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中学生でもわかる!今さら聞けない「普天間(ふてんま)基地・辺野古(へのこ)移設問題」とは?

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「辺野古の問題」って、そもそも何なの?

辺野古に米軍基地の移設をする。そんなことが問題になっています。といっても既に辺野古にはキャンプシュワブという基地があったりしますが・・・これについては、また後ほどお伝えします。

辺野古の海洋資源の問題なのか?

2015年1月16日、辺野古から8km沖合で国の天然記念物ジュゴンが撮影されました。そんなことがあり、基地の移設に反対している人が多いから辺野古の問題が大きく取り上げられているのか?

実際にはしっかりと調査して欲しいし、大切な問題だと思いますが、こちらの話題も後ほどお伝えするとします。

前置きはこの辺りにして…

ジュゴン出典:www.okinawatimes.co.jp

本題の「辺野古の問題」って、そもそも何なの?についてお伝えします。

沖縄県宜野湾市にあるアメリカ海兵隊の基地・普天間飛行場、通称「普天間基地」の移転先候補として、辺野古があげられたことで辺野古、辺野古と言われるようになりました。

しかし、実はこの普天間基地移転の問題がとてもややこしくて、あまりその全貌が理解できない方が多いと思います。なので、今回はその問題を詳しくお伝えします。

普天間基地移設問題(ふてんまきちいせつもんだい)は、沖縄県宜野湾市に設置されているアメリカ海兵隊普天間飛行場の機能を果たす基地・施設を何処にどのような条件で設けるかという問題である。

出典:ウィキペディア

まずは、なぜ移転する必要があるのか?なぜ移転するということになったのか?について。

普天間基地問題のはじまり

普天間飛行場をめぐる基地問題のはじまりは、1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」が起こったことにはじまります。

その前にちょっと、歴史的なことをお伝えします。

 歴史的視点 

第二次世界大戦後の世界を二分したアメリカを盟主とする資本主義・自由主義陣営と、ソ連を盟主とする共産主義・社会主義陣営との対立構造だった「冷戦」が1989年に終了すると、、世界的に流行した言葉は「平和の配当」でした。

それは、それまでに「冷戦」のために費やされてきた資源や労力などを軽減して、別の目的の資源や労力として使うという「配当」が期待されました。日本でも、当時の大田昌秀沖縄県知事が「平和の配当を受けるべき、軍用地利用の署名をしない」と発言したものそのことからのようです。

しかし、その反面この流れに危機感を抱いたのが、日本政府を含むアメリカの一部同盟国でした。ソ連が崩壊し、ヨーロッパでは完全に冷戦は終わったかもしれない…しかし、アジア太平洋には不安定要因も残ると見えていたようです。そして、そんな中、「平和の配当」の掛け声のもと、アメリカ軍が一方的に削減され、撤退するのではないか?それが、アメリカ同盟国諸国の外交・防衛当局者の懸念だったようです。

すると、1995年に、同盟国の不安を払拭する意味もあって、米国防次官補であったジョセフ・ナイの名を冠した「ナイ・レポート」(東アジア太平洋安全保障戦略)と言われる政策文書が提出され、その中に「在日米軍10万人体制は維持する」ということが明記されていたようです。

そして、そのことに最も反応したのが、「平和の配当を受けるべき、軍用地利用の署名をしない」と発言したとされる、当時の沖縄県知事、大田昌秀知事でした。

そして、この問題には、国と沖縄県そして、アメリカが絡んでいます。そのことも少し解説していきます。

 国・県・アメリカ 
大田昌秀知事
「平和の配当を受けるべき、軍用地利用の署名をしない」 
大田昌秀
村山富市首相
「・・・」 
村山富市

 

 

当時の大田昌秀沖縄県知事は「平和の配当を受けるべき、軍用地利用の署名をしない」という発言をしています。それに対し、村山富市内閣総理大臣は「・・・」

 豆知識 
村山富市氏が総理大臣時代:1995年1月阪神淡路大震災が発生、同年3月、地下鉄サリン事件、同6月全日空857便ハイジャック事件が発生しています。

だから何?というお話ですが、興味深かったので掲載しました。

 国・県・アメリカ 

橋本龍太郎首相
「普天間基地は返還、移転先は名護の海上という案で合意で良いですね!」 
橋本龍太郎

ビル・クリントンアメリカ大統領
「OK!」 

ビル・クリントン

 

 

 

1996年に行われた首相交代・日米首脳会談で、橋本龍太郎総理大臣は「普天間基地は返還。移転先は名護の海上という案で合意で良いですね!」と話し、アメリカ合衆国大統領、ビル・クリントン氏も合意していました。

先ほどお伝えした、「米兵少女暴行事件」で基地移転問題が高まり、日米両政府は「沖縄に関する特別行動委員会(通称、SACO)」を設置し、在沖米軍基地の整備や縮小、統合を検討。

さらに翌年、当時の総理大臣(政権交代後)、橋本龍太郎氏とビル・クリントン大統領の間で、1996年当時に代替施設が5~7年以内に完成して運用可能になれば、普天間飛行場が全面返還されることで合意したことから、現在まで続いている。ということになります。

そして、当時の沖縄県、稲嶺知事は、「飛行場の軍民共用」「15年の使用期限」を条件に移設候補地として名護市辺野古沿岸域を表明しました。

すると、当時の名護市長の岸本市長もそれについて同意し、代替施設は、沖縄本島の東海岸沖辺野古沿岸域に建設されることが決定しました。

つまり、この段階で、「どこに移転するか?」という点では、「辺野古沿岸域」ということで一度は決着がついていました。

 国・県・アメリカ 
稲嶺恵一沖縄県知事
「辺野古沿岸の地上に15年間限定で軍民共用飛行場を作るぞ!」 
稲嶺恵一
岸本建男名護市長
「地域振興策とセットなら受け入れOK!」 

岸本建男

アメリカ
「15 年限定とかでは話にならん!」 

沖縄県知事に当選した稲嶺恵一氏は、地元の合意を得るために、15年間に限るとし、”岸本建男名護市長も条件付きで受け入れを表明しました。しかし、アメリカ側はこの案には合意しませんでした。そして、結局は、日米両政府は地元沖縄県の意向は無視する形で合意案を作ります。

これが現在も進められている辺野古沿岸にV字滑走路を建設するプランです。実際にはこれも予定では2014年に完成しているハズでしたが…。

沖縄国際大学米軍ヘリコプター墜落事件

ヘリ墜落出典:宜野湾市ホームページ

2004年8月13日に在日米軍(アメリカ海兵隊)のヘリコプターが沖縄国際大学に墜落した事件で地元の基地返還要求は再び高まることになりました。

また、その頃アメリカ軍は9.11のテロの影響などで世界規模の再編を実施していたこともあり、日米政府はこれに普天間基地の移設のみならず、沖縄本島に駐留する海兵隊の削減を盛り込みます。そして、削減される海兵隊はグアムに移転することになり、グアムでも移設に関わる動きがはじまります。

しかし、その後…基地の移転計画案自体も再検討が行われ、辺野古周辺で各案を比較した後、密集する住宅の上空の飛行ルートを回避するV字滑走路は、辺野古岬とそれに隣接する大浦湾と辺野古湾を結ぶ形で合意します。また、当時の島袋名護市長もこの案を承認。

そして、その後、沖縄県や名護市から滑走路の沖合移設などの修正が求められましたが、2006年時点で2014年までに代替施設建設という問題解決に向けたある一定の方向性は示されていました…。

2014年までに代替施設を建設し、移転させるという日米ロードマップがこの時点で決まりました。

 国・県・アメリカ 
日本政府
「日米ロードマップ」 
アメリカ政府
「辺野古にV字滑走路で合意する」 

2006年に、2014年までに代替施設を建設し、移転させるという日米ロードマップが決まりました。

政権交替で白紙

鳩山由紀夫

しかし、2009年に「普天間基地の県外、国外移設」「最低でも県外移設」と言っていた鳩山由紀夫氏が総理大臣となり、鳩山由紀夫内閣が発足すると…

鳩山内閣によって辺野古移設案は再度審議され、様々な代替案が提示されたのですが、結局、具体的な代替案を打ち出せずに迷走した結果、最終的にはアメリカ側に押し切られる形で、移設先を「辺野古周辺」とする日米共同声明を発表することになります。

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

ここではあえて書きませんが…多くの方がこれを読んで思うことと同じことを思っていると思います。

 国・県・アメリカ 
鳩山由紀夫総理大臣
「沖縄の皆さん、やっぱり県外移転」は無理みたい!?」 
鳩山由紀夫
仲井真弘多沖縄県知事
「今さら何を言ってるんだ!」 
仲井真弘多

 

 

この時点で当然ですが「県外移設」に期待を寄せていた沖縄は、なぜ?「辺野古周辺」に戻ったのかという政府の明確な説明がないことなどにに態度を硬化させ、その怒りも爆発することになります。

そして、結局、辺野古移設案の実現は事実上不可能との考えを示し、「普天間基地・辺野古移設問題」は振り出しに戻ってしまいました。

これにより、当初予定していた2014年までの移設も難しくなってしまいました。


 国・県・アメリカ 

2006年
沖縄県知事 仲井眞弘多氏当選 基地建設容認派

2008年
沖縄県議会が辺野古移設に反対決議

2008年
沖縄県議会議員選挙沖縄では辺野古移設反対派勝利

2009年
衆議院議員選挙沖縄では辺野古移設反対派勝利

2010年
名護市長選挙沖縄では辺野古移設反対派勝利

2010年
名護市議会議員選挙沖縄では辺野古移設反対派勝利

 

※ 2009年に「普天間基地の県外、国外移設」「最低でも県外移設」と言っていた鳩山由紀夫氏が総理になったことで、反対派も容認派も県外移設で一致してしまいます。そして、結果として結局「辺野古移転」に話が戻るということになっちゃいまいたから、沖縄県は激怒なわけです。

「普天間基地・辺野古移設問題」ココまでのまとめ

普天間基地

沖縄県民の怒りが最大級になった感じですが…「普天間基地・辺野古移設問題」は、1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」がトリガー(引き金)になり表面化した問題です。

歴史的な背景から色々な問題、政権交代や選挙制度の問題、アメリカの問題など多くのことの影響から現在のような状態にこじれてしまっています。

また、普天間基地を他の人が住むどこかに移すということでは本来の解決にならない!当然ですが、無人地帯へという考え方で、辺野古沖移設案になったり…滑走路や固定翼機の飛行ルートが市街地から離れるよう海上へ基地を建設する!という辺野古移転案が当時、正当とされました。また、それにより事故・騒音問題は改善されると考えられたわけです。

また、普天間基地が危ない、街中にある。という点ですが…これは実際には、普天間基地運用開始の1945年当時は現在のようには集落は密集しておらず、集落は普天間基地の運用開始後に徐々に密集していった。というのが事実になるということもお伝えしておきます。但し、基地があるここは日本だということも忘れてはいけませんが…

このように、色々な人が色々な立場での発言、ことを進める、そんなためにここまで拗れたとも言えるわけです。本当に難しい問題だと思います。なんとなくここまでは理解していただけましたでしょうか?

 

それではこの辺で少しだけ難しい話から離れ、エリアの情報や自然のお話などをします。政治的な背景はちょっと休憩。

辺野古って、沖縄県のどの辺りなの?

辺野古地図

住所でいうと、〒905-2171 沖縄県名護市辺野古。ちょうど沖縄県の真ん中より少し北部寄り辺りの東海岸に位置しているのが辺野古です。エリアとしては沖縄県北部になります。

辺野古の海

こんなに綺麗な海があるところです。(沖縄県では普通なのかもしれませんが…)

また、最初にお伝えした、国の天然記念物に指定されているジュゴンも目撃されていますし、調査をした結果海藻を食べた痕跡も見つかっているようです。

しかも、沖縄防衛局がまとめた環境影響評価(アセスメント)によると、辺野古沖の大浦湾一帯に生物5334種もの生息が確認されていると、さらにこの内、絶滅危惧種はジュゴンのほかにアカウミガメとアオウミガメ、ベニアジサシ、ヤドカリ他節足動物、海藻類など262種にもおよぶそうです。

辺野古 海岸

なので、自然保護ということで環境保護団体等が反対運動をされているのも、理解はできます。もちろん、では基地はどうするんだ?ということは考えないといけませんが。

沖縄の基地って、そんなに多いの?

沖縄本島アメリカ軍基地出典:読谷バーチャル平和資料館

日本各地にある米軍基地の数や面積からいうとどうなのか?

良く言われる「日本にある米軍基地の75%が沖縄にある」なんてお話がありますが、実際には自衛隊と使用している、共用基地というものを含めずに米軍のみの基地の割合だそうです。米軍基地反対派が作り上げた数字のように言われていますが、実は防衛省が発表している数値のようです。

それにしても、どこを走っても基地があるので、私はここはどこの基地ですか?と毎回一緒に行動する人に聞いちゃいます。また、キャンプシュワブと隣接しているキャンプハンセンには行ったことがあります。といっても「キャンプハンセンのハンセン・フェスタ2015」というイベントですが…

関連記事▶ 沖縄県金武町にあるキャンプハンセン(米軍基地)に行って考えた5つのこと

辺野古には米軍基地が既にあるのになぜ?辺野古なの?

普天間飛行場出典:wikipedia

辺野古には、キャンプシュワブという米軍基地が既にあります。(正確にはキャンプというのは駐屯地なので、基地ではないようですが…)それなのになぜ?辺野古に移転先が決まったのか?そんな疑問があると思います。

写真を見てお分かりと思いますが、この全長2700mの長~~い滑走路を移転しなくてはいけないので、どこにするのか?そんなことが議論されたりしたわけですが…

結局のところ、名護市しか受け入れてくれるところがなかったので、その結果として辺野古になったんです。この決断がどうだったのかはわかりませんが、苦渋の決断だったんだと思います。

そして、海上に滑走路を造るしかない!ということに…先にお伝えした、人のいるところに移転しない!ということで海上に滑走路を造るということになったわけです。

さて、それでは先ほどの続きをお伝えします。

「普天間基地・辺野古移設問題」の続き

2012年になると、再び政権交代。安倍晋三氏が再び総理大臣に就任すると、再び現行案で行くことになります。

 国・県・アメリカ 
安倍晋三総理大臣
「現行案を進めるので辺野古沿岸の埋め立てをさせてほしい!」 
安倍晋三
仲井真弘多沖縄県知事
「はい!」 
仲井真弘多

 

 

再び政権が変わり、結局は県外移転という話はなくなり、現行案で進められることになりました。

鳩山由紀夫氏が総理大臣時代当時にした発言「最低でも県外」の後、県外移設に傾いていた仲井真弘多知事も現行案を進めることを了承します。(仲井真弘多沖縄県知事は基地建設容認派です)

しかし、ここから再び新たな展開になります。

 

それが…

2014年辺野古移転反対派の翁長雄志沖縄県知事の誕生です。そして、稲嶺進名護市長も反対派。ということは、県知事、県議会、地元市長、地元市議会の全部が反対で一致しました。しかし、日本政府は…、そのことに耳を貸さず、粛々と工事を進めました。そこで地元と日本政府が激しく衝突することになります。

 

 国・県・アメリカ 
翁長雄志沖縄県知事
「辺野古移転反対」 
翁長雄志
県議会
「辺野古移転反対」 
稲嶺進名護市長
「辺野古移転反対」
稲嶺進
市議会
「辺野古移転反対」

 

安倍晋三
安倍晋三総理大臣
「現行案を進める」 

このことで、国と沖縄県が訴訟合戦を開始します。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設計画で、翁長雄志(おながたけし)知事による名護市辺野古沿岸部埋め立ての承認取り消しの是非を巡る二つの訴訟が2016年2月29日、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎(たみやとしろう)裁判長)で結審した。

判決期日は、国が知事に取り消し撤回を求めた代執行訴訟が4月13日、知事の取り消しの効力を執行停止とした国土交通相の決定についての訴訟が3月17日に指定された。代執行訴訟での和解協議は継続されることになり、国交相の決定についての訴訟でも和解が勧告された。

出典:毎日新聞

この上記の裁判の閉廷後に裁判所が、国、県それぞれと非公開で和解案について協議したようです。

県の代理人によると、代執行訴訟で示していた「暫定的」な和解案について手続きなどをより具体化したものを、多見谷裁判長が提示し、二つの訴訟でさらに検討するよう促した。とのことです。しかし、日本政府は裁判所が示した和解案を受け入れる、受け入れないにかかわらず、辺野古の埋め立て工事を進める姿勢を変えてはいません。

そして、先日発表がありました。

安倍晋三首相は2016年3月4日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が示した工事の中止を含む和解案を受け入れる方針を表明した。県側も受け入れ、和解が成立した。国、県双方の対立が続けば、移設計画も危うくなるとして受け入れを決断した。今後は沖縄県との再協議が焦点となる。

首相は官邸で記者団に「辺野古移設が唯一の選択肢であるという国の考え方に変わりはない」としながら「国と沖縄県が訴訟合戦を繰り広げている関係が続けば、結果として(普天間飛行場が)固定化されかねない」と強調。工事中止を関係閣僚に指示したと明らかにした。

出典:共同通信

一旦、揉めるのをやめて前向きに沖縄県、名護市、日本政府とで話さないと、普天間基地も返還してもらえなくなるよ。そんなことが日本政府が和解案を受け入れた理由のようです。

まだまだ、続きます。

そして、その後…

2016年7月22日

 石井啓一国土交通大臣が翁長雄志沖縄県知事を相手に不作為の違法確認訴訟を福岡高裁那覇支部に提訴。

 (※不作為の違法確認訴訟とは…不作為が違法であることを確認する訴訟で、ある申請に対して行政庁の返事がなく不作為が続く場合に提起されます。例えば、建築確認申請を出したが、行政庁が返事をせず不作為が続く場合など…)

 

2016年9月16日

福岡高裁那覇支部は違法確認訴訟で知事の承認取り消しは違法と判断。国の主張を全面的に認め県が敗訴。

2016年9月23日

沖縄県が福岡高裁那覇支部の判決を不服として最高裁へ上告。

そして、2016年12月12日速報。

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が翁長雄志知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で最高裁は12日までに、上告審判決を今月20日午後3時に言い渡すことを決めた。辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しを違法とし、知事が敗訴した福岡高裁那覇支部の判決の見直しに必要な弁論を開かないため、県側敗訴が確定する見通し。知事は今後、埋め立て承認取り消しを撤回する手続きに入る。

国は早期に埋め立て工事を再開する考え。ただ、国が工事を進めるために必要な設計概要や岩礁破砕の許可申請に対し、県は不許可とすることを検討。埋め立て承認の撤回も視野に入れている。新基地建設を巡る国と県の争いは新たな段階に突入する。

 

新基地建設を巡っては、翁長知事が昨年10月に埋め立て承認を取り消し、翌月に国が県を相手とする代執行訴訟を高裁那覇支部に起こした。県側も国に対して抗告訴訟を起こすなどして対抗。3月の和解後で、代執行訴訟などの取り下げと工事の停止が決まった。

 

和解後に国と県は「円満解決」に向けて協議したが、「辺野古唯一」を掲げる国と「新基地建設阻止」を訴える県の溝は埋まらず、7月に国が違法確認訴訟を高裁那覇支部に提起した。

 

同支部の多見谷寿郎裁判長は9月に「仲井真弘多前知事の判断に瑕疵(かし)はなく、翁長知事の取り消しは裁量を逸脱しているとした」と判決。知事は「憲法や地方自治法の解釈を誤った判決で、到底受け入れられない」と批判していた。

出典:沖縄タイムス

この段階で最高裁に上告しましたが、辺野古移設は国が勝訴、沖縄県の敗訴が確定することになりそうです。

2016年12月20日

沖縄県が敗訴 最高裁は上告退ける判決を出しました。

琉球新報によると…

翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を相手に提起した不作為の違法確認訴訟で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日午後、上告審の判決を言い渡し、県の上告を退けた。国の請求を認め、承認取り消しは違法だとした福岡高裁那覇支部の判決が確定した。

判決を受けて翁長知事は年内にも承認取り消しを「取り消す」見通しで、国は年明けにも埋め立て工事を再開する構えだ。一方で、翁長知事は辺野古への新基地建設阻止の姿勢を堅持する方針を示しており、新基地建設を巡る県と国の対立は新たな局面に突入する。

出典:琉球新報

とされています。

要約すると、国が勝訴し、沖縄県が敗訴したということです。

国はおそらく工事の再会を開始を!翁長知事はこの承認取り消しのさらなる取り消しを求め新たな局面に突入ということになりそうです。

また、名護でのオスプレイの事故のこともあるのでさらに泥沼化する可能性もあります。

辺野古の美しい海

ここまで記事を書いて来て基地の問題はわかりますし、長引けば長引くほど税金が掛かることもわかります。

しかしこの美しい海を埋め立てないと本当に解決できないのか?もう一度国民全員で考えてることはできないのかな?なんて個人的には思ってしまいます。

まとめ

結局のところ、政治的な背景がとっても強い問題。なんてことがおわかりいただけたのではないでしょうか?

また、このまま進むと辺野古に移転するしかない。ということもお分かりいただけたと思います。実際にはどうなるのかは全くわかりませんが…今後どうなっていくのか注目してください。

今回読者の方はあまり、関心のないところだと思いお伝えするのを少しためらっていました。しかし、こういうメディアで読んでいただき、興味を持ってもらう!そんなことがとても大切なんじゃないかな?なんて考えてあえて記事にしました。実際、私も1週間近く色々と調べ、丸2日間掛けて記事にしましたが、いまだによくわからないこともあります。

ですが、テレビなどで宜野湾にディズニーランドが来たら嬉しいですか?なんて番組をやているのを見て、とても疑問を感じるわけです。情報操作してるのかな?とか…

その裏側ではこんなことが繰り広げられているのが沖縄の現状だということもわかって欲しいかな?なんて思います。そして、皆さんが来る美しい海にも悲しい戦争の歴史があることをいつまでも忘れてはいけないんじゃないかな?そんなことも思います。

お常に読者さんにとって価値のある情報とは何なのか?そんなことを考えながら記事を書いていきたいと思います。

2017年4月25日、新たな進展…

2017年4月25日午前9時20分

沖縄県防衛省は、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に向け、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を埋めたてる工事に着手しました。

着手したのは、米軍キャンプ・シュワブの北側の「K-9護岸」と呼ばれる部分で埋め立て区域の外枠となる堤防の一部とされています。

また、護岸が完成した部分から土砂で埋めたてる計画としていて、今後は原状回復などが困難になり、1996年の普天間飛行場返還合意から21年、辺野古移転問題のトリガーになった1995年9月に発生した「米兵少女暴行事件」から22年、新たな局面を迎えていると言えます。

このまま進展するのか?また、見守って行きたいと思います。

2017年10月25日埋め立て開始から6ヶ月衆議院選挙も終わり…

埋め立て開始から6ヶ月経った、2017年10月25日は埋め立て工事は行われませんでしたが、反対派がカヤックなどで海に出て反対運動をしました。

また、10月22日に投開票が行われた衆議院選で、沖縄は4区ある選挙区のうち3区で辺野古埋め立て反対派で翁長雄志知事が支援する「オール沖縄」の議員が当選しました。

これをキッカケにまた、中央とは激しいやり取りがはじまるのか?また、今後どのように進んでいくのか?注目していきたいところです。

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せっきぃ

せっきぃ

ダイビングをするために若いころは良く沖縄に通い、最近では離島にふら~~とゆっくりするために行ったり、沖縄本島にふら~~と行ったり根っからの沖縄好き。

ナイチャーの視点で沖縄の良い所を取り上げたいと思います。特にグルメリポートやレシピ、遊び全般・・・そんな感じで。

そして、2019年に移住してしまいましたので、移住についても書いていきますね。ゆたしく、うにげーさびらー。

趣味はダイビング・シュノーケリング
好きな食べ物は、焼肉・鮨

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