ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念館は、沖縄本島のほぼ南端にあります。

沖縄戦の激しかった南部の地で、看護要員として女学生と教師で編成された「ひめゆり学徒隊」。陸軍病院での過酷な任務に当たったことで多く命を失った、ひめゆり学徒隊員の鎮魂のため終戦の翌年に建てられたのがひめゆりの塔です。

その隣には、悲しい事実を風化させることなく、平和への思いを次世代に繋ぐために建てられたひめゆり平和祈念資料館があります。

ひめゆり平和祈念資料館

祈り継ぐことは最大の供養と言われますが、私達にも献花ができる場所、ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念館をご紹介します。

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【どういうところ?】沖縄戦の悲惨さを生の声を通して学べる

沖縄戦とは、米軍が沖縄本島に上陸を開始した1945年3月下旬から約3か月あまりの戦いを指します。その中でも5月下旬から繰り広げられた激戦、南部戦線で10万人以上の住民の方が犠牲になったともいわれています。

ひめゆりの塔はその沖縄戦で亡くなったひめゆり学徒隊の鎮魂のため、遺族であり村長であった金城氏らによって、沖縄戦終戦翌年に建てられた慰霊碑です。

ひめゆりの塔

ひめゆり平和祈念資料館は、1989年にひめゆり同窓会によって建てられました。資料館では、戦争で起こった事実を伝えるひめゆり学徒隊の遺影、遺品、証言映像などを見ることができます。また、企画展として、職員による講和会もあり、戦争体験や戦後の思いなど、直接にお話を伺うことができます。

【何ができる?】ひめゆり学徒隊の鎮魂と恒久平和を願う場所

資料館では特に、手記、証言映像といった貴重な生の声が多く残されています。追体感を持って戦争の悲惨さ、命の尊さ、平和のありがたさを学ぶことができます。

また繊細な性質のため資料館へ入る自信のない方も、外にあるひめゆりの塔で献花することができます。塔の前にお花を供える所があり、たくさんの生花が捧げられています。お花は入り口付近で200円ほどで購入できます。

ひめゆりの塔花

施設情報

施設名

ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館

住所

〒901-0344 沖縄県糸満市伊原671-1

電話番号

098-997-2100

営業時間

9:00~17:30(入館17:00まで)

休館日

年中無休

入館料

【ひめゆりの塔】

無料

【ひめゆり平和祈念資料館】

大人310円

高校生 210円

小・中学生 110円

※6月23日慰霊の日は入館無料

クーポン・割引

なし

所要時間

ひめゆりの塔参拝は20分弱

資料館は約1時間〜全て詳しく見ると2時間以上

施設設備

平和講和・証言ビデオ

バリアフリー対応

障害者専用トイレあり

車椅子5台、ベビーカー2台あり

アクセス

【車】

那覇空港から車で約30~40分

【路線バス】

※本数は1時間に1~2本程度

那覇バスターミナルより

琉球バス 34番または89番 糸満行に乗車。(約35分)

糸満バスターミナルで乗り換え、下記いずれかに乗車。(約15分)

82番 玉泉洞・糸満線

107番 南部環状線、

108番 南部環状線巡回

「ひめゆりの塔前」下車 徒歩3分

【タクシー】

那覇市からひめゆり平和祈念資料館まで片道3500円程度が目安です。

カーナビ設定

MAPCODE: 232 338 061*47

駐車場

無料

※ わかりにくいかもしれませんが、近隣にある駐車場はほとんどが無料です。

地図

ストリートビューで見る

観光のポイント

ひめゆり、とは沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校を合わせた愛称です。

師範学校は教師を目指した学校。資料館を建立した同窓生も教育者を目指した方々だったことから、ひめゆり資料館は教育という観点から戦争の悲惨さ・平和の尊さを分かりやすく学ぶことができるようになっています。

また、戦地に派遣されたひめゆり240名(先生18名を含む)全ての名前、写真が展示さてている他、たくさんの当時の証言が展示されているので、初めて見る方は衝撃的で泣いてしまうという方もいらっしゃいますが、とても貴重な内容なので是非、沖縄旅行の最後でもいいので見て欲しいです。

ひめゆり歴史資料館ひめゆり歴史資料館

お客様の声・口コミ

資料館自体はこじんまりした施設ですが、証言ビデオや置かれている資料は強烈に訴えるものがありました。心が痛み震えました。戦争の惨さを子供達にもしっかりと伝えたいと思います。

車がないので路線バスで行きましたが、乗り継ぎが必要で遠かったです。タクシーの方が便利かもれません。

沖縄旅行に何度も来ているので、一度は行ってみようと思っていました。献花できてよかったです。

献花

まとめ

実は以前、南部とかひめゆりと聞くだけで怖さを感じていました。そんな時、ひめゆりの塔のすぐ近くにある通称ジョン万ビーチが超おすすめスポットだ、と言うせっきぃさんに「南部の海は、怖くないですか?」と聞いたことがありました。すると「近くに立ち寄った際は必ずひめゆりの塔へ寄って献花しているよ。怖いっていうだけだと、何だか逃げているみたいに聞こえるなあ」と教えてもらいました。

確かに、もし自分が怖がられて逃げられたら悲しいし、お花を貰ったら嬉しい。はっとして思い直し、目を背けずに歴史を知って祈る気持ちを持って、ひめゆり学徒隊について調べていった時、やはり怖くなくなりました。

しかし、この地で感じた悲しさや弔いの気持ち、2度と繰り返してはいけないと感じた祈りの気持ちを、お花に乗せて伝える。こちらから伝える気持ちと行動が大切だなと改めて感じました。

あなたも是非沖縄にお越しの際にはひめゆり歴史資料館に足を運んで見てください。