沖縄本島北部旅行というと、内地から来られる方は、美ら海水族館〜古宇利島の道のりを通過しているだけではありませんか?

それだけではあまりにも、もったいないので、今日は今帰仁村(なきじんそん)の魅力を満載!ということで地元の人々にも愛されているディープな今帰仁村観光へとご招待します。

道路沿いの看板

今帰仁村は、沖縄本島北部、本部半島の北東部位置し、那覇市から北へ約85km。車だと那覇空港から空港・沖縄自動車道利用で約1時間40分〜2時間ほどです。

東から東南部にかけては名護市、南西部から西は本部町、北は東シナ海に面し北東約1.5kmには古宇利島があります。

総面積39.87km2 人口はおよそ9600人。特産物には、スイカ・マンゴー・アグー・もずく・エノキダケ・菊などがありとても豊富です。

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今帰仁城跡

琉球国が統一される以前の(南山・中山・北山と別れていた三山時代)北山を治めた国王の城で、首里城に次ぐ規模を誇ります。

万里の長城を彷彿とさせる約1500mの石垣、御内原(ウーウチバル)跡からは、本土のお城とはあきらかに違う城壁の曲線美、今帰仁の集落と東シナ海が一望できます。お城の東側は断崖絶壁、その城下にはお堀の役割を果たした志慶間川が流れ自然の地形をうまく利用し敵を防ぐ型を整えていた難攻不落の名城です。

今帰仁城跡今帰仁城跡は2000年に世界遺産にも登録されています。

年中いつでも楽しめますが、桜が満開を迎える1月から2月頃はカンヒザクラの鮮やかなピンク色と城壁のグレー色のコントラストや夜のライトアップが通常と違った美しさを魅せてくれます。

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開園:年中無休
営業:午前8時〜午後6時(5〜8月 午後7時)
無料駐車場あり
交通:本部循環線『今帰仁城跡入口』下車徒歩15分
観覧料
:大人400円(10名以上の団体様320円)
:小中高生 300円(10名以上の団体様240円)
:小学生未満は無料
お問い合わせ:今帰仁村歴史文化センター TEL0980—56—3201

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今泊・諸志区

今帰仁の城下にある集落。

北山商店の看板

505号線沿いにある北山商店には収穫されたばかりの新鮮野菜をはじめ、地元特産物も販売しています。

野菜の写真

北山商店裏手の集落奥に進み最初のカーブミラーから右へ進むと公民館が見えてきます。公民館よりも先に見つけちゃうかも…

コバテイシ

「天然記念物 コバテイシ」

シクンシ科に属する熱帯性の高木で葉は半落葉性。今泊のコバテイシは樹高約18m胸高周囲⒋5m推定樹齢は300〜400年です。

コバテイシ

以前はこの樹の下で豊年踊りや競馬が行われていたそうです。今泊区の風景は「沖縄のふるさと100選」にも選ばれました。車で通過するだけではもったいないので、散歩してみるのもいいと思います。

そんな今泊区をさらに北へ進んでいくと海岸へ出ます。

白浜(シルバマ)や隣集落の諸志区の赤墓(アカバカ〜)があります。

撮影禁止の看板

地元住民しか行かない場所で絶景という事もあって、最近県内で話題となっている大掛かりなゲリラ撮影が増えてきたことでこの看板を出さざるを得ない状況だそうです。…

そろそろ英語表記も必要になるかもしれませんね。

海の写真

東シナ海と白い砂浜、海に向かって左側には伊江島右側に目を移すと伊是名島が見えます。また、赤墓とは琉球の第二尚氏初代国王 尚円王の弟「上間大親(ウエマウフウヤ)」を葬ったお墓など数基のお墓があった史跡のことです。

仲原馬場(ナカバルババ)

 中原馬場

沖縄には昔から各地に馬場があり、競馬などに利用されてきました。しかし沖縄戦で破壊された馬場がほどんどで、仲原馬場だけが往時の面影を残しています。仲原馬場は幅約30m、長さ約250mの長方形になっています。その両側は約1mの高さに土を盛り上げ観覧席を設けていたそうです。

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枝ぶりの美しい琉球松(沖縄の県木)が陽光を遮って快適な憩いの場にもなっていたそうで、現在では長距離ドライバーや工事現場で働く人たちの休憩スペースにもなっていますよ〜。

505号線沿い 今帰仁村越地(こえち※地元ではクェーチ)
お問い合わせ 0980-56-2101

乙羽岳(おとわだけ ※地元では ウッパダキ)

乙羽岳入り口看板

標高約275mの乙羽岳に広がる森林公園。キャンプ場、バンガロー、シャワー室、炊事場等が完備され、どなたでもご利用できます。展望台からは、今帰仁村の町並みと豊かな自然、古宇利島や羽地内海、北部の山々が大パノラマで見渡せます。

高台からの景色

空気が澄んでいるとこの写真よりもかなり綺麗に見ることができます。さすが原生林!草木の成長がものすごく早くてあっという間にこんな感じになってしまいます。

今帰仁村謝名(ジャナ)1332番地 TEL 0980-56-5955

運天港

本島と伊是名島、伊平屋島それぞれを結ぶ重要な港湾です。現在では那覇空港と運天港を往復する「やんばる急行バス」が1日6〜7往復しており、安くて便利なので観光客にも人気です。

急行バスの運行表やんばる急行時刻表

この運行表は長くバス会社で働く私から見ても魅力的です。運天港から見る古宇利大橋や古宇利島もいいもんですね。

車を停めて集落内を少し散歩すると…大北墓(ウーニシバカ)という古墓があります。(港湾敷地内にスクラップ場があってそのあたりに集落があります。)

断崖壁面の写真

ちなみに沖縄方言では東西南北のことを東=アガリ、西=イリ、南=フェー・ハエ、北=ニシといいます。北の墓なのでニシバカというわけです。

また、すぐ近くには「源為朝公上陸之跡碑」や為朝が住んでいたとされる洞穴が残されていて、源為朝の伝説残る地でもあります。

源為朝伝説(ミナモトノタメトモ伝説)

為朝は源頼朝の叔父にあたる人です。昔、保元の乱で(1156年)兄義朝との戦いに敗れ伊豆大島へ流刑され、嵐に遭い船が流されて琉球へ辿り着きました。

「運を天に任せて流れついた」ということからこの港の名前が「運天港」になったといわれます。

為朝は本島南部で出逢った女性と結婚し、二人の間に生まれた第一子が琉球王国最初の国王「舜天王(シュンテン)」(1187年王位に就く)だといわれます。この説が本当ならワクワクしませんか?想像力を掻き立てられますよね。

この話は「中山世鑑(チュウザンセイカン)」で正史として扱われ琉球王国解体後、沖縄と日本を一体化させるために使われ皇民化教育でも一定の役割をはたしました。

運天トンネル

さらに部落奥へと進むと「運天トンネル」があります。

運天トンネル

陸側から撮影しました。 長さ20mも満たないのであっという間に通り抜けます。幅は約5m。このトンネルが開通したのは1924年(大正13年)その当時、港を有する運天地区は今帰仁の物流拠点として賑わっていたそうです。

しかし、港の背後に急峻な崖が存在していたため、とても不便でした。当時の人々にとって、トンネルの開通はとても嬉しい出来事だったと思います。

しかし内陸の道路整備が進むにつれて物資輸送は海運から陸運に移り変わり、それに伴って運天地区は衰退してしまいます。現在ではトンネルを通行する人や車は少なくて、淋しさが感じられます。1996年(平成8年)に大規模な改修が加えられた上で継続使用されています。

ワルミ大橋

warumi

今帰仁村と名護市屋我地島を結ぶワルミ海峡に架かる橋です。

2010年に開通したアーチ橋でアーチ橋としては日本で5番目に長い橋です。2000トン級の船舶を通すためアーチ型となっています。橋の上からの眺めが絶景です。

高い所が苦手な方は足がすくんでしまうかもしれませんが、羽地内海とワルミ海峡の景色の美しさが勝ること間違いなしです。

地元の人達に愛されている食堂

「御食事処 なーはー屋」

御食事処 なーはー屋

国道505号=本部循環線の内回りで大井川を渡った脇道沿いにあります。創業120年という老舗の食堂です。店内には「昭和の忘れ物」がそこかしこに見られ、店主のユーモアが感じられます。

昭和の忘れ物昭和の忘れ物

また、今では数少なくなったケチャップ味の焼きそばが食べられ アグーの焼肉も人気メニューです。

あぐー

特性ダレで美味しくいただきました。

アグーのメニュー

御食事処 なーはー屋
住所:沖縄県今帰仁村仲宗根278
TEL:0980-56-2343
駐車場有り
営業時間:11:00~19:00頃
定休日:日曜

「沖縄そば処 かじまやー」

かじまやー

最近では観光客も増えてきた人気店。煮付け定食と中味そばが売り切れしやすいのでそのメニューをお求めの方は早めに行かれることをおすすめします。

そばセット

ソーキ(豚の肋骨)そばとジューシー(沖縄風炊き込みごはん)スープはかつおだしで油っこくなっく、ソーキは甘めです。ジューシーはクワジューシーでした。ちなみに、沖縄のジューシーは「クワジューシー」という一般的な炊き込みごはん風な食感と「ボロボロジューシー」というお粥風食感の2つのタイプがあります。

沖縄そば処 かじまやー
今帰仁村天底545 天底小学校となり
駐車場有り
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日
TEL:090-5749-9040

「中華料理 尚ちゃん」

尚ちゃん外観

メニューも豊富でボリューム満点安くて美味しいです。

料理

これは酢豚ですが、なんと!ジャガイモが入っているのです。
そして定番のパイナップルが入ってない。。地元の方にお話を伺うと「え?!酢豚にはジャガイモでしょう〜!パインは入らんよ〜」との事でした。
所変われば品変わる。。。ですね。

中華料理 尚ちゃん
今帰仁村謝名449-3
TEL:0980-56-2300
駐車場有り
毎週月曜定休日 11:15〜15:00 LO14:30 17:00〜22:00 LO21:30

宿とマリンスポーツ

「今帰仁の宿ハイビスカス」

宿外観

外観は琉球家屋の雰囲気で色鮮やかなハイビスカスやブーゲンビリアが出迎えてくれます。お部屋のタイプは古民家風と洋室があります。

居酒屋 北山食堂が隣接しています。地元の方もよく利用する宿です。

北山食堂外観

今帰仁の宿ハイビスカス
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊3571
TEL:0980-56-5830
チェックイン:15:00~20:00
チェックアウト:~10:00
駐車場:無料 20台(居酒屋と共用)
運営会社:上間商店株式会社

ハイビスカスでは シーカヤックツアーを中心としたマリンサービス「オーシャンブリッジ沖縄」も併設されています。

ハイビスカスご宿泊のお客様のみシーカヤックとシュノーケリング、カヤックフィッシングのメニューを通常料金から20%オフ!沖縄今帰仁村の素晴らしい海を体感できます。オーシャンブリッジ沖縄
電話番号:090-8839-1948
受付時間:8:00~17:00

ありんくりん(エトセトラ)

「自動販売機」

自販機

今帰仁城跡バージョンは、上部には琉球瓦全面にはカンヒザクラ、サイドには琉球の伝統芸能のひとつ「棒術」のシルエットが描かれています。

この販売機でのウチナーむん(沖縄モノ)は「さんぴん茶」でした。他にもウチナーむんを揃えている自販機や70円くらいの激安自販機もありますので探してみてはいかがでしょうか?

「今帰仁中学校」

今帰仁中学校

村内には統廃合や閉校した小・中学校がいくつかあり、正門や校舎の一部だけが残り敷地が別の使われ方をしている場所も見られます。淋しさと心温まる気持ちが入り混じるような…。そんな気持ちになりました。

「闘牛カレー」

闘牛カレー

数量限定販売中の沖縄闘牛肉を使用したカレー。草を中心とした飼料によって丹精込めて育てられた闘牛は余分な脂肪がつかず赤身が多いのが特徴です。

大きめにカットされた闘牛肉を贅沢に使用し、島とうがらしとパパイヤ入りで辛さとコクのある味わいに仕上げています。お値段は一般的なレトルトカレーの10倍くらいですが、その分価値のある物です。数量限定!お早めに〜

「粗ごしシークヮーサー」

粗ごしシークヮーサー

ここまで濃厚なシークヮーサージュースはなかなかない!濃厚でありながらサッパリ飲めるジュースです。シークワーサーに含まれているノビレチンは、血糖値を下げるホルモン、インスリンの働きを助ける効果があるとされ、血糖値の安定が血圧コントロールにも良い効果をもたらすと言われています。

「黄金の果実」

黄金の果実

シークヮーサージュースも入っていて甘みと酸味があり、少しトマトジュースの風味もあります。パパイヤにはイソチオシアネートという毒消し成分が含まれておりイソチオシアネートは、肝臓の解毒酵素の働きを良くして有害物質を無毒化するのに役立ちます。

今帰仁の駅 そーれ

闘牛カレーもシークヮーサージュースも黄金の果実もここ「今帰仁の駅 そーれ」にて販売しています。その他村産物も多数あります。

[surfing_su_box_ex title=”今帰仁の駅 そーれ”]

今帰仁の駅 そーれ
今帰仁村字玉城157
有限会社そーれの会
TEL :0980-56-4940 FAX:0980-56-5010
営業時間:9:00~18:00
月曜定休日

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「スイカ直売所」

スイカ直売所

505号線沿い仲尾次(なかおし)区。大きくて甘〜いスイカはこちら直売所にてお求めになることができます。

今帰仁村のスイカは、日本一早い出荷と美味しさで知られ、クリスマスや年末の贈答用として県内外でも人気があります。糖度は、11度以上でシャリシャリとした食感が特徴。沖縄では、「スイカといえば今帰仁!」といわれるほど知られた存在です

「橋の駅 りっかりっかワルミ」

橋の駅 りっかりっかワルミ

ワルミ大橋入口にオープンした こちらでも村の特産品をゲットすることができます。さらに、今帰仁城跡の割引チケットも販売しています。

今帰仁城跡の割引チケットも販売

まとめ

今帰仁城跡や古宇利島は外せないスポットとしてチェックする方は多いと思います。今回紹介したスポットは急ぎ足の観光ならばスルーしちゃうスポットかも知れません。でも、やっぱり一度は足を止めて見て・感じて欲しい!そんな思いで書きました。

まだまだ魅力的なスポットや物語が多い今帰仁村です。今後も紹介していきますね。お付き合いありがとうございました。