泡盛好きな方なら恐らく多くの人が思う、「泡盛をもっと周りの人にもおすすめしたい」ということ。私もその中のひとりです。
しかし、普段からお酒を飲んでいる人でも泡盛にはなかなか手が出せない人が多いようです。そういった方には、カジュアルな泡盛を試してみるのはいかがでしょうか?
沖縄県那覇市にある久米仙酒造は、泡盛文化の伝統を守りながらも日々泡盛の可能性を引き出す研究をしており、泡盛好きな方はもちろん、泡盛初心者や女性にも人気のある酒造です。
歴史・泡盛の新たな可能性を追求する酒造
久米島出身の創業者が那覇市で1952年(昭和27年)に創業しました。それまでは家庭でも大きな一升瓶などでお酒が飲まれていましたが、卓上ボトルを開発して手軽に晩酌が楽しめるようにしたり、ボトルのデザインにこだわるなどして若者・女性ファンの層を増やし泡盛の消費量増加に貢献しました。
1982年に発売した、オーク樽を利用して作った琥珀色の古酒「奴樽蔵(やったるぞう)」は大変な人気で、樽を新たに追加して生産量を増やしました。
また、原料となる良質な米を求めて内モンゴルに工場を建設し、1995年に「響天」を発売。無農薬のジャポニカ米を使ったモンゴル産の泡盛は話題を呼びました。近年では、異業種とコラボし数々の斬新な商品を生み出しています。
特徴・若者や女性に人気があるお洒落な泡盛
できる限りろ過をせず原酒本来の香りと味わいを保つなど、約600年にも及ぶ泡盛文化の伝統を重んじながらも、「一歩進んだ泡盛づくり」をモットーに積極的な商品開発に乗り出しています。
ピンク色のボトルが可愛らしい古酒(20度)や、キャラメル風味の泡盛珈琲、ヘーゼルナッツ風味のエスプレッソコーヒーリキュールなどは女性に喜ばれる商品です。
また、2017年4月に発売された「G.E.M.」(ジェム)は、オーク樽で熟成させた原酒と20年以上寝かせた秘蔵の樽原酒20%をブレンドしたウイスキーのような色合いのリキュールで、全日本酒類コンクールで第一位特別賞を受賞しました。
受賞
泡盛鑑評会 沖縄国税事務所長賞 2010年、2013年、2014年、2015年、2106年
銘柄
「久米仙」
度数25度~30度
「奴樽蔵」
度数25度
「正蔵」
度数25度
「久米仙原酒」
度数58度
「くろ」
度数30度
「響天」
度数30度
詳細情報
会社名
久米仙酒造株式会社
住所
〒902-9974 沖縄県那覇市仲井真155
電話番号
営業時間
10時~15時(12時~13時昼休み)
定休日
土曜日・日曜日・祝日
入場料
見学は無料
クーポン・割引
なし
所要時間
30分
アクセス
【車】
那覇空港から約20分
カーナビ設定
MAPCODE 33 099 059*07
駐車場
あり
【バス】
那覇空港「国内線旅客ターミナル」より系統152番イオンモール沖縄ライカム線・イオンモール沖縄ライカム行にて「国場」下車約17分、久米仙酒造まで徒歩約2分
※ バスに関しては色々な経路がある中の一例です。
地図
ストリートビューで見る
工場見学
料金:無料
開催時間:10:00~17:00(12:00~13:00休み)
定休日:土曜日・日曜日・祝日
所要時間:約30分
セールスポイント
本来の泡盛の美味しさを保ちつつ、泡盛初心者の方や女性にも気軽に呑んでいただけるような、進化した泡盛づくりに挑戦している酒造です。大きな工場や沢山並んだ貯蔵タンクなど、大変見ごたえのある工場見学も開催していますので是非ご参加ください。
お客様の声・口コミ
甘み、辛み、旨みが口の中に一気に広がる
舌に広がる泡盛の甘み、鼻に抜ける香りも爽やか
まとめ
長い歴史を持つ泡盛の伝統を残しつつ、斬新な商品を生み出している久米仙酒造。話題性のあるインパクトの強い商品によって泡盛に興味を持ってもらうことで、深刻な泡盛離れに歯止めをかけたいという思いもこもっています。
女子会などで久米仙酒造のお洒落なボトルをテーブルに置いてみてはいかがでしょうか。