車社会の沖縄県。沖縄県民が普段の移動手段に使う大動脈、国道58号線

レンタカーを利用したことがある方なら1度は通ったことがあるでしょう。現在は高速道路の普及により、那覇から名護までひとっ飛びで移動出来てしまいます。なので、せっかく沖縄県に来たのに、高速道路に乗ってしまうと防音壁に囲まれてしまい、きれいな海も南国らしい花やヤシの木もあまり見ることが出来ません。

そこで今回は、あえて高速道路は使わずに国道58号線をのんびりドライブしながら北上し、寄り道スポットも含めてご紹介します

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国道58号線の歴史

国道58号線の歴史は古く琉球王朝時代から宿道(しゅくみち)として利用され、首里城から名護・今帰仁・本部・国頭まで伸びていました。首里城まで人や物資を運ぶ役割を果たし、琉球王朝時代も主要道路として人々に利用されてきました。読谷村辺りでは中間地点の地域であったため宿場町として栄えていたようです。

時が経ち、戦禍に追われ少しずつ形も変わりました。戦争中は滑走路として利用しようという考えもあったようです。アメリカ統治時代「Highway No.1」と呼ばれ那覇軍港→普天間基地→嘉手納基地などを繋ぐ軍用道路となっていました。自動車の対面交通はアメリカ式の右側通行でした。

1952年(昭和27年)琉球政府道1号線と名前を変え、1972年(昭和47年)5月15日沖縄返還と共に、鹿児島市から伸びる国道58号線へと名前を変えました。

1978年(昭和53年)7月30日、通称730(ナナサンマル)の日、対面交通が左側通行に変わりました

お年寄りはいまだに1号線と言う方もいらっしゃいます。おじぃが言うには、1号線から58号線になるなんて、道路も歳をとるんだね~テーファーなおじぃなので聞き流してください。(笑)

(※テーファー=冗談や面白い)

時間帯

通勤ラッシュ時は避けて下さい

那覇市内の渋滞は日常茶飯事です。ただでさえ混み合っているのに通勤ラッシュ時に出発したら、イライラの原因になります。ホテルでゆっくり朝食をとり、9~10時頃からのんびり出かけて下さい。狭い沖縄県ですからドライブ目的なら半日あればけっこう楽しめます。

快適なドライブのために気を付けたいこと

スピード違反

国道58号線はだいたい50kmから60kmの速度標識が立っています。

ところが、スピード違反の車が多いこと!時速30~40km前後で一番右車線を走っていたり、広い3車線をノロノロ運転の車にふさがれたり…スピード出しすぎも事故の原因ですが、遅すぎるスピード違反車両がたくさん走っています

よ~んな よ~んな(ゆっくり ゆっくり)海や花やヤシの木を眺めて走っているのでしょうか。

YナンバーやAナンバー

日本人の車はひらがな1文字が付いていますが、米軍基地関係者の車はYやAといったナンバーが付いています。右側通行に慣れているせいか、一番左車線から思いっきり追い抜いて行くことがよくあります。事故にあったら手続きが面倒らしいですよ。

スクーターやバイクに注意

渋滞の多い沖縄県、スクーターやバイクが堂々と車と車の間をすり抜けていきます。以前、ミラーをコツンと当て逃げされたこともあります。車線変更の時、左右を確認しないと死角にバイクが隠れている可能性もあります。

信号機が少ない

北谷町辺りまでは普通の都市を走っている感覚ですが、読谷村付近からだんだん信号機の数が減り、恩納村では運が良ければ1回も赤信号で止まることなくスムーズに走れます。

先日、沖縄のローカル番組で恩納村ドライブで何回赤信号で止まるか?というオモシロネタをやっていました。安全のために信号はあった方がいいのですが、スムーズに走れるとドライブは楽しいですよね。

思わず笑ってしまうようなものに遭遇できるかも?

いろんなものが運ばれる

ドライブ中、読谷村手前で祭りの準備なのか?船?置物?の運搬しているトラックに遭遇しました。大きな目がこちらを向いてギロッと見てくる。(笑) こんな大きなものも運ぶのかと驚きました。

また、収穫時期になると、サトウキビや紅芋など沖縄県名産の作物を、若干積載オーバーぎみで積み込まれ走っている車を目にします。

紅イモ運び

エイサーの時期には軽トラックの荷台に人が数人乗って移動する光景も見られます。※本当はだめですよ。(笑)

有名なエコカー

エコの意味をはき違えているのでは?車の屋根にガーデニングがされている車が走っています。

見つけた瞬間思わず二度見!屋根の上の芝生のようなものから、ガジュマルやオオタニワタリなど沖縄の植物が生い茂っています。車検の時は外せるようになっているそうです。(笑)

先日、見かけました。

有名なおじぃ

神出鬼没のポンポンおじさん。別名おはようおじさん。花おじさん。バズーカおじさん。ヘルメットに花を付けて、迷彩柄の服を着て200歳まで生きたい!と書いた看板を付けた原付バイクで移動しています。

おはようおじさんという名のとおり、見かけたら挨拶してくださいね。先日、浦添のA&W付近で見かけましたよ。

浦添市

港川ステイツサイドタウン

アメリカ統治時代の外人住宅をリフォームして、カフェやレストラン、雑貨店など20~30店舗が出店する今人気急上昇のスポットです。

港川キャッチ

ブルーシールアイスクリーム本店

アメリカ生まれ沖縄育ちのアイスクリーム店です。アイスクリームもおすすめですが、私のおすすめはマンゴースムージーです。ドライブのお共にいかがですか?

ブルーシール本店

A&W牧港店

昔からのスタイルそのままのドライブスルー?スルーと言うよりドライブイン?

車を止めてマイクに向かって注文すると、スタッフが持ってきてくれるというスタイルです。私の主人の時代はローラースケートで滑りながら商品を届けていたそうです♪

A&W

宜野湾市

大山ファニチャーロード

アメリカへ帰る軍人が不要になった家具を売ったり、アメリカ家具好きな人が買いに来たりして栄えた地区です。

通りに面しているたくさんの家具屋さんが軒を連ねています。アンティーク家具。中古家具。米軍払い下げ家具。なぜか中国家具。チャンプルー文化の沖縄ではよく見る光景です。アンティーク家具に興味のある方はぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

ルート58号看板

米軍の車両に遭遇

さすが基地の町、迷彩柄の大きい軍用車両に出くわすこともあります。となりを走ると何か圧迫感がすごいです。

北谷町

米軍基地周辺ということもあり、雰囲気がなんとなくアメリカっぽいです。

アメリカンヴィレッジ

大きい観覧車が目印です。レストランやカフェ、ショッピングも楽しめます。

シーランド北谷店

釣り具やアウトドア用品、釣り船の手配など海のレジャーのことならシーランドへ。

読谷村

道の駅 喜名番所

道の駅と言っても売店やレストランはなく資料館があるだけですが、ここがだいたい中間地点になりますのでトイレ休憩してもいいですね~。

喜名番所

オキハム工場

巨大な牛と豚のハリボテの置物が目印です。

レストランや黒糖工場の無料見学、お土産品が販売されています。オキハムの工場見学は事前の予約が必要です

オキハム工場のハムやベーコンなど少し形が崩れてしまったB級品が格安で販売されています。中身の味は同じなので安く買えるのは工場直売の利点ですね。

オキハム

恩納村

やっと左手に海が見えてきます。ここからの北上ドライブは晴れていると快適です。

シーサイドドライブイン

昔からあるどこかアメリカンな雰囲気のドライブインです。ハンバーガーやスープなどのテイクアウトが出来ます。ステーキが美味しいレストランもありますので、ランチタイムに利用したいですね。

シーサイドドライブイン 外観

道の駅 おんなの駅

なかゆくい市場で旬のフルーツが販売されていたり、お土産品がたくさん販売されています。私のおすすめはかまぼこです。こちらに立ち寄る際は必ず購入します。

おんなの駅 外観

喜瀬武原の電照菊

12月から3月頃(清明祭)、まで菊の花の出荷が盛んになる時期、菊の花に一晩中電気を当てわざと開花時期を遅らせ出荷の調整をしているそうです。、今はイルミネーションの期と重なり、菊ミネーションなどと呼ばれ地元の人に人気のスポットになっています。

名護市

ブセナ海中公園

海中展望塔やグラスボートがあります。私は海中展望塔に行く時、橋の上から魚に餌やりをするのが好きです。

海中展望塔

万国津梁館

2000年九州沖縄サミットが行われた場所です。こちらの中庭に海が見えるカフェテラスがあり、ここからの眺めは絶景です。沖縄そばや、タコライス、また沖縄の素材を生かしたオリジナルデザートが楽しめます。

道の駅許田

私の大好きなえびす饅頭が販売されています。ここの宝くじは当たると有名です。

ふーこおすすめコース

いくつか寄り道スポットを紹介しましたが、全部めぐるとなると1日~2日くらい余裕がないと行けません。そこで、行きたい場所を3~4ヵ所に絞って余裕をもってドライブしたいものです。

私の場合、ドライブの時のミュージックはもちろん♪BEGINの国道508号線♪

浦添市のブルーシールアイスクリームでマンゴースムージーを持ち帰りで注文。宜野湾市・北谷町はアメリカっぽい雰囲気を楽しんで通過。

読谷村のオキハム工場で夕食のおかずGET♪恩納村で海を見ながら魚が釣れそうな場所はないかチェックしながら走行。名護市ブセナ海中公園でお魚に餌やり。

魚の餌
名護市の道の駅許田で野菜とえびす饅頭を購入。名護のおばちゃん家でゆんたく。帰り道、ミュージックチェンジ♪かりゆし58の電照菊。恩納村喜瀬武原の電照菊(菊ミネーション)を見る。

恩納村シーサイドドライブインでスープを持ち帰りで注文。帰宅。こんな流れです。

まとめ

主人が若い頃の国道58号線は今ほど建物もなく、海が一面に広がり、今よりもっと青かったそうです。

若気の至りで、那覇から原付バイクで国頭まで行った強者です。その時の思い出はケツが痛かった…そうです。観光で沖縄に来ていた時はいつも高速道路を利用していたので、主人が若い頃に走った国道58号線を私も走ってみたい!とリクエストしたところ、快くドライブに付き合ってくれました。

今では、国道58号線が気に入ってしまい名護のおばちゃん家に行くときは必ず走ります。読谷村を抜けるまではなかなか海が見えてこないのですが、恩納村に入ってから名護市までのシーサイドドライブは最高です。また、私はお魚が好きなので、ブセナ海中公園で餌やりをするのが今一番のお気に入りです♪楽しい発見だらけの国道58号線。まだまだいろんな発見が出来そうです。

高速道路も早くて便利ですが、たまには国道58号線をゆっくりドライブしてみてはいかがでしょうか?