那覇市国際通りにある「那覇市伝統工芸館」。

こちらでは沖縄の伝統工芸品の数々が展示、販売されており、手作り体験もできるんです。国際通り沿いに位置していますので、アクセス的には便利な場所ということで今回は那覇市伝統工芸館にお邪魔して自分だけのシーサー作りに挑戦してきました。

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そもそも沖縄の伝統工芸とは?

沖縄は、琉球王国時代に南方系、中国系、朝鮮系など諸外国の影響を受け、沖縄の風土に適するように工夫し種々の工芸を生み出され、その伝統は今でも受け継がれています。

材料はすべて沖縄本島や八重山原産のものを使用し、沖縄独特の味わいを持っています。

と簡単に解説しましたが…

伝統工芸である、琉球びんがた、琉球ガラス、琉球漆器。首里織、壺屋焼は各々色々な歴史を持っています。

全体的に大きな流れでお伝えすると、琉球王朝は、薩摩藩に支配された慶長以後は外国からの物資は入らなくなり、工芸品は自国で生産しなくてはいけなくなったり、第二次大戦後はアメリカ統治の影響を受けたり、元々は中国の影響を受けていたりと、とても簡単に説明できるような歴史ではありません。

ですので実際に伝統工芸館を訪れて歴史について資料などご覧いただければと思います。また、事前知識として沖縄伝統工芸館のサイトを参考にしてください。

沖縄伝統工芸の歴史

それでは難しい話はここまでにして、次に那覇市伝統工芸館でできることについてお伝えします。

那覇市伝統工芸館でできることは?

この伝統工芸館にある展示室では、人間国宝の作品や、伝統工芸の制作過程をモニターで見ることが出来ます。また、工芸家の作品を展示販売されている作品を購入することもできます。

さらに、なんといってもこの伝統工芸館の魅力は「体験工房」で自分の作品を手作りできるというところなんです。

それでは、具体的にどのような体験ができるのか?お伝えします。

伝統工芸館で体験できる工芸の種類は?

琉球漆器

朱塗りが鮮明で美しいのが特徴。一時期、資材の入手難に陥り衰退しましたが、伝統は引き継がれ、観光客の増加や民芸ブームにも乗り伝統工芸の産業としての振興を推移しています。

体験では、お盆は用意されていて、琉球の琉球で発明され完成された独自漆芸、堆錦(ついきん)を行います。

実際にどのような技法なのか実際に体験してみてはいかがでしょうか?

琉球びんがた(紅型)

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琉球独特の染め物。模様は古典模様から近代的模様まで多種多様で、ルクジューの上で突き彫りされた型紙を用い型を置き、柄部分の色に顔料を使い、手挿しで色を挿したものです。

「紅型」と呼ばれ出したのは明治以降で、それまでは「カタチキ」(沖縄方言で「型を付ける」という意味)等と呼ばれていました。

体験では、図柄は色々あって好きな図柄を選ぶことができます。また、コースターやテーブルセンター、トートバック(大)などに絵付けをすることができます。

琉球ガラス

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特徴として、材料にくずガラスを使用するのでガラス特有の透明感や冷たさがなく、くすんだ色や気泡があり温かみを感じることです。

技法には、2種類あり、鉄パイプの先に熱して溶けたガラスを巻き取り、そこに息を吹き入れてふくらませ、くるくる廻して成形する「宙吹き法」と、木型、金型を用いて内側にガラスを吹いて成形する「型吹き法」があります。

体験では、世界にたった1つのオリジナルグラスを2種類の技法を用いて作ります。出来上がったグラスでオリオンビールや泡盛を飲むなんて楽しみ方もできます。未成年の方は、ルートビアなどはいかがでしょうか?

首里織

商人や庶民に親しまれた藍染の絣と、首里の氏族階級に着用された多色染めの気品高い織物があります。

染料には、亜熱帯独特の植物、福木(ふくぎ)やモモカワ、シャリンバイなどの天然染料が用いられています。

体験では、コースターやブックカバーを織ることができます。琉球ガラスのグラスの下には首里織のコースターなんていうのも良いですね。

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壺屋焼(つぼややき)

壺屋焼は上焼(ジョーヤチ)と荒焼(アラヤチ)に分かれ、上焼には釉薬を施した食器や酒器、花器類など比較的小さいものが多く、荒焼には酒甕(サカガメ)や水甕(ミズガメ)、味噌甕(ミソガメ)など大きなものが多いそうです。

沖縄独特の獅子には、形を定めそれに沿って紐状の粘土を積み上げて成形する「ひねり成形」や、「タックヮーサー(張りつけ)」や「ジーガキー(生掛け)」といった技法があります。

今回はこの壷屋焼でシーサーを作る体験に挑戦しました。

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体験工房で自分だけのオリジナルシーサーを作る

今回は、「壺屋焼」でのシーサー作りに挑戦しました。

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体験工房は予約制です。体験したいコーナーと時間を事前に連絡しておきましょう。

「てんぶす那覇」の2階に伝統工芸館の受付がありますので、そちらで受付、支払いをします。シーサーの完成には1か月半くらいかかるので、完成したシーサーを郵送で送ってもらうために住所なども記入しましょう。

ワクワクのシーサー作り!

シーサー作りには、沖縄本島の中部、北部でとれた赤土の粘土を使用しています。前もってシーサーの部分ごとにパーツ分けしてあるものを組み立て成形していきます。

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粘土はひんやりした感触が気持ちいいです。胴体に頭の部分を乗せて成形用の粘土をくっつけて一体化させていきます。このようにして脚、尻尾、ヒゲなどの部分をそれぞれ一体化させます。

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慣れるまでは少し難しいのですが、プロの方が親切に教えてくれますので安心です。作成中は皆が無言になるくらい夢中になります。

最終は細い木の棒で線を描き、頭の後ろ部分に作成日とニックネームを線で描いて完成。

シーサー造りの所要時間は2時間ですが、私たちは完成までに2時間半かかりました。手作り体験で、沖縄の伝統工芸に触れるいい経験になりました。

焼き上がるまでの間お別れです。完成品が届くのがとても待ち遠しいです。

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アクセス

住所

〒900-0013  沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇2F

電話

TEL: 098-868-7866

体験受付電話番号も上記の電話番号です。また、忘れずにWe-Love沖縄を見た!とお伝えください。

(受付時間:9:00~18:00)

【車】

那覇空港から19分

カーナビ設定

なし

住所の「沖縄県那覇市牧志3-2-10 てんぶす那覇」で設定してみてください。

【駐車場】

建物の地下に81台の駐車場を完備。

駐車料金は1時間300円。超過利用料30分ごと100円。工芸体験、販売場で5,000円以上お買い上げの場合、1時間の駐車無料券有り。

【ゆいレール】

牧志駅から徒歩4分
美栄橋駅から徒歩6分

【バス】

那覇市内線「三越前」停留所前
那覇市街線「牧志」停留所徒歩3分

毎週日曜日12:00~18:00まで「国際通り」がトランジットモール(歩行者のみ)のため一般車両(自転車含む)は交通規制で入ることが出来ません。

【利用時間】

特別展示室、体験工房:9:00~18:00

工芸品販売場:9:00~20:00

駐車場:9:00~24:00

【特別展示室観覧料】

大人310円、高校生200円、小中学生100円

【体験工房料金】

工房名作品体験時間所要時間作品引取利用料金
(1作品)
琉球びんがた

(定休日:日曜)

テーブルセンター1回目 10:00~

2回目 13:00~

3回目 15:00~

90~120分当日2,570円
琉球ガラス

(定休日:木曜)

一輪挿し10:00~11:30

13:00~14:30

15:30~16:45

10分翌日2,570円
~3,100円
オリジナルグラス
琉球漆器飾り皿1回目 10:00~

2回目 13:00~

3回目 15:00~

60~90分当日2,570円

〜3,100円

首里織テーブル

センター(小)

10:00~12:00

13:00~16:00

60分当日2,570円
壺屋焼シーサー1回目 10:00~

2回目 13:00~

3回目 15:00~

120分約1ヶ月3,100円

※予約制なので、事前にご希望の体験と時間を電話にてご予約ください。

地図

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

手作り体験おもしろそうじゃないですか?

那覇市伝統工芸館では5種類の伝統工芸から選べるので、那覇を訪れる度に1点ずつ5種類作ってみるのもいいかも知れません。沖縄のお土産屋さんで民芸品を購入するのも良いですが、自分で作ったものは思い出もひとしおで、ずっと大事に飾っておけるものになるのは間違いないと思いますのでオススメです。

国際い通りの詳しい情報はこちらを参考にしてください。
▶ 沖縄のメインストリート・国際通り(那覇市・なはし)