよう、夕方スコールに襲われる…よくあります、悲しすぎます。
雨に対するイメージ
本土では、雨が降ると、一日降り続き、どんよりしていて嫌だなというのが、雨に対するイメージなのですが、うちなーんちゅは、雨はずっと降るものではない、もちろん一日雨という日もあるけれど、スコールのイメージを持っている人がほとんどです。
雨が降り出したとたん、一旦どこかへ避難します。10分ほど待っていれば、この雲が通り過ぎて、晴れるはずよ~といいます。確かに、急に空が暗くなり、雨が降り出したかと思えば、すぐに止む、そんな経験がよくあります。雨が降ったら、一旦空の雲を見て、一時的なのか、しばらく降り続くのか判断しましょう。
まとめ
本土から観光で来る人は、沖縄の天気を知って、行動すると、沖縄で快適に過ごせると思います。
沖縄には、高い山がないせいか、雨のち晴れなんて日もたくさんありますし、雨雲が来るたびに、そこだけスコールということもあります。
服装については、基本は、薄着でいいのですが、賢く過ごすなら、防水加工の施された羽織ものがあったり、UV加工の施された晴雨兼用の折りたたみ傘、サングラスは年中携帯することをお勧めします。