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【沖縄・宮古島】冬のダイビングを楽むこつとダイビングポイント

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宮古島は沖縄本島から南西に290km、太平洋と東シナ海の間にある島です。宮古島・池間島・大神島・伊良部島・下地島・来間島・多良間島・水納島を合わせて宮古列島と呼ばれています。

今回は冬のシーズンならではのダイビングポイントに潜ってきました。石灰岩と言う土壌のおかげ?で浸食からできた洞窟が数多く点在する地形。さて、海の中はどうなっているんでしょうか?!映像もあわせてお楽しみください。

冬のダイビング

今回は、風の影響で下地島付近のポイントで潜る事になったのですが、その付近には魔王の宮殿」をはじめとする人気スポットが集まっていて、冬にダイビングするならお勧めのスポットなのです

下地島のポイントまでは港から20分〜40分かかるので、水面休息は船上で行うため一日中船の上で過ごす事が多くなります船酔いの心配な方は酔い止めの服用をお勧めします。

また、冬になると北寄りの風が吹く事が多くなります。北風が強くなると、島の北側は波が高くなり潜る事が難しくなります。宮古島では、9月〜4月は北〜東の風が強くなるため、影響の少ない下地島エリアのポイントを選ぶ事が多い様です。

また、池間島の北に広がる珊瑚礁の奇麗な「八重干瀬(ヤビジ)」は北風のおさまるゴールデンウィーク頃からが良い季節になってくる様です。

ボートダイビング
ボートダイビングが主流の宮古島ダイビング

内地(本土)のボートダイビングは、船がポイントに到着するとアンカーを船の上から海中に放り込んで固定する事が多いのですが、沖縄では、水中に固定アンカーが設置してあり、そのロープをガイドさんがスキンダイブで拾い船を固定する方法が主流です。

これで水底の珊瑚や生物などへのダメージを最小限に押さえているのです。船がポイントに着いたら、船長さんとガイドさんの息の合ったアンカーリングを見るのも楽しみのひとつかも。

魔王の宮殿

宮古島を代表する人気の地形ポイント。名前を聞いて「どんな恐ろしいポイントだろう?」と思いつつエントリー。

小さなドロップ添いを進むと悪魔が手を広げた様な形をした入り口が見える。入り口はやや狭いので頭をぶつけたりしない様にちょっと注意して下さいね。穴の中に入ると外界の光はシャットアウトされ暗黒の世界へ!まるで魔王が住む宮殿にお邪魔した様な演出です。手元のライトの光を頼りに奥へ進むと、突然目の前に青い光が。縦穴から光が差し込んで幻想的な光景です。

再び暗闇の中を進むと、頭上から真っ青の光の柱が降り注いでいるのが目に飛び込んできました。ここが宮殿の最奥。家主の魔王には遭えませんでしたが、洞窟探検をしている様なスリルは充分に味わえるポイントです。

洞窟

アントニオガウディ

ボートからエントリーして浅いリーフの上を西へ進むと、変な形(失礼)をした穴が見える。大小いろいろな形をした洞窟が入り組んでおり、その造形美から、サグラダ・ファミリア等を創った建築家のアントニオガウディの名前が付けられたと言われているポイントなのです。その名前の通り、洞窟の中から見上げる景色は、少し角度を変えるだけで様々な形へと変わって行くのです。

潜る前にガイドさんと「ハートの形が見えるのは心の澄んだ人かもね〜?」って話していたのを思い出して必死でハート形を探したのですが、どうしても歪んだハートしか見えない私の心は・・・??

通り池

下地島の観光名所として有名な「通り池」我々ダイバーは、海側の大きなアーチから進入し、池へと続くトンネルを進むポイントです。水深20メートル程のアーチの天井沿いに進むと頭上から差し込む光が見えてきます。

こちらの光が池から差し込む光なのです。振り返ると今入ってきた海側の入り口は奇麗なブルーなのですが、これから進む池側の光は緑がかった色をしています。そして池に入ると海水と淡水が入り交じってゆらゆらとサーモクラインができています

余談ですが、陸上から観光地の「通り池」を見ると二つの池からできている様に見えるのですが、実は一つの大きな池の真ん中にアーチが掛かった形状なのです。実際、水中から見ると大きな一つの穴ですから・・・

通り池出典:wikipediaより

宮古島と言えば「白い砂浜」・「青い海」・「池間島や伊良部島に掛かる美しい橋」を連想すると思います。前回に引き続きそんな素晴らしい海に潜ってきます。

港を出港して2015年1月に開通したばかりの「伊良部大橋」の下をくぐり下地島沖へ向かいます。港から約30分で下地島付近のダイビングポイントに到着。さて今回はどんな景色が見られるのか・・・はやる気持ちを抑えて機材をセットし、いざエントリー! 行ってきま〜す。

マリンレイク(蜂の巣ホール)

通り池と同様、海から池へ通り抜けるポイント。通り池の様な大きなアーチではなく、洞窟を探検して池に抜ける感じです。

水深15メートル程の岩と岩の間をすり抜けると目の前にポッカリと洞窟の入り口が!その真っ暗な洞窟に吸い込まれて行くと、だんだんと天井が低くなる。ライトの光に映し出される水底をよく見ると、白い珊瑚の欠片が敷き詰められた様に広がっています。

ますます天井が低くなった頃、真っ暗な洞窟の先に一筋の青い光が見えてきます。人が通るにはやや狭い縦穴から、真っ青な光が差し込んでいるのです。お昼頃には縦に一筋、時間が前後すれば斜めの光と、潜る時間帯によって様々な姿を見せてくれるポイントだそうです。

一筋の光を通り過ぎ、再度暗闇を進むと前方真上からやや緑がかった光が差し込んできます。これは池からの光なのです。その緑がかった光に向かって浮上すると、緑の度合いがどんどん増し、水温が1℃程下がったのを感じます。

その頃、目の前にはゆらゆらと揺れる水面越しに見える青い空に浮かぶ真っ白雲が幻想的でした。

水中から顔を出すと、そこは森の中にポッカリと口開けた小さな真ん丸の池だったのです。周囲を緑の森に囲まれた池で、水中で見た青から緑に変化する水は、この森から溶け出した肥沃な真水と海水が溶け合っていた場所だったのです。

サンゴホール

水深3メートル程の浅瀬から一気に30メートルに落ち込むドロップ沿いを潜行して行くと、トンネルの入り口か見えてきます。中に入るとやはり真っ暗になります。後ろを振り向くと、今入ってきた入り口が黒い帳の向こうに青く口を開けているのが見えます。

そのまま奥に進むと広間の真ん中辺りに、そこの主?がゆっくりと休んでいる姿が見えました。ネムリブカです。我々のライトの明かりが届くとスーッと右壁の割目に入って行きましたが、ちょっとサービスしてやるかって言う感じでもう1匹と一緒に再登場してくれました。

ネムリブカ
ネムリブカ
との挨拶を終えてそのまま進み、傾斜を昇ると出口の穴が頭上にポッカリと見えるのですが、少し変形したハートに見えたのは私の心が歪んでいるからなのでしょうか?

見つけたハート

水中熟成泡盛

沖縄と言えば泡盛・・・と、すぐ出てくるのはお酒大好きの私だけではないと思いますが、皆さんはいかがですか?

ここ宮古島でも有名な銘柄の泡盛があります。泡盛は、原料のタイ米を黒麹を使って米麹にして・・・製法はまたの機会に紹介するとして、泡盛には「古酒に育てる」と言う魅力があります。

その保管方法なのですが、通常は酒造メーカーが倉庫などで熟成するのが通常なのですが、ここ宮古島のダイバーは「水中熟成」を個人で楽しんでいる様です。水中は年間通して温度の変化が少なく、洞窟に隠す?ことで日光を遮断し、波の動きがゆりかごの様に熟成を進めると言われています。

水中熟成泡盛
今回のダイビング中、洞窟を進んでいる最中にこの水中熟成中の泡盛を目にしました。もちろんどなたかの所有物ですから、撮影だけさせて頂きました。機会があれば水中熟成された泡盛を頂いてみたいものです。

カラフルな魚

宮古島は地形ポイントと言うイメージが強いのですが、魚影も濃いと言う事も忘れてはいけません。

洞窟の中には、アカククリやアカマツカサ、ハタンポ・キンメモドキの群れが泳ぎ、リーフの上にはおなじみのクマノミやバラハタ、目をマクロにすればカラフルなウミウシや甲殻類が数多く生息しています。

クマノミ
アカマツカサの群れ

キンメモドキ
実は、私がリーフの上の魚の撮影に熱中しているとき、同じリーフの反対側に、マンタの姿があったそうです。これから潜りに行く方は、目を上下左右・ワイド・マクロに動かしてくれぐれもお見逃しの無い様に・・・!

それともう一つ、洞窟ポイントでは洞窟内はもちろん楽しいのですが、リーフの上に出てくるダイバーの泡にも注目して下さい。ダイバーが吐いた泡が洞窟の天井を伝い、小さな亀裂から水面に向かって昇って行くのです。リーフから昇って行く小さな泡の列はとっても奇麗ですよ。

あっ!最後になりましたが、洞窟を楽しむ方はライトをお忘れなく。さもないと、暗闇をガイドさんのライトの灯りだけを頼りに進む事になります。

まとめ

今回は冬のシーズンと言う事で下地島付近のポイントに潜りました。

この付近は宮古島の人気ポイントが集まる海域。石灰岩が浸食されて創られた洞窟やアーチなど、宮古島ならではの地形やその造形美を堪能しました。

澄みきった海水。ポッカリと口を開けた洞窟。ちょっと冒険家気分を味わえる暗闇の洞窟ダイビング。沖縄の中でも少し違ったダイビングを楽しめた宮古島でした。沖縄の海と言えば青くて澄んだ水、カラフルな熱帯魚と珊瑚礁と言うイメージですが、今回の宮古島の海は少し違った姿を見せてくれました。

是非、冬の宮古島に来た際にはダイビングにチャレンジしてくださいね。

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ライター紹介 ライター一覧

トニー

トニー

東内宏治
岡山県生まれ 愛知県在住
東海地区を中心に水中動画のカメラマンとして活動すると同時に、沖縄のプロダイバー養成センターの講師を勤める。

海が大好きで、仕事抜きで年中潜り続けるオヤジダイバー!
元インストラクターの視点から、沖縄の海の魅力を発信します。

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