沖縄へ移住してきて4か月、初めての梅雨を体験中です。ところが梅雨入り当初の嵐はどこへやら、梅雨の晴れ間でここ数日はカラッとした良いお天気です。このギラギラした太陽を見ていたら、突然「シュノーケルしたい!」という発作が…

翌日の半日シュノーケルツアーを予約してしまいました。

「日程に余裕のない旅行だから無理かも」「シュノーケルに挑戦したいけど、初めてだからちょっと不安」と諦めてしまってはいませんか?シュノーケルを体験できるツアーは色々ありますが、本島周辺の離島で手軽に半日シュノーケルを楽しむこともできます。

沖縄の海はどこもきれですが、あまり人の手が加わっていない離島の海は特にきれいです。今回は、気軽にサクッと参加できる慶良間諸島での半日シュノーケルツアーを紹介します。

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ケラマブルーに出会える離島

渡嘉敷島・阿波連ビーチ渡嘉敷島・阿波連ビーチ

2014年に国立公園に指定された慶良間諸島は、沖縄本島から西へ約40km、本島からは目視できるほどのエリアにあります。慶良間諸島は座間味島や渡嘉敷島などからなり、多様なサンゴ礁が生息し、透明度の高い海、ザトウクジラの繁殖海域として日本のみならず海外からも多くのファンが毎年訪れています。

那覇から高速船で座間味島まで約1時間前後、渡嘉敷島まで約35分と、慶良間諸島は気軽に遊びに行くことのできるスポット。私は渡嘉敷島へ2度行ったことがあるのですが、言葉にならないくらいの美しさに感動しました。

写真はちょっと曇り空ですが…

那覇から最も近い国立公園・チービシ環礁

チービシ環礁

今回私が参加したツアーは、「慶良間諸島への入口」と言われているチービシ環礁でボートシュノーケルをするツアーです。チービシ環礁はナガンヌ島・クエフ島・神山島の3つから成る環礁で、本名を慶伊瀬島(けいせしま)と言い、那覇の泊港(通常とまりん)からわずか20分ほどで到着します。

こんなに那覇から近いのに、その透明度はバツグン。昨年チービシ環礁を訪れたときに、あまりの透明度に驚き、感動しました。

半日シュノーケルツアーをおすすめする理由

日程に余裕がない時でもできる

半日シュノーケルは、多くのショップでは午前便、午後便の2種類あるので旅行計画に合わせて手軽に体験できるツアーです。

私が大阪から沖縄へ1泊2日で来ていた時にお世話になったのが半日シュノーケルツアーでした。

沖縄到着が昼前、2日目は午後の便で帰る、なんて場合でも、半日シュノーケルなら初日の午後から、もしくは、2日目の午前中に体験できてしまいます。

手軽に参加できる

定員に空きがあれば、今回のように前日でも予約ができてしまいます。思い立ったときに気軽に参加でき、シュノーケルセットはもちろん、ウェットスーツやライフジャケットなどのレンタル込みの料金なので水着とタオルさえあればOK。とても便利です。

初心者の方でもできる

ツアーにもよるとは思いますが、今回私が参加したツアーでは実際に泳いだ時間は約30分ほどでした。シュノーケルをするのが初めての場合、慣れていない呼吸の仕方で緊張したり、フィンの使い方次第では長時間泳ぐとだいぶ疲れてしまうので、まずは短時間の体験がおすすめです。

体力に自信のない方やお子様でもできる

ウェットスーツやライフジャケットを装備しているとはいえ、海で泳ぐと意外に体力を消耗してしまうものです。体力に自信のない人やお子様、ツアー後に観光の予定がある方などは軽く半日で済ますということも大切です。

お手頃な料金

ウェットスーツやシュノーケルセットなどのレンタル込みで4,000円前後から6,000円前後のプランが多いです。ショップによっては宿泊しているホテルまでの送迎をしてくれるところもあるので、そういったショップを利用すれば交通費を節約できます。

マリンスポーツがセットになったツアーあったり、バスタオルプレゼントや、水中で撮った写真をプレゼントするショップもあるので色々吟味してみるのも楽しいです。

それでは前置きはこのくらいにして、実際に参加したツアーリポートを!

半日シュノーケルツアーへ出発

8時にショップで受付をし、他のショップからのお客さんたちと船に乗り合わせ、泊港(とまりこう)からチービシ環礁のナガンヌ島を目指します。戻り時間は12時の予定です。

本日は最高気温26度、最低気温19度、湿度は高くなくてちょうど良い気候ですが、海に入るとなると少し寒いかもしれません。寒さに弱い私は少し不安です。

ナガンヌ島へ上陸・装備を整えよう

ナガンヌ島

海の色が変わってきたら、慶良間諸島が近い証拠。ナガンヌ島へ到着しました。昨年ここへ来た時には透明度がすごく高かったのですが、数日前に猛烈な雨が降っていたので水の濁り具合が心配です。

桟橋を渡ってナガンヌ島へ上陸します。島の中央部にツアーの拠点があり、ウェットスーツなどの装備を整えシュノーケルの使い方のレクチャーを受けて再び桟橋へ移動。少し小さめのボートに乗り換えます。

ボートシュノーケルへ出発

シュノーケリング

いよいよ出発!と言ってもシュノーケルポイントはナガンヌ島のすぐ目の前。その日の風向きによって、シュノーケルポイントをナガンヌ島の北側にするか南側にするかを決めるそうです。

今日の参加者は団体さん1組と、1人参加の私だけ。普段だと団体さんの中に含まれるのですが、今回はラッキーなことにガイドさんと私のマンツーマンでした。

想像していた通り海の水は冷たくてしばらくは呼吸が荒かったのですが、少し泳いでカラフルな魚やサンゴ礁が見えてくる頃には落ち着きました。以前来た時より少し濁っている感じがしますが、それでもこの透明度。日が差し込むと海底までキラキラ光ってとても幻想的です。9か月ぶりの慶良間の海。頭の中が海に溶けるような感覚になります。

エサの「麩(ふ)」を持つと、人懐こい魚が沢山寄ってきて手から直接食べてくれますが、勢いよく突進して手を噛んでくる種類の魚もいて、私は手の甲を少し負傷してしまっていました。安全に楽しむためにも、シュノーケル用のグローブがあるといいかなと思いました。

なまこ

ガイドさんが潜ってナマコやヒトデを手渡してくれました。普段なかなかこういった海の生き物を触る機会ないので興味津々です。魚の名前を教えてくれたり(なかなか覚えられませんが)、バブルリング(海底に潜って口から息を吐き空気の輪っかを作る)を作って下から写真を撮ってくれたり、潜って可愛いニモをアップで撮ってくれたり色んなサービスしてくれます。

そして沢山の魚が集まる大きなサンゴ礁畑に到着。「この辺りは浅いので、サンゴを傷つけないよう気を付けて。立ち泳ぎはしないでね」と注意を受け、サンゴ礁の上をゆっくり泳ぎます。大きな魚の後を夢中になってカメラで追っかけたりしているとあっという間に約30分のシュノーケルタイム終了。

サンゴ礁

船へ戻る途中、白くなって死滅したサンゴ礁の上を泳ぎました。沖縄にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖(せきせいしょうこ)」や、世界最大のオーストラリア東海岸にある「グレートバリアリーフ」でも大規模なサンゴの白化現象(はっかげんしょう)が起きています。

珊瑚白化

サンゴ礁を踏みつけないとか、地球温暖化防止などわたしたちが普段できることを意識して行動し、いつまでもこの美しい景色を楽しめるようにしていきたいものです。

ボートへ上がり、ナガンヌ島へ戻ります。最初はすぐに水の冷たさに慣れたものの、20分ほど水に浸かっているとウェットスーツを着ていても体が冷えてしまって、微妙にブルブル震えていました。ボートに上がると風にさらされてさらに寒い。こういった時期に海へ入る時には暖かいお茶をポットに入れて持って行っておくといいかもしれません。

ナガンヌ島を散策

船の出発時刻までの1時間は自由行動ということで、ナガンヌ島を散策してみました。近年まで無人島だったナガンヌ島は東西に細長い島で、東西に約1.7km、南北に約200mという小さな島です。

南側の風景

ナガンヌ島南側

船の桟橋があり、右手の方には慶良間諸島の島々が見え、砂浜にはパラソルやレストハウスが並びます。

波打ち際は石畳になっていて、砂浜には大きな石やサンゴなどがゴロゴロ。ナガンヌ島の浜辺はコーラルサンド(サンゴ砂)で、細かい砂の部分もありますが大きいサンゴのかけらなどもあり素足で歩くにはかなり痛いので、ビーチサンダルやマリンブーツなどを履いて歩いた方が良いでしょう。

東側の風景

東側

両際に背の低い木が並んでいて、通路ができています。奥の方には所々に草が生えた平地がずっと続いています。

西側の風景

東側

島の西側の小高い丘の上には、国立公園に指定されたときの記念碑が立っています。その奥は植物が多く生えている地域で、野生動物の保護のために立ち入り禁止の区域になっていますので注意してください。

北側の風景

ナガンヌ島北側

浜辺にはオシャレなレストコテージやパラソルが並んでいて、遊泳区域で遊泳やシュノーケルをすることができます。波打ち際は石畳の部分と砂地の部分があって、可愛いサンゴやきれいな貝殻を拾いながら歩くのも楽しい。真っ白な砂もナガンヌ島の魅力のひとつです。

ナガンヌ島の設備

小さな島には意外にも宿泊施設があって、ベッドとエアコンの付いたレストハウスや、テントと寝袋をレンタルすることもできます。ナガンヌ島ではお天気が良い日にはきれいな夕日や星空が見られるので、1泊してロマンティックな景色を楽しむのもおすすめです。

遊泳の後に利用できる更衣室やお手洗いもあります。更衣室には温水シャワー(無料)があり、お手洗いも広くてきれいです(水洗)。シュノーケルツアーなどの場合、船に簡易のシャワーが付いていて、カーテンで仕切った場所や狭いトイレの中で着替えたりする場合が多いのですが、こういった施設でちゃんとした設備を利用できると助かります。

ですが、ナガンヌ島には電気・水道のライフラインがないので使用できる水は限られています。大事に使いましょう。

また、ナガンヌ島にはレストランもあり、種類の豊富な食事やドリンクも楽しめます。自然環境保護のため飲食物の持ち込みは禁止のようですので、こちらのレストランをご利用ください。

ナガンヌ島で見られる植物

ナガンヌ島では様々な植物を見ることが出来ます。アダンやモンパノキが主で、所々にシマアザミやハマササゲなどが花を咲かせています。

ナガンヌ島植物

ナガンヌ島に生息する動物

ナガンヌ島にはアジサシやウミガメなどの野生動物が暮らしていて、タイミングが良ければウミガメの産卵やふ化を間近で見られることもあるようです。驚かさないように静かに観察してあげてくださいね。

海で遊ぶときに注意したい危険生物

楽しい海遊びですが、海にはハブクラゲやミノカサゴなどの危険な生物が沢山います。不用意に生き物に触れたりしないよう心がけてください。

ナガンヌ島には危険生物の紹介と、被害を受けた時の応急処置法などが記した看板が立っているので、海で遊ぶ前に一度確認しておきましょう!と言いたいところですが、看板を見た程度では覚えられませんのでこちらを参考にしてください。

▶ 沖縄のビーチで注意するべき危険海洋生物13種類

安全に海で遊ぶために

毎年、沖縄でも海の事故が多発しています。手軽に楽しめるシュノーケルですが、使い方や行動を誤ると事故につながる危険性があります。スタッフやガイドさんの説明、器具の使い方などをしっかり聞き、くれぐれも事故やケガのないように楽しみましょう。

まとめ

午前中のたった4時間で、沖縄の美しい海と自然を満喫できました。慶良間諸島は本島から近く、とても美しい離島です。そのケラマブルーの世界を、たった半日で気軽に満喫することのできるシュノーケルツアーはおすすめです。次の沖縄旅行の予定に合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

シュノーケルツアー(参考)