沖縄のお酒と言えば、言わずと知れた「泡盛」があります。

そしてビンテージの古酒(くーす)も有名です。今回は、多くの種類がある泡盛の中から、自分好みの泡盛を見つける方法はないかと、国際通りに4店舗を構える、古酒家さんに聞いてきました。泡盛の上手な選び方を是非参考にしてください。

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泡盛と古酒(くーす)について

「あわもりとこしゅって?」とよく聞かれます。あわもりは沖縄を代表するお酒、そして、こしゅは、古いお酒と書いて、沖縄では「くーす」と呼びます。泡盛と古酒について簡単な説明をします。

泡盛は、タイ米が原料の黒麹菌を使った独特の香りがある蒸留酒です。その長期熟成されたものが古酒(くーす)と言われるものです。

古酒(くーす)について、もう少し詳しく調べてみますと、3年以上熟成された古酒が50%以上入っていれば、一般酒(泡盛)とのブレンドでも古酒と表示して良いそうです。しかし、7年、10年と年数が表示された古酒は、100%量、表示期間熟成されたものでなくてはならないのだそうです。

ブレンドした場合には、必ず、熟成させた年数が若い方の年数を表示しなくてはならず、例えば、20年熟成させた古酒に少量でも7年古酒がブレンドされていれば、7年古酒と表示せねばならないという規制があるそうです。裏を返せば、3年、7年と表示された古酒の中にも20年ものが混ざっている可能性も無きにしも非ずです。微妙な味わいが判る舌自慢の方は試飲で嗅ぎ分けられるかもしれません。(笑)

ビンテージ棚

品ぞろえ抜群・古酒家

古酒家さんは、沖縄県内の蔵元のほとんどの泡盛が置いてあるお土産と泡盛・古酒(くーす)の人気のショップです空港のお土産屋さんにも置いてない古酒があり、商品によっては、送料無料のサービスもあります

また、一部を除き、泡盛(古酒)を快く試飲させてくださいますので、お土産などの贈り物に味を吟味した上で選ぶことが出来ます。

古酒家古酒家店内

お店で人気№1の古酒(くーす)とは?

お店では、販売されている泡盛に、女性・男性・初心者にわけて、ランキングがつけられていて、泡盛のことが分からないー厳選している時間がないーという方も、ランキング1位、2位を買えば、はずすことはないのかなと思います。

みなさんに、味をお伝えするために、女性ランキング一位の古酒を試飲させていただきました。その名も古酒家、お店の名前と一緒です。ランキングが店名と一緒なので、一瞬、怪しいと疑ってしまいましたが、試飲してみると、まろやかさと香りの良さと美味しさに1位であることに納得しました。(疑ってごめんなさい)

泡盛ランキング

地下まで続く泡盛や古酒を試飲しながら見学

店内にびっしりと並べられた泡盛や古酒を見ながら、階段を降りますと(階段の壁にも並んでいるのですが)地下には見たことも無いほどの数が並んでおり、壮観な感じすらします。また、階段を降りてすぐのところには、ビンテージ品が置いてあり、価格に目を見張りました。

さて、どんな味がするのでしょう?先ほどのように、みなさんにお伝えするために、試飲するしかない!とお願いはしてみたのですが・・・残念ながら貴重なビンテージ品の試飲はできませんでした。それは、当然のことと分かっていながら・・・すみません。

ビンテージの泡盛は、買って飲むしかありませんが、不思議なことにただ見ているだけで少し満足している自分がいました。

古酒家地下

泡盛は自宅で熟成できる

お店の方によると、古酒と言っても、古酒という表示(ラベル)のみされているものは、3年ものだそうです。

長期熟成古酒は、7年とか10年と年数が表示されているということです。しかし、3年ものと言っても馬鹿には出来ません。なぜなら、泡盛は瓶詰めされた後も熟成するのだそうです。気の長さは必要ですが、いただいた泡盛や自分で気に入って買った泡盛を飲まずに置いておき、どんな味になるのかと楽しみながら数年待てばいいのです。

もしかすると、先ほどの満足感はこの話を聞いたからかもしれません。待っていれば熟成するのですから、自分でビンテージ品を作れちゃうんですもの。ふと、自宅で熟成中の泡盛を並べて、にやにやしている自分を想像してしまいました。

泡盛ビンテージ品

甕や琉球ガラスに入った泡盛

泡盛には、甕やシーサー型の陶器や琉球ガラスの瓶に入ったものがあります。

価格は、容器代にコストがかかっておいるため高めです。しかし、甕も陶器もガラスもどれもそれぞれに利点があり、泡盛を生かしています。飲んで美味しく、飾って美しく、待って(熟成させて)楽しいというミラクル3点メリット付きです。(笑)

もし、これらをお土産にもらえれば、私なら感謝感激です。お正月用の干支にちなんだものもありました。金ピカでとても縁起が良さそうでした。

甕シーサーなど

泡盛・古酒を自分流に選ぶ

私がお店で購入を決めた古酒(くーす)は、瑞穂酒造さんの10年古酒古都首里です。

それほどお酒が強くない私は、幾つも試飲するわけにもいかず、まずは、熟成年数、蔵元、アルコール度数などを見ながらインスピレーションで選び、試飲をさせていただきました。味は、10年熟成ながら泡盛独自の香りを残しつつ、軽めですが引き締まった味わいです。食事をしながら飲むのにどの料理にも合いそうでしたので購入することにしました。その時点で予算を2千円程度と決めていましたので、丁度良いものが購入できました。

古酒は、泡盛より価格が若干高めです。千円台のものから5千円台のものもあり、一番高いものは5万円以上します。決め手はやはり試飲です。試飲して味と価格が自分の目的に合ったものを選ぶのが良いようです。もちろん、古酒でなくても泡盛も美味しいものが沢山ありますので、お見逃しなく。

泡盛購入品とお店の方

泡盛の情報誌を見てみる

古酒家さんには、泡盛専門の情報冊子が置いてありました。開いてみると、最初のページに国際品評会モンドセレクション最高金賞受賞(2012年~2015年 4年連続シリーズ3商品で受賞)というタイトルの横に首里城正殿という名前の古酒(くーす)の写真がどどーんと載っているのを見て、金賞受賞や限定という言葉に弱い私の目は、釘づけになってしまいました。

試飲しておけば良かったと思いながらページの下の方に目をやると、製造会社である「まさひろ酒造」さんの工場見学とあります。入場は無料で年中無休(年末年始5日間を除く)とあり、ビンテージ泡盛の展示と古酒の試飲コーナーとあります。

さらにページの角にミニチュア泡盛プレゼント券が付いていました。さらにさらに、まさひろ酒造さんの工場見学のホームページには、泡盛まさひろギャラリーでのお買い物クーポン券がありました。10%割引の他にプレゼントや琉球衣装の無料試着まであります。これはもう、次回行くしかないと思いました。

泡盛冊子

泡盛の工場見学できる蔵元を調べてみる

冊子の工場見学の宣伝を見て、ふと他の蔵元はどうなのだろうと思い、沖縄県酒造組合さんのホームページを開いてみると、ありました。

その前に沖縄県酒造組合さんのホームページには、泡盛や古酒についての歴史から楽しみ方、健康や美容効果まで詳しく解説されています。そして、工場見学については、宮古、八重山地区を含め31社が見学させてくれるようです。お出かけの際は、営業日や時間帯以外にクーポンなどのお得情報があるかもしれませんので、それぞれの蔵元のホームページもご確認の上、お出かけされることをお薦めします。

泡盛工場見学沖縄県酒造組合HPより引用

まとめ

泡盛は、沖縄独自で培われた日本最古の蒸留酒です。ある酒造元には100年古酒が保存されているそうです。瓶に詰めても熟成を続ける庶民に優しいお酒です。もちろん飲み過ぎはいけませんが、泡盛は低カロリーで血栓を溶かしやすいという研究結果もあり、健康や美容にも良いお酒だということも分かりました。

ネットでなんでも買える近頃ですが、いくつもある蔵元のいろいろな種類の泡盛や古酒の試飲が出来るのは、泡盛専門のお店だけです。お土産や自分用に購入する際は、試飲が出来る泡盛専門店を是非一度覗いてみてください。お料理や飲む時のシチュエーションを想像しながら、また、お土産を渡す相手の方の笑顔を想像しながら、泡盛と古酒の香りに包まれる楽しい時間が過ごせると思います。