あんだんすー とは沖縄の方言で、「あんだ」は油「んすー」が、「みすー」=みその意味で、「油みそ」と言われる、沖縄の保存食です。

地方によって、その土地に伝わるオリジナルのみそがあると思いますが、沖縄のあんだんすーは、何にでも使える万能みそなんです。今回は、あんだんすーの作り方と、あんだんすーを美味しくいただくレシピをご紹介します。

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沖縄の「あんだんすー」

コンビニ ポーク卵おにぎり
沖縄のスーパーやコンビニでも、あんだんすーおにぎりや、ポーク玉子おにぎりの中にあんだんすーが入っています。多めに作っておいても、日持ちもするので、うちなーんちゅにとっては、とても人気のある保存食なんです。

味噌

なぜ、あんだんすーが沖縄で保存食として愛されているのか、
wikipediaによりますと、

アンダンスーは、沖縄料理の一つで、味噌を豚の脂肪(ラード)で炒めたもの。食用の舐め味噌の一種。油味噌(あぶらみそ)、アンランスー、アンダンス、アンダミスーとも呼ばれ、ご飯に乗せて食べる他、おにぎりの具として中に入れられることが多い。アンダは油、ミスーは味噌の意味。

味噌と細かく切った豚の脂身を炒め、砂糖や酒(泡盛)などで調味して作られる。地域によってはソテツの麹を用いた蘇鉄味噌が用いられることもある。味噌も豚の脂肪も、高温多湿の沖縄の環境下では重要な保存食であり、その二つを結びつけた一種の常備菜としての性格を持っていたのがアンダンスーであった。

もともとは各家庭で作られる保存食だが、現在は市販品も多く販売されている。また、地域によっては豚肉でなく、魚や貝、タコなどの海産物を加えたアンダンスーも生産されている。

出典:wikipedia

寒い地方にも、オリジナルのみそや、佃煮などがあるように、沖縄でも昔から、保存食としてあんだんすーが食されているんですね。

材料

あんだんすーの作り方は、家庭によって違います。私が習った2通りの材料でご紹介します。

豚ばら 100g、みそ 100g、砂糖 80g
隠し味に泡盛(酒)、ショウガ、鷹の爪などです。

作り方

豚バラ
ゴロゴロした食感を楽しみたい方は、豚バラ肉や、豚かたまり肉を細かく刻んで作る方法もありますが、おばぁは、豚ミンチを使用します。

ミンチと味噌

なぜミンチなの?と尋ねると、「豚肉を刻む手間もないし、一番簡単だからよお~」とのこと。おばあの料理はいつも大胆です。

他のレシピも気になる方は、ぜひご覧ください。
▶︎ 沖縄料理レシピ

フライパンが温まったら、油は入れずに、豚ミンチ、味噌、砂糖を一気に入れます。とにかく全部です。

あんだんすー材料
沖縄料理店を営む、おばあの作るあんだんすーの分量は、かなり大量です。ご了承ください。

ちなみに、おばあの作ったこの時の分量は、豚ミンチ 2kg、ミックス味噌 2kg、砂糖 2kgです。これを豪快にすべて鍋に入れて作ります。材料の割合を、1:1:1と覚えておけば、簡単なのですが、おばあの味噌はかなり甘いので、砂糖の量は調整してみてください。

弱火でひたすらかき混ぜます。こげないようにひたすらかき混ぜます。

あんだんすーかきまぜ
お好みで、泡盛、鷹の爪、ショウガを隠し味に入れます。みそが、表面で気泡がはじけるような感じになったら出来上がりです。

一気に大量に作っても、あんだんすーは、冷凍庫に入れておけば、かなり長い期間保存がききます。味噌は、冷凍しても固まらないですものね。

あんだんすーを美味しくいただくレシピ

あんだんすーの楽しみ方は、人それぞれ。個人的な私の好みと、沖縄の親戚に聞いた、「あんだんすーを美味しくいただくレシピ」をご紹介します。

1.ご飯の上

ごはん
やっぱり白いご飯にあんだんすーが美味しい!

2.おにぎり

おにぎり
あんだんすーおにぎりは沖縄では、コンビニでも普通に並んでいるメジャーな商品です。おにぎりの具として、やはり美味しいです。

3.豆腐の上

とうふみそ
沖縄は、島どうふもかなり美味しいので、私は個人的に、豆腐の上にあんだんすーを載せて食べるのが好きです。

4.キュウリ

もろきゅう
もろきゅう的な感覚で楽しみます。

5.野菜スティック

野菜スティック
キュウリだけでなく、野菜スティックにつけて食べるのも美味しいです。ちょっと邪道ですが、あんだんすーにマヨネーズを混ぜるとまた美味しいですよ。

6.茄子の味噌焼き

味噌いため
沖縄おばあは、あんだんすーをお手軽料理に使います。茄子を素焼きして上にあんだんすーをのせたり、茄子とあんだんすーを炒めるだけの簡単料理も作ります。

7.食パンに塗る

トースト
白いご飯に合うなら、当然、食パンにも合う。親戚のおばあは、食パンに塗って食べていました。

まとめ

沖縄の人が考えた保存食。とにかくなんでも合います。暑い沖縄でも、冷凍庫、冷蔵庫で保存できます。沖縄のスーパーに行くと、オリジナルのあんだんすーが売っています。どれがいいか迷ってしまうのですが、こればかりは食べてみないとわかりません。

今回ご紹介したレシピは、一番簡単に作れる、おばあのあんだんすーでした。
お好みで鷹の爪をさらに多く入れれば、ピリ辛で美味しいですし、カツオ節を入れてもまた風味や食感が変わって美味しいです。

自家製あんだんすーということで、オリジナルの味噌を作って、楽しんでみてください。