「キジムナー」をご存知ですか?

「キジムナーは、沖縄で昔から言い伝えられてきている伝説の生物、木の妖精、精霊のことです。

沖縄のキャラクターグッズといえば、シーサーとイメージされるように、看板やパンフレット、お土産品までもがシーサー。悪霊を追い払う魔除けと言われるシーサーがこれだけ人気なのに、なぜ精霊の「キジムナー」は人気ではないの?目には見えない精霊だからキャラクターにならないの?

そこで、精霊「キジムナー」について調査してきました。

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「キジムナー」って?

伝説の生物、樹木の精霊と言われるきじむなーは、ガジュマルの木に住んでいて、赤い髪、木の葉の服、裸足、子供であると言われています。ですので、県内でキャラクター化されているきじむなーは写真のようなイメージです。

きじむなー6

実際に存在した生物説

精霊ということにおいては、本土の精霊的な存在として知られる座敷童に似ているところもありますが、少し違うのはキジムナーは座敷ではなく外にいたということです。

古いガジュマルの木の下で遊んでいると、何かが背中に飛び乗り、また飛び跳ねるように逃げて行ってしまった。ふとガジュマルの木の上を見たら赤い髪の毛の子供がこちらを見ていた。そんな伝説が語り継がれています。

キジムナーは魚の左目が好き

キジムナーは魚の左目が好物で、海岸に左目のない魚が捨てられているとキジムナーが出た!という噂が広がりました。

魚の左目だけ食べて置いてあるということは、野良猫の仕業ではなさそうですね。

キジムナーは福の神

キジムナーが家のガジュマルの木に住み着くと、そこの家は裕福になると言われています。

キジムナーが一緒に漁を手伝うと必ず大漁になる、キジムナーが一緒に畑を手伝うと必ず豊作になる、福の神的な存在としても語り継がれています。

キジムナーのおかげで暮らしが豊かになったと信じた人は、ガジュマルの木にお供えをして、キジムナーに感謝をしていました。

キジムナーはイタズラ好き

幼い子供のキジムナーはイタズラが大好きでした。

夜道を歩いていると灯りを消したり、寝ている人の上に乗って金縛りのような状態にしたり、赤ちゃんを泣かしたり、時々かわいい悪さをして大人を困らせていました。

キジムナーの怖い話

キジムナーに気に入られた家は栄えて、キジムナーに嫌われた家は滅びると言われています。

キジムナーはシーバイ(おしっこ)をしても怒りませんが、プ~(おなら)を嫌いました。また、きじむなーを恐れて住処であるガジュマルの木を切り倒したり、きじむなーの嫌いな熱い鍋蓋、タコ、鶏などを用意するとたちまち逃げて行ってしまいます。

ところがその数日後、きじむなーを追い払った人は不審な死に方をするのです。

ガジュマルの木

ガジュマルは古代から「精霊が宿る木」と言われ、海外でも神聖な木として扱われてきました。

沖縄では、キジムナーが住んでいるとされているので、名護のがじゅまるの木は、道路の真ん中にあるのですが、切られずに道ががじゅまるを取り囲むように作られています。

きじむなーグッズ

最近ではあまり見かけなくなってきましたが、ストラップやキーホルダーなど、キジムナーグッズも売られています。

キジムナーグッズを身につけて、キジムナーに守り神になってもらい、お金持ちにしてもらいましょう。

きじむなー5
きじむなー8

読谷村付近で多数目撃

琉球村のマスコットでもあるキジムナーは、読谷村のいたるところに点在しています。しかも、交通安全を願ってくれています。1体1体ポーズも違う。え?こんなところにもいるの?という場所にいるときもありますので、ドライブ中に探してみてください。

きじむなー2

アメリカンビレッジで目撃

きじむなー1
かわいいキャラクターとはちょっと違って、きもカワのキジムナーです。タコライスcafeの表に座っていますので、見つけたら一緒に記念写真をお願いしてみてください。キジムナーから幸せのおすそ分けをもらえるかも知れませんよ。

まとめ

子供の頃、日本むかし話だったか?NHKの教育テレビ?で見たり聞いたりした記憶はありましたが、キジムナーのお話が沖縄県の話だったことは、沖縄へ来て初めて知りました。

しかも、かわいくて何故か憎めないキジムナー。私は大好きです♪キジムナーグッズを買ってお土産にしても良し、一緒に記念写真を撮っても良し。

キジムナーと一緒に遊べば、きじむなーは喜んで、幸せのおすそ分けをしてくれることでしょう。
※ただし、絶対に嫌わないでくださいね。