琉球王朝の神事が行われ、歴代の琉球国王が参詣した島、久高島。

周囲8km、人口約270人という小さな島ですが、今も「神の島」と呼ばれ、伝統的な祭事も行われています。

昔からの神聖さは今でも大切に守り継がれている場所ですが、私たちも観光することができるんです。

沖縄本島から約5km、知念安座真港から船で約20分。那覇から日帰りでも訪れることができる久高島をご紹介します。

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【どういうところ?】琉球開闢の神が降り立った島。島全体が、聖地

久高島が「神の島」と呼ばれているのは、琉球開闢の神アマミキヨが降り立ったと言われる地だからだそうです。

位置的にも、神々のいる理想の楽園ニライカナイと、琉球最大の聖地と言われる斎場御嶽(せーふぁうたき)の通り道にあり、斎場御嶽の中にも久高島を望む「遙拝所」が設けられています。

今でも島のいたるところに琉球の神話が息づいていて、島の浜や土地、植物などのすべてに宿る神の息吹を大切に守ってきた島の人々の思いを感じることができます。

山はなく平坦な地形で、太平洋にぐるりを囲まれたこの島は、見渡す限りの海と空が神々しいほどの絶景。聞こえるのは波と風の音だけ。ニライカナイ(理想の楽園)に一番近いとされる美しいイシキ浜は、本当にニライカナイに続くようです。

海のかなたに思いを馳せて、ただただ青く広がる海と空を眺める。ゆっくりと、神様と一緒に島の美しさを味わいたくなる。そんな場所です。

ニライカナイ橋正面に久高島が見えるニライカナイ橋

【何ができる?】観光も宿泊もできます

島にはところどころ、島の人も立ち入れないという立ち入り禁止の場所が点在しています。怖い?それは大丈夫です。

島を案内してくれる島を良く知るガイドさんがいますからご安心ください。島を巡る際は、まずガイドさんにお願いしましょう。

また、島には3か所のレンタルサイクルがあり、自転車で回ることができます。また美しいビーチも立ち入り可能な場所があります。

那覇から日帰りで訪れることも可能ですが、宿泊もできます。(島には3か所の宿泊施設があります。)

久高島からの夕焼け宿泊したらこんなに綺麗な夕焼けが見えるかも…

久高島の名物は「イラブ―」。神様の使いといわれているイラブー(ウミヘビ)は滋養が高く、年に2回食べると風邪をひかないそう。イラブー汁として「食事処とくじん」でいただくことができます(要予約)。

観光地情報

名称

久高島

住所

南城市観光商工課管轄 安座真(あざま)港より5km

電話番号

098-946-8817(南城市観光商工課)

営業時間

休館日入館料

島の見学は随時自由ですが、祭事がある場合はその限りではありません。島を回る際はガイドさんに依頼しましょう。

南城市観光協会認定ガイドへの依頼は南城市観光商工課098-946-8817へお問い合わせください。

クーポン・割引

なし

所要時間

サイクリング1周2時間、ゆっくり散策したり、食事もして日帰りをするなら4時間程度

施設設備

レンタルサイクル3か所 1時間300円~

宿泊所3か所

・久高島宿泊交流館 電話:098-835-8919

・小やどSAWA 電話:098-948-1630

・民宿 西銘(にしめ) 電話:098-948-2294

食事処

数か所ありますが、

食事処とくじん(11:30~22:00 Lo21:00)ではイラブー汁が食べられます。

※ただし、イラブー汁は電話098-948-2889で予約を。

久高島振興会

アクセス

那覇空港から安座真港までの行き方

【車】

1時間。安座真港に無料駐車場があるフェリーターミナルがあります。

【路線バス】

那覇空港からゆいレールで、「旭橋駅」へ。

駅を出て徒歩5分の那覇バスターミナルへ向かい「東陽バス系統38番志喜屋方面」に乗車。

「知念安座真サンサンビーチ入り口」にて下車。徒歩5分で乗船場である安座真港へ。

安座真港から久高島への行き方

安座真港からは船で渡ります。船には、フェリーと高速船があります。両方合わせて6便運航。季節によって出港時間が変わります。

フェリー

フェリー

片道 約25分

料金 片道670円/往復1280円

高速船

高速船

片道 約15分

料金 片道760円/往復1460円

安座真港→久高島

1便9:00高速船

2便10:00フェリー

3便11:30高速船

4便14:00フェリー

5便15:30高速船

6便17:00(冬期)/17:30(夏期)フェリー

久高島→安座真港

1便8:00高速船

2便9:00フェリー

3便11:00高速船

4便13:00フェリー

5便15:00高速船

6便16:30(冬期)/17:00(夏期)フェリー

※冬期 10月1日~翌3月31日 夏期 4月1日~9月30日

【お問い合わせ】

久高海運

安座真事務所(電話098-948-7785)、

久高事務所(電話098-948-2873

駐車場

車は安座真港まで。島内での移動は徒歩、自転車になります。またはガイドさんが運転する車です。

地図

ストリートビューで見る


ニライカナイ橋から久高島を望む

観光のポイント

島に通るサイクリングロード(ロマンスロード)の中でも、北端に向かうのは、白い一本道。この道にも惹かれるものがあるのですが、この道の先にある島北端の「カベール岬」は、琉球開闢の神アマミキヨが初めて降り立ったとされる場所。三方に広がる海も透き通って、ひときわ絶景です。

口コミ情報

ガイドさんが教えてくれますが、島に自動販売機はないので、サイクリングで島をまわる際は、水分買ってから持っていくのが必須です。

宿泊利用しましたが、Wifiが繋がりました。

元旦に汲み上げた海水から作られる、久高島のお塩「がにまぁす」、おみやげにおすすめです。ほかにも美味しそうなお土産たくさんありました!

遊泳禁止かと思ったら、泳げるビーチがありました。また、シャワー、トイレもあったので嬉しかったです。

まとめ

琉球の人たちも、聖地から拝んだほどの聖地。こんな神聖な場は、縁のある人しか行けないのかもしれないですね。行けること自体ラッキーなのかもしれません。

晴れた日に久高島から眺める海は、神々も、そして琉球王朝の人々も見てきた景色。その風景は人生の宝物になりそうな気がします。